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損保業界の将来性は?!AIで今後なくなる業務は多すぎる・・・

私は49歳、損害保険会社に25年勤めています。今の年収は900万円です。保険とはリスクマネジメントの手法の一つです。

人間が活動を行う限りはそこにリスクは生じます。そして損害保険はその活動に伴うリスクを最終的にヘッジする手段ですのでこれが完全になくなってしまうということは有り得ないと思います。

けれども、損害保険会社の中で、営業という職種に関してはAIが普及してきた時にはなくなる可能性は否めないと思います。

目次

損害保険の仕事はAIで消えてなくなるのか?

損害保険会社の営業とは、保険代理店のメンテナンスが主な仕事です。

損害保険の見込み客への保険提案などは保険代理店が行いますが、損害保険会社の営業マンはその保険代理店のケアが主な業務なのです。

けれども、保険代理店のケアとは保険代理店に代わって保険見積もりの作成をしたり、保険金求償手続きなどルーティン業務が大半を占めています。

それらは過去からのデータの積み重ねがあればほとんどが解決策を導き出すことは難しいことではありません。

そのため、保険代理店のケアを目的とした損害保険会社の営業はAIに取って代わられる可能性はとても大きい職種と言えます。

例えば、保険会社は今までの営業活動で得たノウハウ、データなどをAIに学習させておけば、保険代理店が求める答えを瞬時に導き出すことなど、それほど難しいことなどではないのです。

損害保険業界はますます競争が激しくなる分野です。各損害保険会社は保険料を少しでも安くして競争力を上げようとしています。

その背景から、過分にかかっていた営業コストはこれからはますますカットする方向にあります。

まさにAI化により大幅にカット出来るコストは営業にかかっていた費用なのです。

また、異常気象により保険会社は大変な金額の保険金を最近では支払っています。このまま異常気象が続くようであれば、保険料全体の見直しを行わざるを得なくなります。

その際、保険金支払い原資となる部分は維持、もしくは値上げをしなくてはなりませんが、ランニングコスト部分は逆に今まで以上に下げなければ他社との競争力を維持出来ません。そんな事からもこれからは損害保険会社の営業における業務のAI化は進んで行くものと思われます。

AI時代に損保業界の仕事が奪われないためのスキルとは?

AIが得意とすることは今までのデータに基づいて業務を行う事です。言い換えればAIが出来ないことは全く0の状態から新しい物を生み出すことは出来ません。

損害保険は人の生活、経済活動によって生じるリスクをマネジメントするものですが、人の生活様式や経済活動は未来に向かってますます多様化していきます。

そのため、AIには過去からあるリスクに対するマネジメント業務は任せられることが出来ますが、新しいリスクなどのマネジメントを作り出すことは難しいと思います。

そのため、損害保険の営業がAIにとって代わられないようにするためには常に世の中の新しい変化をウォッチし続け、今までの経験値では解決できないマネジメント能力を身につけることが大切です。

保険業界はIT知識とスキルも必要

保険の営業といえば代理店のケアだけが仕事と思っている保険会社の社員が多いのですが、それではこれからの保険業界では通用しません。

最近続く異常気象は過去の経験値だけではリスクマネジメントをしきれないものですから、将来的にどのように異常気象による損害の発生の具合など自分なりに参考文献などを読み込み、研究をして全く新しい提案に繋げられるようにしなければなりません

また、最近では世界的にサイバー攻撃による被害が拡大されていますので、IT分野の知識も深めてこうと思いますし、リスクマネジメント提案を出来るノウハウを身につけて行く必要があります。

また、損害保険会社の営業は保険を売るということだけが仕事でしたが、逆に保険契約者のニーズをいち早くキャッチ出来るポジションでもあります。

今までは既存の保険を売っていれば良い仕事でしたけれども、これからはいち早くキャッチした保険契約者のニーズを具現化出来る能力、言ってみたら商品開発を担える能力を身につける必要もあります。

こういうのはITと非常に相性が良いのです。私は保険数理の勉強などをしています。

損保自体が無くなることはないが、将来仕事で求めらるスキルは変わる

損害保険は銀行とは違ってAIが世の中に広がっても淘汰される業界ではありません。その点は安心しても良い業界だと思います。

けれども、安心しきっても良い業界ではないことも事実です。実際に保険会社の中にいるとまだまだアナログ的な業務を行なっていることが多いのです。

こういったアナログ的で前時代的な業務は明らかにAIに学習をさせればコストカットが大幅に計れることは間違いありません。

そんな意味からも損害保険会社はこれからは余分な業務の見直し、改善を行なっていくことは間違いありません。

余分な業務の改善を行うことで事業のランニングコストを見直して競争力のある保険料を保険契約者に案内する必要が損害保険会社にはあるので、その流れは当然のことと言えます。

異常気象などが続き膨大な保険金支払いが続けばAI化の流れはますます加速すると思います。ですので損害保険の業界はこれから激動の時代を迎えます。

損保業界に安定は無し!将来に向けて勉強しよう

損害保険会社というと給料が良く安定しているという印象があるかもしれませんがこれからの時代、そういったことは全く期待出来ません。

これから損害保険の業界に入る人は新しい価値を生み出せる知識、技術を持っていることが強みになります。全てのことに完璧な知識を得るということはまず不可能なので何か一つのことに専門的な知識を持つということでも良いと思います。

できれば、これから多様化していく社会の変化に即した分野についての知識などを得た方がAIに取って代わられない人材になる秘訣だと思います。

例えば、これからの世の中ではブロックチェーンなどがますます社会のインフラの中で普及していきます。

金融業界でもフィンテックといった技術が普及して新しい金融の発展時期を迎えようとしています。

そういった技術や知識の習得を今からしっかりとしておくと、黎明期である現時点では過去のノウハウは通用しませんので、AIには取って代わられない分野を自分で確保することが出来ると思います。

私はこうしてライターの仕事をして情報発信をしていますが、これも将来への布石なのです。

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