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仕事は減るの?飲食店の将来性とAIの関わり方を52歳の調理師が語る

現在52歳、飲食店で調理に携わっています。長い間異業種の営業職をしていたのでこの業界はまだ7年ぐらいです。

まだ責任のある立場ではありませんので収入は年間400万前後です。今回は調理師の立場から見た飲食店の将来性と現状の課題についてじっくり考えてみたいともいます。

飲食業界が抱える大きな問題点とは?

  1. 人材不足の懸念が解消できないこと
  2. 労働環境と収入のバランスが悪いこと
  3. 目はトレンドに流されやすい国民性

この業界は人材不足が致命的ですこれは先々もそうそう変化はなさそうな気がします。ほとんどの飲食店が抱えている問題点ですね。

せっかくいいものもトレンドで流されてしまうのが日本人の気質で根付かずに終わるものが多すぎることだと思います。

目次

AI導入で飲食店がどう変化していくのか?

外食産業も大手チェーン展開の店舗はすでにAIに着手しているようですし、これは業界内の人間はおおよそ認識していることだと思います。

AIを導入することのメリットはサービスや商材に関して安定することですね。

生身の人間は個人差がありますからどうしても受ける印象もマチマチで、それが消費者サイドに反映されてしまいます

いい印象なら大きなメリットになりますが、みんながみんなそうでもないでしょうし、努力したから結果に結びつくとも言い切れません。

女性の可愛い子なら全部ゆるすとか、結構外見でサービスとかが決まってしまったりと、内容じゃない面で差別されているんです。

雇用する上でも神経を使う場面がよくあります。

いろんな角度で考えるとAIの普及は必要不可欠ですし、将来性で言うのならこれから大いに発展、普及するのは目に見えていると言えるでしょうね。

飲食業界の現状に照らし合わせると相当数の人員が整理される方向に向かうと予想しています。
では生き残る人材の可能性はと言うと、やはりカテゴリー別に特化されたスキルを持ち合わせていることが条件になるのでしょうね。

新しい発想を生み出すのはやはり人間であるべきでしょうし、また経歴など付加価値を求めた場合も人だからできることが多いはず、これは調理する立場の人間だけでなくサービスに従事する人間にも当てはまるかと思われます。

外食産業で利用者が求めるものには心地よい会話術が求められるものですが、それを「AIにどこまで期待できるか」となると疑問符がつきます。

個人的に感じるのは管理するポジションに該当する人材を重要視していく流れになるのではと。
その分該当者はギャラがアップしてしかるべきですが、携わる人員が減らされるというのもついて回りますね。

商売で考えれば結局固定費用はそう動かせないことが多いですから、その中で増える部分が大きくなれば反動で減らす部分も出てくるのは仕方なく、それで成立した商売が発展できるかどうかという気がします。

ただし導入する資金力があるかどうか、導入した企業とできない企業がどう共存できるかを考える必要性はあると感じます。

個人の調理師はAI時代にどんなスキルを身に着けるべきか?

正直なところ今の自分の力量と立場では手立てはありません。

ただ今後のために日々スキルを上げることだけは手を抜くことはできませんね。

どんな業界でも共通するようにトレンドを踏まえた事業でないとそうそう成功しない気がしていますので、頑なに職人気質を守るだけでは時代の流れに乗り損ねる危険性があります。

柱になるものは当然ありますが、それをクリアしてさらに臨機応変に情報収集と実践が不可欠でしょう。

ジャンルに偏りすぎると職を失う可能性がないとは言えないので、自分の持ち味と未開拓な分野を同時進行で見ておくことが大事だと思っています。

最近目立つのは本来飲食では業種ではない企業などの参入です。となるとますますAIに対して敷居は低くなるでしょうね。

本業でない以上は利益優先の考えが元になりますから。AIで効率化してアパレル業界、家電業界が飲食にいつ参戦してくるか分かりません。

例えばブルガリ、ルイヴィトン、グッチなんかもどんどん飲食店に入ってきてます。

そうなると異業種の人たちとのパイプ作りもやっておくべきだと思うのですね。

私の場合幸いですが、以前アパレルなどにも関わっていた時期がありますので、そういうジャンルの人たちとも情報交換したりしています。

現実的に過去の取引先が外食産業に参入していますし、ただの素人商売ではなく事業としてもかなり勢いがあります。

それがどこまで広がるかは別問題ですが、モデルケースとして出た以上は他の企業もその成功例を元に参入が増えると思われます。

個人的には限界がありますが、サービス面を強化して利用者の理解を得る努力はもっとするべきだと思います。

消費者の中には接客を拒む意識が結構目立つように思います。

これは今始まったことではありませんが、バブル期に飛ぶように物が売れた時代のいい加減なサービスが根源ではないでしょうか?

警戒心を抱いてしまう客が多いのはサービスする側の問題なのかと思いますね。
今一度そういう角度でも見直しを図るべきかと思われますね。

飲食業界に就職する人へのアドバイス

外食産業に就職、転職を考える方にはやはり最低限の技量は身に着ける努力はないといけないと思います。

すぐできるかどうかではなく、それなりに覚悟を持って取り組む必要がある世界ですし、我慢もできないといけませんね。

仕事している時間が全てと思い込んでいる人も多いのですが、忙しい中自主的にどれだけ他の世界も覗く好奇心があるかも重要かと感じることが多いです。

資格などは最低限でいいかもしれませんが、今は年々健康に密接した食習慣を求められており、それに関しての分野が事業としても増えてきています。

となると栄養士さんでなくともそういった栄養学は学んでおいて損はないでしょうね。

仕事は職場によってはいまだに厳しい環境が当たり前だったりします。

上下関係もそうですし、過酷な労働の割にすぐ収入に繋がらないとかも現実問題としてあります。
ある程度目的意識を持って挑まないと長く続けられないと思いますね。

一年目はここまで、次の年は何ができる、数年後は海外に修行に行くとか、もちろん国内でもポジションを目安に目標は立てられるはずです。

先を見据えて自分を磨く努力ができないと途中で仕事に飽きてしまう、そんな人も多く見てきました。

ただ料理を作れればいい、と気楽な発想だけでできる環境ならいいですが、組織ならそれなりに人の管理も求められます。

自分がどう思うかももちろん大事なことなのですが、サービス業である以上は同僚たちからどう見えているか、お客様からどう思われているか、そういう客観的な視点を持つことは重要ですね。

例えば将来的に独立などを目標にしているならば尚更ですが、あくまで商売は客目線でどうかによって成功するかどうかが分かれます。

モノづくりはロマンがあります。

ただそこだけを見ているとそれも実現できないことが多い、それを学びながら働くのがいいと思います。

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