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グラフィックデザイナーの仕事でAIに置き換えられるものは何!?

私は新卒で入社したグラフィックデザイナーです。今年で5年目になります。仕事はPCを使ってPhotoshopなどのソフトでのUIデザインです。

 

あと、WEBに載せるバナーなども作成しています。イラストなどは自分で描くことはありません。外注で用意してもらったイラストや写真素材を使って、ページを作成していくような仕事です。

 

ページに入れる文章などは自分で考えたりすることもあります。また、ページ構成やレイアウトなども考えます。ページの遷移図などを用意してプレゼンしてから、完成形を作り始めることが多いです。

現在26歳で女性、年収350万円になります。ボーナスは無しです。地方に住んでいますので給料は少なめかと思います。

 

目次

デザイナーの仕事でAIに奪われる仕事と残る仕事は何?

 

今の仕事の将来性と聞かれると、正直今の仕事の半分は無くなるかもしれないと思っております。具体的に言うと、バナーのレイアウト作成はAIに置き換えることができるかと思います。

ですが、ページの構成までAIに置き換えることができるかというと、できないのではと思っています。なぜかというと、AIにはデザインに優先度をつけることが難しいのではと考えています。

 

今の仕事では、ディレクターから、文言を用意されて、ボタンの配置などはデザイナーが決めて作成しています。ボタンの配置は、ユーザーが使いやすいように、見つけやすいような優先度をつけて置いています。

 

ですので、完全にデザインをAIに置き換えてしまうのは難しいのではないかと思っています。デザイナーはユーザビリティを一番に考えています。

 

ただし、AIの方が早くレイアウトのパターン出しができてしまうと思います。ですから、AIにレイアウトのパターン出しをしてもらって、良いレイアウトのものをデザイナーが採用するという形に置き換わってしまうかもしれません。

そうなると、今大量にいるデザイナーの仕事はほとんど無くなり、デザインを決める意思決定力のあるプロのデザイナーだけが生き残るのではないかと思っております。

 

ですので、人間の心理を理解してデザインを考えることができたり、それをプレゼンする能力のあるデザイナーが生き残るかと思います。

 

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あと、AIに仕事を教えられるデザイナーが強いかと思います。AIが素晴らしいデザインをするためには、素晴らしいデザイナーの考え方をインプットさせる必要があるからです。

バナーなどの単純なレイアウト系だけを担当するデザイナーは、すべてAIに仕事を取られてしまうかと思います。

 

デザインの言語化がAI時代に生き残るための必須スキル

今の仕事がAIに取って代わられないように、私がすべきことは、デザインを言語化する能力を高めることです。

今まで私は、デザインは感覚でわりと上手く作ることができていたのですが、実は自分がこのデザインを選んだことに、いまいち理由がないことが多々ありました。

それでも、人間同士なのでフィーリングで伝え合っていて、なんとか仕事になっていたのですが、そろそろ自分のデザインを言語化できるようにしないといけないなと思っております。

 

そうすれば、AIにどうデザインすればいいのか指示することができるからです。

 

私は、どうしてこのデザインにしたのかを説明することが下手でした。また、デザインの仕方などをマニュアル化することもなかなかできませんでした。

今のAIは、単純な彩色やホームページ作成など、上手くできているように見えますが、やはりセオリーなどをたくさん経験して、良いと思われるものを機械学習させる必要があります。

 

「良い」と判断するのは人間ですから、判断する側の人間になれば良いのです。

AIは情緒的な考えを理解するのは苦手ですが、デザイナーは人の心の機微を理解して、デザインをすることができます。

 

AIはありふれたデザインを早く作るのには最適なツールですが、オリジナリティのある、唯一無二のデザインはできません。

 

ですので、生身のデザイナーはAIに仕事を取って代わられないように、デザイン能力を上げるのももちろんですが、

 

デザイナー自身が、人の心の機微を繊細に感じることができ、デザインの使い心地など数値化できないものを感じ取り、それをアウトプットして作品に落とし込むことができ、

 

その意図を人に伝えることのできるプレゼン能力があれば、これからも生き残っていけるのではと思います。

 

AIは必要以外に怖がらなくて良いが準備するための知識は必要

私自身、今の所AIに仕事を奪われている訳ではないのでまだまだ実感がわかない部分が多々あります。

 

ですが、現在でも自分の仕事をプログラムやAIを使って効率化したりすることが出来ているので、今の所はAIに仕事を取られているというよりは、仕事を一緒にこなしてくれる存在という認識でいます。

 

今の所、AI社会だからと言って、必要以上にビクビクする必要はないのではと考えています。むしろAIは、溢れかえる仕事にビクビクしている私たちサラリーマンの味方ですし、プログラムによる効率化がなかったら、私たちは残業だらけになっています。

それが私の仕事が多少プログラムに手伝ってもらえて、定時で帰れているということは、AIはデザイナーの味方であって、倒すべき敵ではありません。

 

AIのことは、頭がよくて吸収の早い新人だと思って、まだまだ色々と教えてあげる必要がある、素晴らしく頭の良い後輩だと思いましょう。

 

しかし、AIはカタブツなので冗談も通じませんし、おそらく融通も効きません。デリカシーもないので、デザインに置ける心の機微だとか、心地よさだとかそういうものは、みっちり教えてあげる必要がありそうです。

 

みっちりAIに教え込んであげるには、私がそれを理解しておく必要がありますね?

 

ですから、これから10年間は、デザインを言語化することを中心に力をつけていきたいなと思っております。

 

そのうち、AIにデザインの実力、速さ、デリカシー・・・すべてのスキルを追い抜かれたりして脅威にはなるでしょうが、その時はAIを一緒に倒すのもいいかもしれません。

 

まぁ現実的な線でいくと、本当にダメそうならジョブチェンジを考えるなどして、生き残っていかなければなりません。

 

ロボットによる自動化の怖いところが、その変化が徐々にではなくて、一気に起きてしまうことです。

デザイナーも普段から情報のアンテナを尖らせなければいけませんね!!

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