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老人ホームの介護の仕事はきつい?向いている人と業界の変化を10年見て来て感じること

現在の仕事は老人ホームで介護の仕事をしています。

介護の専門学校を卒後後、特別養護老人ホームへ就職して10年が経ちました。老人ホームでは日帰りのデイやお泊まり専用のショートステイ、施設の中で生活する入居棟での経験があります。年齢は31歳です。所得は年間350万円程度です。住まいは静岡県です。

目次

老人ホームの介護の仕事で大変なこと

私が老人ホームの介護の現場で大変だと感じるものを三つあげます。

  • 実は専門スキルが問われる
  • 人手不足
  • 排泄物の処理

高齢者の病状を発見するスキルが必要。

介護と聞くと、誰でもできる仕事。とイメージされる方が多いと思います。しかし介護は人を相手にします。また高齢者の病気やそれに付随して発生する周辺症状を理解する必要性があります。またその方を理解する精神的メンタルを介助者もスキルとして持ち合わせていないとできないのです。


まず、高齢者には「認知症」「身体的障害」「精神疾患」等の病気がある方が自宅で生活ができなくなり介護が必要となります。そのために老人ホームに入り生活しているという背景があります。

無資格でも就職は可能ですが、お相手との関係性を継続的に築くことが困難でスキルが必要となります。

圧倒的に人手不足なのは本当

介護=大変。そして介護従事者でなくても皆が知っている通り、圧倒的に人手不足の業界です。理由は1、でも挙げた通り思ってる以上にスキルを要することです。また人が人の世話をするため揉め事も多いです。そのため早期の離職に繋がります。多くの施設では人手不足による残業があります。

排泄物の処理は本当にきつい

介護業界に関して、排泄物の処理は避けて通れません。トイレ介助、おむつ交換です。排泄に関わらず口腔ケアもあります。介護者の口から入れ歯を出し、洗います。


目やにや耳垢も取ります。綺麗になると思い介助しても、認知症で理解ができない高齢者から嫌がられたり、最悪の場合、排泄物の理解のできない認知症から排泄物を投げられたりします。


介護施設・介護現場は想像以上に大変なのです。

マスクをしながらの入浴介助も大変すぎ

コロナ前、コロナ後での収入は変わりはありません。しかし、施設内感染の予防策として外出制限の規制が厳しく、コロナが流行した2021年〜2022年は県外から出ることや厳しい時には市外から出ることが出来ませんでした。

また施設内でクラスターが発生した時には帰宅できず。車中泊もありました。コロナ前からインフルエンザの流行時期にはマスクの着用が義務付けられておりましたのであまり抵抗はありませんでしたが、入浴介助中のマスクの着用は大変でした。

特に夏場の入浴介助はサウナ状態でマスクを着用するのは熱中症の危険性が高まり体力を奪われ死ぬ物狂いでした。

現在もマスクの着用は義務付けられています。

県外や旅行の制限は緩和されたましたが、いつまた過酷なクラスターが発生するのは不安なので、コロナに感染しないように心掛けて生活しております。人手不足の中、コロナになってしまうと出勤ができないので残業が続く負のループになってしまいます。

AIが登場しても介護業界の大変さは変わらない

介護でAIロボットの活用があります。

腰痛緩和サポートや入浴機器、センサーマット・褥瘡予防のエアーマット等の機器です。認知症の高齢者を相手に会話をするAIロボットもあります。

介護業界は人手不足ではありますが、AI搭載の機器の導入に関してどうしても制限があることがあります。どうしても人が行なわなければならない点が発生する事です。

転職に関して、人手不足のため転職はしやすい職場ですが、その際にいまだにカルテが手書きなのか、行政から算定される「介護職員処遇改善加算・介護職員特定処遇改善加算・介護職員等ベースアップ加算等支援加算」が適切に支給される施設・または企業なのか事前に把握する事をお勧めします。

また、施設見学の際、働いているスタッフの表情や利用者のへの言葉掛けを気にすると良いかと思います。

老人ホームの仕事に向いている人は?

話を聞いてとても大変だな。と思ったかも知れません。しかしどの仕事も大変ですし、やりがいはあります。10年介護を続けているので私はお勧めします。


何より、人生の先輩方の生活をサポートしているからです。私の知らない知識を知る事ができます。俗に言う「おばあちゃんの知恵」と言う物です。

また様々な人生の時間を過ごされて来られました。

私たちの悩みはとても小さな悩みのように話を聞いてくれます。そのことに自身の悩みを客観的に見る事ができ悩み事の早期解決に繋がります。


また、介護をする側として、「このようなお年寄りにならないようにしよう」と思う時もあります。”人のふり見て我が身を直す”ある意味、とても役に立ちます。


介護に向いている方は向上心のある方です。また、人を相手にする仕事です。いつどのように介護者が行動するか分かりません。危険予知の予測できる方も向いています。そして何より他人と協力して楽しみを分かち合える方が向いております。

老人ホームの介護に必要なスキルや資格について

以前の介護業界は無資格でも採用可能でした。今でも採用可能な施設はありますが、1〜3で回答した通り、介護は思っている常に専門的スキル、介護者の精神性の高さが問われる職業です。

そのため、無資格や知識のない方では継続が難しく、虐待等の犯罪に発展してしまいます。

そのため、厚生労働省も専門資格がない方が雇用されている施設へ専門的な研修を義務付ける改正に変更されました。介護施設で活用できる資格は以下のもの。

  • 介護福祉士
  • 社会福祉士(社会福祉主事)
  • 介護初任者研修
  • 実務者研修修了者(旧ヘルパー2級)
  • 介護支援専門員
  • 医療事務等

このような資格を持っているとすんなりと仕事が始められます


最近ではPCスキルを問われる事が多くなりました。WordやExcelの作業ができる方も重宝されます

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