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経理の仕事の将来性は?AIでなくなる仕事なのか?対策を考えた!

舶用関係の部品を取り扱う専門商社で、営業・営業事務として2年、経理総務として2年の計4年勤めています。業界的にはとてもニッチな業界ですが、

 

客先はアジア諸国(主に韓国・フィリピン・オーストラリアなど)からヨーロッパまでと幅広く、零細企業ですが世界各国の企業と取引をしているワールドワイドな企業です。

 

元々は新卒で全く別の業界の会社に入り(建設関係)、2年勤めて今の会社に転職したので、今年で28歳になります。

 

目次

AIで総務の業務は減るのか?現場で考えてみた

経理総務という仕事で言えば、なくなると思いますし、全体で言えばニーズは減るでしょう。現在でもソフトウェアの進歩により、業務は大分と簡素化されてきていると感じます。

 

経理業務でいえば、それこそ数字が1円単位まで合わないといけませんので、逆にAIのほうが適していると思います。

 

総務については臨機応変な対応が必要ですが、業務の範囲は決まっていますから、学習能力の高いAIを導入すれば問題なく業務がこなせると思います。

 

 

ただ、それは一部上場の大企業や、人数が100人を超えるような中企業の場合であり、私が勤めている会社のような零細企業では、AIに任せるのは費用対効果が見込めないだろうと思います。

 

というのも、人数が少ない会社では、経理総務といえどただ自分の業務をこなせばいいということばかりではありません。

 

人数が少ないですから、欠員が出れば自分の範囲外の業務をお手伝いしたり(時には営業のお手伝いなど)、ある日突然全く畑の違う部署に異動することだってあります。

 

範囲が決まっている仕事なら安心してAIに任せられますが、日々変わる業務を安心してAIに任せられるのでしょうか?

 

加えて日々その場の流れを読み取り、自分が今すべきことは何なのかを考えながら仕事をしなくてはいけません。

 

仕事をしすぎても邪魔になることがありますし、しなさすぎては話になりません。その塩梅もAIには難しいように思います。

 

また、少人数でスピーディに仕事を回すため、周りのひととのチームワークも必須です。果たしてAIにはそのチームワークを築くことができるのでしょうか?

 

よいチームワーク(人間関係)が築けなければ、結果として企業にとってマイナスになる場合もあります。

 

以上のような点において、零細企業におけるAIの導入はまだまだ厳しく、この先10年ほどは人間のニーズはなくなることはないのではないかと思います。

 

AIで事務職の仕事が無くならないようにすべきこと

 

昨今のAIは、きっと私のような一般人が想像している以上に進化しているのだと思います。ただ、それでも人間がAIに負けない点といえば、”創造性”と”感情”の2点ではないかと思うのです。

 

 

もちろん、ただある仕事だけをこなしていればいいのであればAIで十分です。逆に言えば、ただ与えられた仕事をこなすだけのひとは、AIに取って代わられてしまうでしょう。

 

研究職や開発職の方はAIの普及で仕事が増えていくのかもしれませんが、私たちのような事務職は、自分の得意な分野や人より少しでも長けている部分を活かし、

 

与えられた仕事+αで何が出来るのか、AIでも出来る仕事に人間としてどれだけの付加価値をつけることが出来るのか考えなければなりません。

 

弊社のようなニッチな業界の零細企業は、従業員の人数が限られています。そうなると一事務員といえども、創造性と感情は仕事に必ず必要とされます。

 

具体的に言えば、数少ない従業員がどうしたら心地よく仕事を進められるのか、最小限の人数で仕事をスムーズに流すためにはどうしたらよいか、ということを常に考えながら仕事をしなければなりません。

 

そこには、同僚の感情を上手に汲み取り、この人は今これを必要としているな、こうしてほしいんだな、ということを察してあげることが大変重要になります。(俗に言う”空気を読む”ということでしょうか。)これはAIには難しいのでないかと思います。

 

AIの処理能力には限界がありますが、人間の創造性と感情は無限です。

 

自分を取り巻く環境を把握し、現状をより良くしたいという感情を持って、他者と協力して未来を創造していく力を身につけることが、今の仕事がAIにとって代わられないようにする第一歩になると信じています。

 

AI時代を恐れるな!!希望はまだまだ残っている。

AIの普及はマイナス面が取りざたされがちですが、そんなことはないのです。

 

例えば家庭用AIが普及すれば、家事をお願いし、空いた時間は仕事に充てたり、家族との時間に充てたりできます。人員不足が深刻な介護の現場は、AIの導入がなければ今後の少子高齢化社会を乗り越えられないでしょう。

 

AIの普及によって仕事をとられてしまうと恐れるひともいますが、恐れるならばAIには出来ない仕事をすればいいのです。

 

(スポーツ選手やお笑い、芸術性に富んだ仕事など、才能が活きる仕事)それが難しいのであれば、普通の仕事でAI以上の仕事をすればいいのです。

 

AIにも出来る仕事だけど、私ならこういう付加価値をつけることができる、そういう人間になればいいのです。

 

なんとなく腰掛的に会社にお世話になるのではなく、仕事に対して能動的になり、自分の長所を率先して社会のために活かす、ひいては生産性の向上に繋がるというわけです。

 

結果としてAIの普及は、ただ単純に私たちの生活に役立ってくれるだけでなく、私たちの意識を変え、生活や仕事の質を向上させる要因になるでしょう。

 

またもう1点意識していきたいのは、今以上に意識して人間らしく生きる、ということです。AIの普及が進めば、必然的に人間同士の関わり合いが減少するでしょう。

 

気がついたら同僚の半数がAIになっていた、部下は全員AI、なんてこともあるかもしれません。

 

職場に行けば同僚や上司・部下がいて、自然と人間関係を構築できていたのが、気がつけば生身の人間とのコミュニケーションが取れなくなってしまった…とならないよう、普段から他人と関わることを意識しておかなければなりません。

 

AIにはない人間ならではの良さは、人間同士の関わり合いで磨かれていくのですから!!

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