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学習塾業界の将来性は?AIで無くなる仕事って本当!?現場より報告・・

私は地方の中小規模の学習塾業界で3年間働いています。現在の年齢は38歳です。現在の学習塾に勤めるまでやはり教育業界に身を置いていました。

常に、子ども達の学力を上げていくことを念頭に置きながら、教材を作成したり、保護者会の準備をしたりとしているのが現在の私の仕事になっています。

もちろん、勉強を教えるだけでなく、子どもたちの悩みを聞きながらアドバイスをしたり、保護者のクレームや相談を受けたりという仕事もしています。

目次

学習塾業界はAIでなくなってしまうのか?

この業種は第1に学力を上げることを目的としています。その他のことは保護者のニーズではありません。「先生たちが親身になって相談にのってくれた」「話しやすい環境で・・・」などありますが、それはある意味では「学力を上げる」というベースがあり、それに対応していくためにそうしているものだと思います。

なので、学校で教えるような道徳的なことなどは学校に比べると比較的弱く、いかにいい高校に通すのか?ということが主たる目的になっているのが現状です。

したがって、今後AIが普及すると学習塾のニーズは減ってくると思います。少子高齢化、塾講師の人手不足なども重なり、大手の学習塾でない限りなくなるのではないかと思っています。

先にも書きましたが、「学力を上げる」ことを主たる目的としているのならば、AIの方がはるかに優れています。

間違ってしまった問題のどこに原因があるのかということを過去のデータから瞬時に判断し、その子どもに応じた問題を適切に与えてくれます。

子ども達はそこで出題された問題を解き、それができるようになっていくと、間違えた問題ができるようになりますので、はっきりと言えば自宅でできます。

高い学費を払い、夜遅くまで学習塾に通っていた時間などを考えると、多少高いかもしれませんが、自宅でAIを取り入れたものを活用したほうがいいでしょう。

学費を支払う親の立場になってみても、夜遅くまで勉強し、体を壊すのではないかと心配しながら学習塾に通うよりも、自宅で自分に合った問題を解きながら学力をつけていけるほうを選ぶのでないかと思っています。

ただし、子どもの表情を見ながら「わかっているかな?」とか「簡単すぎて退屈しているな」などは人でないとわからないところではあると思うので、そういうことを求める人からの若干のニーズはあるかと思います。

学習塾の仕事がAIに奪われないようにすべきことは?

AIにとって代わられないようにするべきところは、人でないとできないところをいかに伸ばしていくかにかかっていると思います。

表情を見ながらタイミングよく話しかけていくことは人が最も得意としている分野ですので、それを上手く活かしながら学力を上げていくこと、できるようになったときにいいタイミングで褒めることなど、感性を上手に刺激していくようにすることが残っていくためには必要だと思います。

また、どうしてもAIで出題される問題は、パソコンやタブレットなどで見ると思いますので、そこには温かみはありません。

別に子ども達がそれを望まなかったらいいのですが、その問題には感情が入っていないように思いますので、子ども達ができるようになって欲しいという愛情を入れることができるかということも必要なスキルになると思います。

しかし、上記したことはそれを取得するまでに時間を要するもので、なかなかすぐにできるようになるものではありません。

これは経験上そう思うのですが、失敗したりタイミングを間違ったりしながら、その中での成功体験をもとに築き上げていくものです。

大手の学習塾ならば、その成長を待つ時間と成長のスピードを上げていくためのノウハウがあると思いますが、私のような地方の中小の塾や個人の塾ではそれを待つ時間と予算的な余裕はないと思います。

そのため、いかに学生時代からそのようなことを考えながら過ごしていくということが必要であると思います。

学力を上げることを第一の目標にしていますが、「対人」が基本の商売ですので、学力を上げるためのスキルを身に付けるだけでなく、空気を読み、今何をすべきなのかを瞬時に判断できる能力が必要となりますので、普段のコミュニケーションをとる中から考えていく必要があります。

AI時代学習塾が生き残るために鍛える技術は何?

