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ビジネスホテルの経営はどう変わる?業界の将来性とAIを使った展開について

 

今回は2度の緊急事態宣言を経て、観光業およびホテル経営のカタチがどう変化していくのか?対対応策や今後の展開について現場から詳しく述べたいと思います。

自分のスペックはこんな感じです。

 

  • 業種:本社経理
  • 業界:ビジネスホテル運営
  • 年齢:43才
  • 年収:400~500万円

 

【 現在のビジネスホテル業界の内部事情 】

1⃣ ビジネスホテル(現場)のフロント・清掃・朝食、どの職種においても、他業種に比べて賃金水準が低いと感じます

2⃣ 特にフロント夜勤について、高齢化が進んでおり、募集じても高齢の方からの応募ばかりです。

3⃣ ビジネス客、観光客ともに激減しています。緊急事態宣言はもとより、直前の県の発症人数によっても影響があります。

宿泊予約の直前キャンセル、逆に直前にしか宿泊予約が入らない傾向になっています。

 

目次

今のピンチを乗り切ればビジネスホテルの将来は明るい

 

コロナウイルスとの共存が、社会として出来るようになったならば、将来性は暗くないと思います。

現在、ビジネスホテル運営からの撤退・倒産が続いていますので、今を乗り切れたところは、淘汰された中での強みもあり、将来性があるのではないでしょうか?

東京オリンピック開催の有無は、業界に大きな影響があると思いますが、それに合わせてオープンするビジネスホテルより、現在の試行錯誤を繰り返したビジネスホテルのほうが「安心」というイメージも持たれるはずです。

 

AIは現場では、接客サービスの一部として導入されているのみだと思います。(客室内でのお問い合わせ等)

それが導入されたならば(弊社は未導入)、フロント業務の負担が軽減されますが、必要人数は減りません

そのため、業界として仕事がなくなることは考え難いと思います。

別視点として、宿泊予約サイト上でAIが「おすすめ」をするようになると、AIに認められる条件をクリアするように、自社HP・口コミの管理等を今まで以上に注意して対応していくことが必要となり、仕事の内容に変化が出てくると思います。

 

フロント業務として、AIを含めた機械化は進むと思います。(ペッパー君が案内係をしていたり)

そうすると、フロントに人が常駐しているというのは、一つのウリになります。

地元の情報(飲食店・観光など)を、地元の人に教えてもらい、実際にそこを訪れる楽しさは消えないからです。

しかしそれが宿泊代に繋がることは考え難く、連動して給与が上がるとも考えにくいと思います。

 

ビジネスホテルにAIが導入されている実例

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現在のビジネスホテルでは、AIやロボットの導入事例は多くありません。

 

他ホテルにおいては、客室においてAIが疑問に答えるというシステムを見たことがありますが、利用している人がどれだけいるかは不明です。

 

また、フロントに自動販売機のような機械があり、チェックインもチェックアウトも無人で行えるようになっているところを見たことがあります。

しかし、チェックインは完全無人では難しいようで(導入したことがまだ定着していないためか)、横にフロントスタッフが説明に立っている状態を見ました。

そのため、「機械操作を説明するために人がいるなら、その人がチェックイン業務を行った方がよっぽど早いし高サービスなのに」と感じました。

 

フロントフロアのエレベーター前に、ペッパー君がいるものも見たことがあります。

おそらくお子様には喜ばれるのだと思いますが、大人の反応は、エレベーターが空いた時に驚くだけで、横を素通りしていました。

フロントスタッフとのコミュニケーションのネタとなることもなく、導入価格がそれなりに高いことを考えると、不要な印象を受けました。

 

現在の職場で導入したのは、ロボットとも言えませんが、ポケトーク(自動音声翻訳機)です。
海外からのお客様がみえていたころは、役に立っていました。

 

ホテル経理事務の仕事で重要になってくるところ

今の業界としては、接客サービスが主体となるため、その根本であるコミュニケーションスキルを磨くことが必要とされていくと思います。

しかしオンラインのではコミュニケーションスキルを測ることは難しいため、どう進めていくことが正解なのか、その基準を作っていくのは難しいと思います。

 

自分自身の仕事(本社経理)としても、現場とのコミュニケーションを図れる人事が何より求められていきます。

 

携帯で写真を撮ったら自動で仕訳が作成されるアプリが出てきている昨今、単純作業はAIにとってかわられる可能性が高いでしょう。

しかし、その自動仕訳がプロの仕事として認められるものになっているかどうか、その判断をするのは人間であるはずです。

また、AIに与える情報が網羅できているかどうか、できていなければ何を追加すべきかを判断し、対処するのも人間にしかできないことだと思います。

そのため、現場とのコミュニケーションを取り、分かりやすい指示を出すことが、本社経理としては必要なことになってきます。

 

現在はメール、電話、社内アプリを用いてコミュニケーションを取っています。新たなことを始める(やり方を変更する)ときは、マニュアルの作成もします。

この基本は変わらないと思っていますが、より即時的に身近に、現場スタッフが本社を認識できるよう、アイデアを出していくことが必要だと思います。

経理の知識や経験は、あって当然のこととして、コミュニケーションスキルを上げられるよう努力をしています。

 

ピンチはチャンス!ビジネスホテル業界に入りたい人へ!

 

ビジネスホテル業界(現場)は、毎日刺激に満ちています。

フロント作業をとっても、単純なチェックイン・チェックアウトだけで終わることは、まずありません

 

遠方からのお客様とお話することで、地元にいるだけでは感じられない地元の魅力を知ることもあります。

特に嬉しいのは、リピーターのお客様と再会できるときです。それは前回の滞在を気に入って頂けたということだからです。

1泊だけのお客様には地元の魅力をお伝えし、出張等で1週間~数か月滞在されるお客様にはより地元密着のお店をご紹介し、定期的に来ていただけるお客様にはその都度の変化をお伝えします。
人と接する仕事の楽しさを十分に感じられる仕事だと思います。

 

もちろんトラブル対応をしなければならないことはあります。

客室の不備を指摘された場合には、それが自分で対応できることならば対応します(営繕など対応できることは日々増えていきます)。

客室不備に対応できない場合には、お客様に部屋の移動をお願いし、それに纏わる手配・業務連絡を行います。

クレーマーにも誠意をもって対応します。

自分で対応できるトラブルでなければ、上司や本社に任せます。トラブル対応は大変ですが、無事に対応できれば、人間として成長できたと感じられることでもあります。

 

マニュアルがあっても、人と接する仕事である以上例外は多く発生します。自分で対応できるかどうかの判断から、まずスタートです。

今業界全体が沈んでいるような印象を受けますがきっとこの苦境を脱すれば一気に人が戻ってくるはずです。

ピンチをチャンスと思って、今できることを常に探しておきましょう!

頼りになる場所、聞ける人を多く作って、仕事を楽しんで頂けるといいですね。

 

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