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外食業界の将来性はない!マジで辞めとけよ?

私は現在、34歳の男性です。大学を卒業して飲食業界に身を置いて早くも10年以上の月日が流れました。

初めは外食フードサービスの世界に憧れ、夢を抱いて飛び込んだのですが、現在は毎日の仕事のルーティンに身も心も疲弊しきっています。

気が付けば30オーバーのオッサン、老化著しく、若い頃に絶対なりたくなかったような冴えないオッサンになってしまいました。

現在、私は某居酒屋チェーンから独立し、自営で居酒屋を営んでいます。売り上げは決して悪くはないのですが、正直良くもありません。特に今年は悪いですね。

都心に勤めている人や大手企業に勤めている人などは、やれ景気が良いだやれプチバブルだ、なんて威勢の良いことを言っているようですが、私がお店を構える関東のはずれの田舎町では、全くと言って良いほど景気の良い話は聞こえてきません。

小さいながらも商売をやっている人間ですので、いろいろと横のつながりはあるものです。

例えば商工会や飲食組合などなど、同業者同士で飲食業界の将来性について話し合う機会というのは多々あります。

目次

AI導入で外食業界の単純作業は消えていく

そんな中実際、悲観するような内容の話が殆どです。現状維持のつもりが実は事業として縮小している、なんて良くある話ですよね。AIの話題も良く上がります。

我々の業界でいうならば、ホールでの仕事全般がそうです。例えば席案内や注文を受けること、お会計などはまさにAIの得意とするところではないでしょうか?

そんなAIがすでに実用化され、店舗に実際立っているというような話を聞いたことがあります。

お客さんのことを記憶したり、データ化したり、パターン化したりするような作業では、到底人間はAIに及ばないでしょう。

そういう意味では飲食業の給士やボーイ、ソムリエなどの役割はかなり厳しいものになるように思います。

厨房の仕事も同じです。どんどんと工場のように機械化が進むのではないでしょうか。人間が要らなくなるのですから、給料が上がりニーズが増えるという未来は描きにくいと思いますね。

効率重視ではAIに勝てない!温かさを持つ人以外生き残れない

我々が属する外食業界がAIにとって代わられないように、もうこれは人と人のつながりを強く意識すること以外ないと思います。

ただ飲食物を提供して終わりというのだけでは到底生き残れないでしょう。お客さんとのコミニケーションに重きを置く、これが最も大事になってくるでしょう。

例えば、今日は良い天気ですねとか髪切りましたとか、そんな軽い挨拶でも良いと思います。

とにかく声を掛け、会話を交わすこと、これがこれからの飲食店では重要です、それこそ昔ながらの定食屋のおばちゃんのような接客が理想です。

おせっかいなくらいに絡んでいく、これが一番人間くさいやり方だと、私は考えます。

私の店でも、それは現在、取り組んでいます。従業員にはとにかくお客さんとコミニケーションを取るように、と。「居酒屋に飲みにくるお客さんは、基本的に寂しがり屋なんだ」と。

まぁ、ちょっと語弊があるかもしれませんが、とにかく接客の基本はサービスである、と。そんな話をしています。

実際、個人店ではそんな原始的な方法でしかAIとは戦えません。AIと賢さで勝負したら勝敗は目に見えてますからね。奴らが絶対に真似できない方法で戦うより他ありません。

同業者同士ではそんな話をしています。みんなだいたい同じような見解です。それしかないですよね。特に居酒屋稼業の人間はそれしかありません。ある種の介護といいますか、とにかくお客さんに尽くす、それだけです。

外食業界に今後転職や就職するのはお勧めできない

ある程度はAIに仕事を取られるのは最早どうにもならないでしょう。便利な方に人間は流れていくものだし、あらがうことは出来ません。大事なのはいかに順応するかです。どうにもならないことをいつまでもぐちぐち言ってても始まらないですからね。

飲食業界に飛び込もうとしている稀有な人には、とにかくこう言いたいです。辞めとけ、と。夢も希望もない業界です。

業界全体で給料は低いですし、拘束時間も決して短くありません。

サービス残業が常態化している会社も多いですし、基本的に立ち仕事ですから腰を痛めます。巷でよく言われているブラック企業ばかりです、はっきり言って。

独立するにしても、はっきり言ってあまり儲かりません。期待しない方が良いです。勘違いして脱サラして店を始めても大概は見るも無残な結果になることでしょう。

友達は最初の一ヶ月しか来てくれません。当てにはなりません。また、お客さんは飽きっぽいです。リピーターをつかむのは本当に大変なことです。休みも取れませんよ、本当に。基本的にはお客さんあっての商売ですからね。心した方が良いです。

それでも飲食業界に身を置きたいと思うなら、ぜひ頑張ってください。確かにやりがいはあります。お客さんと直に接することができるという意味ではとても楽しいです。

とても人間的な仕事です。驚くほど真っ当な仕事と言っても良いかもしれません。いかにAIの技術が進歩しようとも、この仕事がゼロになるということはないでしょう。

飲食物を提供して、お会計をもらうだけがこの仕事のすべてではありません。それはほんの一部です。人と人とのつながり、これはどんなにAIの技術が進歩してもなくならないのです。青臭い言い方かもしれませんが、これは間違いないことです。

頑張って手に職をつければ食いっぱぐれることはありません。お金持ちにはなれないかもしれませんが、職に困ることはないでしょう。何せ慢性的に人材不足が叫ばれている業界ですから。アドバイスというより、激励ですね。

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