今後AI時代がやってくるは避けることのできない事実ですので、その中で、コミュニケーションをもっととっていく生き方をするべきであると思っています。

現在は会社外の人とだけでなく会社内でもメールでやり取りをします。

私の職場の悪いところは、職場のグループラインがあり、メール以外の簡単な内容に関してはラインで済ますという悪い習慣があります。

社長自ら率先してやっているので、変更することはできないのですが、要件をラインで伝え、それにまたラインで変身していくという「対人」をやらなければいけない時代で、それを避けるような仕組みを導入しています。

基本は顔を見ながらであると思っています。

電話でも声のトーンや間の取り方などで相手の考えていることや状況を読み取ることができます。顔を見ながら話ができるとそれがもっとわかりやすくなります。

ラインなどは今考えていることとは別の表現をすればいいだけなので、相手の気持ちも考えずにできますし、表面的にしか判断できません。

どんなに便利になったとしても基本は人対人ですので、あまりSNSなどに頼らずに、人対人でコミュニケーションをとる生き方が必要です。

特に今の若い世代の人たちで、なんでもSNSで済ましている人で対人の職業に就こうと思っている人は、今からできる限りコミュニケーションをとっていく生き方をしてほしいです。

現在は塾でもAIによる授業を取り入れているところもあります。

こうなると人はいらなくなります。ただその場にいて、機械の使い方を説明し、最後に機会を預かり、全員が返ったのを確認して鍵を閉めて帰るということになり、そこに人は要らないです。

AIが選んできた問題に感情を込められるように、相手のことを考えてその問題に感情を込められるようにしていくことが大切になります。

AIと共存できるような生き方をしていくのが良いのではないでしょうか?

なぜ私が将来性のない教育業界を選んだのか?20代の意見

教育業界で進路アドバイザーをしています。勤続年数は1年未満、年収は300万の26歳です。

今の業界に転職してまだ約半年、といったところですし、部署が異なることもあり、まだ詳しいことは何も聞かされていないというのが現状ではありますが、我が社も現時点で実際にAIの導入に向けた研究がなされているようです。

そういった意味では、ただでさえ少子化により業界としても縮小の一途、他の事業に手を伸ばす会社も増える中で、AIまでもが進出してくるということになれば、極論今の業界に将来性はない、といえるかと思います。

ただ、私自身は、人と人との関わりを学べる最初の登竜門が、学校や塾という場所だと考えているので、そこから大人が減る、またはいなくなるというのはあり得ないかなと思っています。

今回はなぜ少子高齢化で将来性が危ぶまれるこの道を私が選んだのか?

その視点について書きたいと思います。

教育業界の将来は人が作らなければいけない

人は人からしか学べないことっていうのがたくさんあると思うんです。自分の学生時代を振り返ってみても、それは同年代の友人や先輩後輩からだけでなく、学校の先生や塾の先生からも多くのことを学びながら育ってきたと実感しています。

だから私はこの教育業界に参入しました。私を今の姿にしてくれたのは、両親はもちろんのこと、まぎれもなく学校の先生や塾の先生だったし、私も自分が学んできたことや経験を活かして幸せな人を増やす仕事がしたい、と思ったからです。

確かにAIには間違いや分からないこと、忘れることが人間より少なくて、日本全国どこにいても全員一律の教育が受けられるなど、メリットがあるのかな、というイメージもあります。

でも、やっぱり何か教えたり褒めたり注意したり、何をするにも、特に子どものうちは対AIより対人の方がいいと思うんです。

全員一律の完璧な教育を受けたって、受け手である学生の学習に対する積極性次第で成績や人となりは左右されます。人はひとりひとり違うので、同じことを言われても受け取り方が違うという普遍の事実がそのことを大いに示してくれています。

例えば、スーパーのレジがすべてAIにとって代わられるのだとすれば、なおさら教育業界には生身の人間がいて、子どもたちと接してあげるべきだと思います。

なので、他の仕事や業界がAIでなくなるならば逆に教育業界の人間のニーズは増えるのではないでしょうか。

やっぱりロボットに育てられた人間って想像しただけでも怖くないでしょうか?

