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医療事務の仕事はAIでなくなるの?将来性を34歳の現役が語る・・

医療機器メーカーで事務業とデータ管理業を行っております。医療器具の中でも在宅医療で使用する機器を扱っております。

業務内容は通常の事務業や顧客対応の傍ら、検査デバイスを使って採取した患者データをまとめ、大学病院へ提出するといった業務を行っております。

検査デバイスのデータの取りまとめを行っている都合、顧客のデータ管理も同時に行っており、一般的な事務専業というわけではありません。勤続年数は4年、現在34歳です。

目次

医療事務の仕事はAIで徐々に減っていくと思う理由とは?

完全になくなるのはかなり先になるとは思いますが、徐々に減っていくことは間違いないと考えております。

そもそも在宅医療業界自体、患者の増加や多様化を考えるとAIとIoTを利用した新しい管理が必要になると考えております。

在宅医療は高齢者の方が圧倒的に活用する事が多いので、人と人のふれあいやコミュニケーションが大切に思われるかもしれませんが、高齢化社会により今後ますます利用患者が増えていくとなれば話は別です。

例えばAIを使うことによって、患者のコンディションを察知し、より良い処方を医療者に提案する事ができれば、患者が増えても迅速な対応が可能になります。

またIoTを利用すれば患者がどこに居ても医師や家族がその状況を知る事が可能にもなります。

そして、それらがAIによって自動的且つ正確に精査されたデータとして医師に提出される事によって、我々のような第三者がデータの収集や編集、解析をしなくても良くなり、医師や患者からすればコンプライアンス面でも恩恵を受ける事になるとも思います。

一般事務業に関しては、AIが発展すれば無くなる業種の1つとされていますが、そもそも一般事務がするべき業務内容が非常に曖昧且つ範囲が広すぎるので、何とも言えない事が多々あります。

ただ、経理や顧客の管理などはAIによって業務負担を軽減させられるかと思います。

電話での顧客対応のような、マニュアルがあってないようなものに関しても、AIを使って4~6割ぐらいの内容は事前に解決できるのであれば、事務業の業務量のみならず、メンタル的ストレスをかなり軽減できる事につながると思います。

現場の人間の切実な思いとして、AIでクレーマーの対応が少しでも楽になるのなら、すがりたいと思っている人も多いのでは?

AIで医療事務の仕事が無くならないためにすべきことは?

AIにできてAIにできない事をはっきりとしておくべきだと思います。

確かに、AIは強力なツールではありますが、完璧な作業をこなせる夢の機械なんかではありません。結局、使う人間が何も出来なければ意味など全くなされないのです。

そして、AIに対して、少なからず抵抗を覚える人はいると思います。

特に在宅医療の現場には高齢者が多いことから、不安を覚える人は増えると思います。新しい技術や考えに抵抗が大きい方は減らないと思います。

しかし、AIは強力なツールになる事は間違いないので、医療現場としては積極的に使用すべき技術です。患者からAIに対する不安を取り除き、より良い医療技術を提供する事は人間にしかできない事です。

AIに仕事を奪われるから焦るのではなく、人間にしか出来ない仕事とAIでも出来る仕事、或いはAIの方が出来る仕事をきちんと線引きする事が重要なのです。

取って代わられないようにすべき事というより、今の仕事がAIと共存できるように変わっていくことの方が必要なのではないでしょうか?

AIがもたらすのは、革新的な進化と、大きな環境の変化ですが、それは人間が全く共存する余地のない物事ばかりではないと感じます。

そもそも、AIは人間が開発したもので、SF映画にある怪しげな宇宙人の技術などではありません。そういった感覚を煽り警告する人も、やがて少なくなっていき、当たり前な技術として受け入れられていくことでしょう。

本当に恐れるべきは、思考の停滞であり、AI文化を全く受け入れられないことではないでしょうか?

勿論、安易に過信してはいけないし、留意しなければならない点も多数あるとは思いますが、きちんとAIと人間の線引きさえすれば、AIと人間の仕事は共存し、取って代わられることはないと思います。

AI時代に医療事務が生き残るために必要なことは主体性

AI社会だから、という事ではなく、人が生きて行く上で大切な事は、変わり行く環境の中でそれに適合し進化を受け入れていく事だと思っています。

AIの発展により多くの仕事が奪われると報道されていますが、報道の中でリストアップされている業種の殆どが「特定の人間でないとできない仕事」ではなく「不特定多数ができる仕事」だったりします。

つまり、「替えが利くならAIで良いじゃん、こんな仕事」と思われているという事です。

AIが人間に取って代わる事がまるでSF映画の1シーンのように語られ、恐怖を煽るようなメディアや学者もいますが、問題はそこにはないと思います。

それよりも問題なのは「お前の代わりは沢山いるし、っていうかAIに任せちゃえば良いよね」なんて言われてしまう事なのではないでしょうか?

自分にしかできないオリジナルな能力なんてものは存在しませんが、主体性を持って様々なことに前向きにチャレンジして行く過程で得る貴重な経験は、人間ならではなものです。

そういった経験の積み重ねが人間に深みをもたらし、それこそAIには不可能な能力をもたらすと私は考えています。

乱暴な言い方をすれば、薄っぺらい人間はAIでなくともいずれ何かに駆逐されていく運命にあるのです。

以前、堀江貴文氏がテレビでAIによって仕事を奪われていった先で、人間が出来る事のひとつとして、芸能(歌や楽器の演奏など)を挙げていましたが、AIと共存する事により多様な生き方や人間ならではなスキルも見つかっていくのではないでしょうか?

ひとつ確実に言えるのは、この地球上で淘汰されていったのは、常に変化に耐えられなかったものたちです。

AIがもたらす変化を受け入れることが出来れば、人間は淘汰されないということだと思います。

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