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通信機器業界に向いている人は?需要と今後の課題を現場より

通信機器の設計エンジニア、経験年数は20年、45歳、600万円、一戸建てに住んでおり、妻、子供3人です。入社当初はあらゆる製品がネットワークにつながりだした時代であり、これから伸びていく業界と思い入社しました。

今回はこの業界の浮き彫りにするとともに、どんな人がこの仕事に向いているのかお伝えすることにしました。

目次

通信機器業界の課題が技術不足と後継者

問題点の1つ目ですが、通信機器業界はほぼ飽和状態で通信技術自体がモジュール化されており工夫次第でどんな機器にもネットワーク機能が付与できるようになっているため、通信機器のメーカーとしては強みが生かせなくなりだしています。

問題点の2つ目ですがハードエンジニアが若手を中心に激減しており基礎技術の伝承に問題が出つつあります。どの業界も若手不足に悩んでいると思いますがハード関係で特にアナログ技術に関しては10年以上のキャリアを要するため、若手のうちから採用し育成し続ける必要があります。

その若手が年々入社しなくなっておりハード技術の維持継続に支障が出だしています。スマホ業界を見ていただけるとわかりますが、iPhone、galaxyに比べた場合、国産製品は見る影もないと思います。

総じて技術が無いと言えます。問題点の3つ目ですがハードウェア自体が売れなくなっている自称が続いています。スマホ、パソコン、タブレットを媒体としてアプリケーションで実現することが増えておりハード込みの製品が非常に売れにくくなっています。

通信業界はどう変化したかの?

ネットワーク機器への影響はかなり出ています。リモートワークの影響で端末機器、特にノートパソコン、ネットワークカメラ、タブレット、モニターに関してはかなり売れていましたが、それらを通信するためのネットワーク機器の販売のため、売れ行きがかなり落ちています。

理由としては営業所、工場等が増える場合、ネットワーク機器の生産は増えますが、リモートワークの関係で会社に出社しないため、ネットワーク機器の導入自体が二の足を踏んでいる状況です。

以前は会社内のいたるところまでネットワーク機器を張り巡らせるのがある意味で素晴らしい会社のステータスでしたが、現在は最小限のネットワーク構成が主流になりつつあるようです。

この影響は非常に出ていて出荷台数は減少の一途をたどっています。

販社さんも非常に売りにくい状態になっていると言っています。あと問題点がコロナの終息宣言とともに助成金が激減し倒産する取引先がかなり増えています。その点もかなり問題です。また仕事が減れば残業が極端に減るため収入も減りだしています。

通信業界に向いている人は?

ネットワーク機器に関しては転換期と思っています。中国、韓国あたりのネットワーク機器は以前は品質が悪く目も当てられない状況でしたが、日米の製品の模倣がかなり進んでおり、品質では劣りますが機能面ではそん色ない状態になっています。

そういった意味で海外との戦いになっています。

激化の一途をたどっていますので斜陽産業になりつつあります。即座になくなるぎょうかいではありませんが、成長産業ではないことは理解をして就職することをおススメします。

向いている人に関してはハード技術者で淡々と仕事をできる人が良いと思います。ハード製品はいろいろな環境下での実機試験が非常に多いためはっきり言って地道な作業です。

長いキャリアを要するため忍耐力がある方が良いと感じます。向いていない人に関してはどの業界でもそうですが飽きっぽい人です。

最低でも10年のキャリアを要しますが、その前にやめるようであれば最初から、この業界に足を踏み入れないほうが良いと思います。

この業界の利点としてはどの業界でも使える通信技術を習得できるため、転職組の話を聞くとかなりの好待遇が多いようです。

今の通信業界の必須スキルは?

私の業界での必須スキルは通信技術のスキルが必須となります。いかせる資格に関しては特にありません。通信技術に関してはかなり独特な技術のため、入社後に教育をしていく形になります。

その関係で意外と資格を取っている人が少ないのが特徴です。趣味でアナログ無線等を取っている方は多々いますが会社としては資格取得はとくに推奨していません。

一部の職場に関してはCiscoのCCNAを積極的に所得を推奨している職場があります。ハード系の検証に関しては電波法のからみの技術の習得は必要になってきます。

そういった内容に関しては電波試験の施設が社内にすべてそろっているため、やり方をマニュアル通りに覚えていけば仕事をこなせるようになっていきます。

AI時代に通信業界に入りたいみなさんへ

Ai時代で必要なことは事務的に提携業務はAiに食われてしていますのでアイデアや想像力が必要と思います。

淡々とこなすような仕事は頭を使わずにできるため、そういった仕事はどんどんAiに置き換わっていきます。社内の開発系はアナログ作業が多いため、遅々として導入は進んでいませんが、総務、経理のような単純な提携業務の職場はAiの導入がかなり進んでおり、単純作業しかできない社員は年々居場所がなくなりだしています。

設計にもそういったAi導入の流れが進んでいくことが良そうされているため、どの業界でもそうですが、事務をしたいとか、単純な作業をしたいと考えている方は就職をしないほうが良いと思います。

学校教育で植え付けられた機械のような思考、行動はすでに通用しなくなってきています。

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