MENU
⇒ゼロ初心者のアフィリエイトブログ作成講座

FRP業界の今後と将来性は?AIロボットで仕事な無くなるのか?

製造業(FRP業界)に勤めて16年、38歳年収400万を稼いでいます。この業界は幅が広く、住設部品から自動車部品、飛行機部品、船舶部品など多岐に渡り用途がある業界です。

今後も新しい技術の発展により業界自体は生き残っていける将来性のある業界でしょう。

この業界は多品種少量生産のため、なかなかロボットが普及していないのが現状ですが、最近のロボットはAIが搭載され、経験を積み重ねる事で人間より優れた仕事ができるようになるのも近い将来必ず来るでしょう。

そうなると、製造現場は激変していく事が予想されます。ヨーロッパの方ではすでに人が物を作った場合品質の保証が出来ない。

すべてをロボットで作らなければ良い物は作れない方向で進んでいますから、日本も今後同じ道をたどるのでしょう。

実際に私の職場でもロボットが数台働いています。

目次

AIロボットが導入されてFRP業界の単純作業は減っていく

初めはバリ取りロボットや塗装ロボットが導入され決まったプログラムで同じ動きを繰り返す従来のロボットでしたが、

最近入ってくるものはカメラで対象を認識し最初に記憶させた画像と照らし合わせ最適の方法で作業を実施するというロボットが判断して動くものになっています。

このロボットはAIも搭載されていて作業を繰り返す事で新しい情報を取り入れて、精度が向上していくというのです。

そういったロボットは導入コストがまだまだ高い為、一気に増える事はありませんが少しづつ人間の働く場所を奪っているのは間違いありません。

そうなってくると、現在製造現場で働いている人の働く場所はなくなり工場は無人で稼働するような未来が予想されます。

一部の経営者は人件費が安くなり大儲けできるかもしれませんが、ほとんどの従業員は路頭に迷う事になるでしょう。

そのようになると、商品をいくら安く作れても買う人が少なくなってしまうので物は売れなくなり最終的には経済が回らなくなるという事態に。

世間一般に将来年収1千万円以上の人と年収200万以下の人で形成される超格差社会が来ると言われています。

AIの発展により将来に危機感を感じる人は今後増えていく事でしょう。

AIで製造の仕事は無人化する!生き残るための必要なことは?

このままAIが成長を続ければ、製造業の製造現場が将来無人になるのは避けられない現実です。

もちろん、なんらかの形で人がかかわる事もあるでしょうが、今の労働のような単純作業の仕事ではなくロボットの監視等の業務にあたるような仕事です。

この仕事もAIがメインで行い人は保険的役割になります。

では、AIに仕事を取られてしまったあとはどうすれば良いのかですが、現状で明確な答えはだせません。

ただ、言える事はAIを導入できるのは大手の会社で資金力がある会社に当面限られてきます。

それ以外にAIの進歩にハードの部分が追い付いていけるかという課題もありますから、その点に人間の必要性があります。

例えばですが、某通販会社は倉庫を作るさいに、床にGPSを埋め込み商品を載せた棚が自由に動きまわれる設備を整えていますが、この設備コストが200億円以上かかっているそうです。

これだけの費用を準備できる会社は中小企業にはありません。大企業でもある一部でしょう。

それほどAIですべてを行うとすると初期コストが現在かかってしまいます。

これから5年10年先でも、AIの開発コストを回収できるまでは価格が劇的に安くなることはあり得ませんから、大手以外の仕事は残る可能性が高いとも言えます。

大手の下請けの仕事は別ですが。そして、もう一つの課題がハード面が対応できるのかという点です。いくらAIで頭が良くなっても、体がなければ働くことができません

現在のようなロボットはアームロボットの先端に専用ハンドを付けて、対象業務をこなすことしか出来ない凡庸性が不足している物になります。

つまり、人間のように5本指を操り道具を使いこなすことがまだ出来ません。現在でも人間の手と同様、もしくはそれ以上の性能のハンドを開発していますがまだ遠い話です。

動きまではマネできてもモーターのPOWER不足やセンサーの精度の問題をクリアできるかが今後のAIが人間に代わっていく事が出来るかの分かれ道です。

人間がAIに対抗するためにはまずAIを知る事から始めるそして、AIの苦手な事を知りそこで活路を見出していけば良いでしょう。

製造業で働くならロボットが入り込みづらい企業で働こう

これから製造業に入る方は、出来るだけロボットにかかわる仕事をすることをお勧めします。なぜならロボットの近くで働く事でロボットを知ることが出来るのです。

2019年の4月から人と一緒に働けるロボットも発売が決定しているので、今後人間とロボットが同じ仕事を同じ場所で行うことが増えていくでしょう。

そこで、ロボットの使い方やロボットの問題点を身近で感じる事で働く場所を確保できる可能性が高まります。

ロボットの出来ない事、ロボットを導入してもコスト的に回収が不可能な場所そんな場所を見つける事を意識して仕事に取り組んでください。

あと、目を活かせる仕事も良いかと思います。人間の目はとても高性能で最新のカメラレンズ技術でも遠く及ばないのです。

物を認識したり、物が付いている付いてないの判断はロボットの得意分野ですが、外観の検査というのはロボットの苦手な分野になります。

人間の目は周りの環境が変わっても環境に適応し外観を判別することができます。工場でも外の日差しの影響を受けますので、時間帯により物の見え方は変わります

製品の艶、色合いなど光の反射で大きく変わってしまうものを見る事がロボットでは出来ず数値化して捉える事も現在の技術では難しいのです。

AIが進歩し多くの仕事が取って代わられても人間が必ず不要になるわけではありません。

必ず必要な場面、必要な場所がありますのでそれを見つけるためにAIを勉強する事が必要です。これから先10年20年で人間の働き方は大きく変わります。

ベーシックインカムなどの新たな制度も進められていますので、その時代についていく為にいろんなことに興味を持ち、たくさんの知識を勉強しこれから生きていき力に変えてください。

普段から今の仕事に危機感を持ち、どう変化していくのか?最悪の場合に備えて別のスキルを備えておくなんてことも重要です。

みなさんは10年後20年後の生き方に何か具体策はありますか?では!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

あなたの業界の意見お待ちしています!

コメントする

目次