私は仕事は靴の販売の仕事(パート)です。勤続年数は8年、年収は150万円です。年齢は35歳です。
仕事内容は、接客、レジ、靴の検品、品出し、棚卸し、掃除、冬は雪が積もるのでいつもの時間より早く出勤させられ、雪かきもします。
お年寄りの方が多い地域にある店舗なので、お年寄りの方のお喋りの相手もさせられます。
- 人件費を削減するのが目的のため、常に人員不足の状態が続いている
- 一人あたりの負担が大きすぎる
- 正社員並みの仕事をやらされているのに、仕事内容と給与が見合ってないと感じている
靴業界もセルフレジ化!AIロボットで仕事がなくなりそう
私が勤めている会社は、接客業ですがさほど接客を重視していないように思えます。基本的には、半分セルフ販売のような感じで、ガンガン接客に行くスタイルではありません。
展示品の靴のショーカードの横に数字が表記されており、その数字と下の在庫を照らし合わせてみてもらって、自由に在庫を取って自由に履いてもらうスタイルです。
「接客されるのが好きではない」というお客様には、気に入ってもらってます。当店に来店されるお客様は、放っておかれる方が良いというお客様が多いです。
お客様に「この靴の25cmはありますか?」とか、「この靴に似合うファッションを教えて欲しい」とか「この靴の箱入り在庫はありますか?」など分からないことを質問されたときに、その都度接客しに行く感じです。
どうしても人の力が必要な場面は、レジでお会計する場面くらいしかありません。あとはお年寄りの方が来店されたときの対応でしょうか?
最近はジーユーが自動のレジを導入しています。ICタグで瞬時に商品数と価格を読み取るらしいです。ここまで技術が進化したのかと思うと、本当にすごいと思います。
この靴の在庫はどこにあるか、この靴に似合うファッションは何か、この靴の新品在庫はあるか、AIがすべて対応することが可能ならば、私がやっている仕事はなくなると思います。
どこのお店も大体このような感じなので、AIが普及したときのことを考えると、私がやっている販売の仕事は将来性はないと思います。
私の勤めている会社は、何かと理由をつけて人件費の削減を積極的に行っているので、AIが普及したら辞めさせられる人がかなり増えると思います。
その中で、お客様の細かいところまでケアできるような、接客のスキルを持っている人が生き残るのだろうと思います。そしてその人の給料もグンと上がっていくのだと思います。
私は生き残りたいため、接客のスキルはもちろん、シューフィッターなど資格の取得も考えています。知識は多ければ多いほど有利だと考えています。
靴の販売員がAIに仕事を奪われない様にすべきこと
今の靴の販売の仕事が、AIにとって代わられないようにすべきことは、接客を磨くことだと思います。
例えば、この靴はお客様の足に合っているのかどうか確かめる作業は、AIにやらせるのはとても厳しいと思います。
足の形や足の悩みは、お客様ひとりひとりで随分違ってきます。接客して、実際に履いてもらって、実際に履いてもらった感想などを聞き、お客様の意見を聞いて、お客様の足にピッタリ合う靴に導いていきます。
この作業は、実際に靴の接客の経験を積んだ人間ではないと、大変厳しいと思います。
あと私が勤めているお店は、場所的にお年寄りの方が多く住んでいるので、お年寄りの方を接客することが多いです。
耳が遠すぎて会話もままならなかったり、方言で何を言っているかさっぱり分からなかったり、認知症でボケてしまい一方的に怒鳴り散らす面倒なお客様がいらっしゃったり、正直接客をしていて大変だなーと思うことが多々あります。
この例に挙げたお年寄りたちが、この店にAIを投入したところでお店がスムーズにまわるのが想像が出来ません。
私が勤めているお店の前に建っているスーパーが、最近自動レジを導入しました。
お年寄りの方たちはやり方が分からず、すぐレジをやっている店員さんに聞きに行ったりします。そうすると、レジに行列が出来て、待たされることになります。
正直、自動レジが導入されても、「会計が早くなったなー」と感じることは少ないです。
お年寄りの方が多い地域では、AIを導入するのはあまり現実的ではないのかなーと思います。
AIが普及しても、お年寄りの方が多い地域は細かいところまでケア出来ないので、最後まで人間の力が必要になるような感じはします。
ただ私が勤めている会社は、セルフ販売がメインとなっているため、AIが普及したら生き残るのは大変厳しいと思います。
シューズフィッターのような資格が個人販売員が生き残る道
AIには出来ない、お客様の細かい要望に応えたり、ひとりひとり足に対する悩みをよく聞いてあげて、お客様にとって最適な靴を導いてあげたり、
「人間にしか出来ないこと」とは何かをよく考えて、勉強していったほうが良いのかなと思います。
靴の販売に携わるのであれば、シューフィッターの資格は取った方がいいのかもしれません。
今まで私は資格取得とか面倒だなーと思い、資格を取るなんて考えてもいなかったのですが、AIが導入されたときのことを想像すると、資格は必要な気がします。
足の形やサイズや悩みは本当に人それぞれで、お客様の足に関する情報を正確に把握し、お客様の足に合った靴を見立てるこの一連の作業は、人間にしか出来ないと思います。
私が勤めている会社は、意外と資格を持っている人が少ないような感じはしました。おそらく人に判断してもらったという行為にプレミア感が付く時代が来るのでしょう。
シューフィッターの資格を持っていれば、お客様からすると信頼度は上がると思いますし、この人に任せたいときっと思われます。
そうすると自然に個人の売り上げもアップし、個人の売り上げが多いと社内で表彰されたりするし、給料やボーナスの額が増えます。本当にいいことだらけだと思います。
あとは常にトレンドをチェックしておいたほうがいいです。
この靴に合うファッションは何か、たくさんのコーディネートのパターンが思い浮かぶように、雑誌やコーディネートアプリを常にチェックする必要があると思います。
あとは街を歩いているときに、人間観察して人の服装をチェックしたりするのもいいかなーと思います。
あなたの業界の意見お待ちしています!
コメント一覧 (2件)
シューフィッターの資格を持っていても個人の売り上げは自然には上がりませんよ。
それにフィッティング関連もすでにAIに侵食されつつある分野です。
AIが計算し膨大なデータベースから瞬時に最良の靴を提案する時代がすぐそこまで来ています。
何か学べることがあるかと思いこの記事を拝読しましたが、期待外れでした。
資格を取っても無駄ってことですね・・・。もう靴業界にあまり将来性も対策もないって感じなんでしょうか・・。