AI時代に教育業界に人間に求められているものとは?

今の時代求められているのは人間だからこそできる教育サービスを提供することです。正しい入試情報を提供してあげることや受験を考えている学校の情報を提供してあげることは、たぶん私よりAIの方が確実です。

すべての最新情報を常に100%頭に入れておくことなんて、きっと何十年教育業界に従事していたって到底無理です。

でも、たとえその提供する最新の入試情報や受験校の情報が時間をかけて調べた情報だったとしても、その情報を基にひとりひとりに向けてベストな指導ができるのは、AIではなく人間かなと思っています。

なので、小さなことかもしれませんが、ひとりひとりに必ず笑顔で人間らしい温かみのある挨拶をすることから始め、生徒たちと積極的にコミュニケーションをとることで打ち解け信頼を得て、とにかくひとりひとりの子を思った話ができるアドバイザーでいること常々心がけています。

一部AIのロボットに代用される仕事は増える

ただ、私自身教育業界にAIは必要ないかと言われれば、そうではないかなと思っているところもあるんです。

というのも、現状として、我が社では教材をプリントで用意するときに、コピー機のボタンを押して操作しているのは私たち人間です。

また、新規顧客を募集するために配布するチラシを折って、袋詰めしたりするのも私たちです。

ご家庭に保護者会や休校日のお知らせをするための月一回のお便りを印刷して、折って、束ねて封筒に入れ、宛名のシールを貼って封を閉じるのも人間です。

こういった単純作業はAIに任せたほうがいいのではないかと思っています。

人間の手作業だとどうしても、どれだけ注意を払って作業していても、一枚入れ忘れるなどのエラーが発生したり、枚数を誤ってプリントを刷りすぎたりといったミスが発生してしまいますし、こういった作業に時間を取られるのはもったいないかなと思っているので。

教育業界とAIの関わり方は今後どう変わっていく?

教育業界に限らず、人と人が関わる仕事ならばある程度何だって、人間がやるからこそメリットがある、という部分があると思うんです。

それを、人間がやる意味を持たせるのか、AIでいいんじゃないかと考えて適当にやり過ごすのか、その差なのかな、と。

後者の働き方をするのであれば、なんでもAIでいいと思うんです。

教育業界で言うならば、別に授業をAIがやったっていいし、受験校をAIに相談したっていいし、どうやって勉強したらいいかなってAIに相談すればいいんです。

後者の働き方をしている人間よりはAIのほうがずっと有益な授業や回答を提供してくれるのではないでしょうか?

結局、人それぞれ向き不向きがあって、適材適所に配置されて仕事をしているように、AIにはAIに向いた仕事があって、人間には人間にしかできない仕事があると思っているので、AIと真っ向勝負する、みたいなのはちょっと違うのかなと、思います。

私という人間だからこそ生まれるアイデア、あなたという人間だからこそ思いつくやり方、そういうものをうまく共有していきながら、人と人が関わりあってモノやサービスを展開していく姿勢というのは変わらないというか、変わるべきではないと思います。

AIに支配される人間にはなりたくありません。むしろAIに支配されたい人間なんているんでしょうか。立派なお偉いさんにも支配されたくないと思うことさえあるというのに!(笑)

だから、あなたにしかできない何かが将来生み出せるように、とにかくいろんな経験をし、自分の興味や感情に従って、やりたいことや学びたいことを積極的に取り入れていったらいいと思います。

たとえこれは絶対役に立たないだろう、と思えるような経験や学びでも、のちのち生きてくることがあるなと、私自身もすでに実感していることがたくさんあるので!自分の人生は自分だけのものです!

好きな仕事で全力投球し、それでAIに負けたら、次の仕事を探せばいいと思いませんか?

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