当メディアでは現場で働く方々にぶっちゃけAI化やロボット化、IT化で仕事はなるなるのか?
本当に将来性があるのか?
という素朴な疑問をそのままぶつけ、様々な立場で働く方の声を拾っているわけですが・・。
記事の内容を見ると残念ながらあまり前向きな答えがみられません・・。
コメントに関しても「なにも業界のことを分かっていない」という批判的なものが並んでいます。
一方自分の職域には機械化と自動化の波が押し寄せており、そのせいで一部の仕事がIT技術でなくなっているのは実感していると思います。
- データー処理をはじめとした単純な事務作業
- 1対多数が可能になる大量生産の仕事
- リモートで代替されてしまう仕事
こういう部署がどの仕事にも存在して、それが消えていくことで効率化は図れるものの時代の変化に合わせざるを得なくなっているのだと思います。
「経済的な豊かさや効率を追求すると失うものが大きく取り戻せないのではないか?」という不安は私自身が常に抱えているところです。
AIとリモートワークが奪う人間性と豊かさの評価
ぶっちゃけ、私はAIロボットが全自動で作ったコンビニ食に温かさや豊かさをもう感じなくなっていますし、多少時間がかかってもスーパーのレジで人が手作業できれいに袋に詰めてくれる姿を見ると感動を覚えます。
受付で聞く単純な道案内でもロボットがやるよりも笑顔のお姉さんの方がずっと癒されます。
漫画宇宙兄弟の仲には「宇宙では荘厳な景色によって癒されるわけではない・・・人は人によって癒される」というようなセリフがあるのですが・・。
AIが今後どんどん仕事を奪っていった先は「癒しの消滅」なのではないかと思います。
人と人とのコミュニケーションがAIに代替され、癒しがなくなった都心部では心を病む人は年々増加しています。
AIに仕事を奪われずに豊かさを維持できるのか?
癒しがある世界とはどこかに余裕がり、直接の交流があるものです。
ただ、実際にそんな社会インフラは今の状況でも実現可能なのか疑問です。
- 職場に一人いるだけで華やかな気持ちになった
- 仕事はイマイチでも飲み会では活躍した
- 仕事は遅いが、職場の雰囲気を明るくした
今回のコロナ騒動でかなり見えて聞きましたが、AIやリモートで大打撃を受けている仕事がまさにこの「癒しと人間性」をもっとも必要とした観光や飲食業界なのではないでしょうか?
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いつかは旅行で行ってみたいと思っていた観光立国のスペインはすでに経済が崩壊しかけており、わずかな給付金で今をしのいでいる姿がニュースに流れていました・・・。
大量消費・効率化はこれ以上要らないと言っていても、今の状況が長引けば日本のおもてなしの文化も伝えるのは難しく、アメリカや中国の大量資本と効率化を求めて作られた安くそこそこの製品サービスに日本の商品が負け続けるような気がしてなりません。
効率化を求めても人は豊かになれないのに、人間性や豊かさを追求したらこんどは経済封鎖にあったときに困る人が大量発生する。
これが現代資本主義の宿命のような気がします。
- アジアの新興国は経済発展を待ってくれません。
- 中国もアメリカも覇権を止めようとは思ってくれません
- 日本は資源に乏しく効率よく加工しないと経済の優位性が成り立ちません。
- 国内経済だけの消費では今の数百兆の予算が組めません
- 日本の社会保障費は経済効率性で賄われています。
平成 31 年度一般会計予算(101 兆 4,571 億円)1における社会保障関係費は 34 兆 593 億 円であり、一般会計予算の 33.6%を占める。 前年度当初予算比で1兆 710 億円(前年度比 +3.2%)の増額となり、34 兆円を超え過去最大となった
他の国のように数十兆が毎年地面から資源として出ればいいのに・・。水と太陽で大規模農業ができれば良いのに・・・そうすればAI化とか効率化とか言わずにもっと豊かに日本もなれたのに・・・。
なんて思ってしまいます。
「これ以上効率化も何もいらない」という認識が世界共通にならない限り、このままますますAI化で人間性のある仕事が奪われていくのではないかと悲しい気持ちになります。
なにもAIを肯定しているわけではないのですが、今回の緊急事態宣言の対応を見ていると、そんな甘いことを言ってもいられないのだろうな・・・。というのが本音です。
経済性を捨てると他国のAIに奪われるおかしな世界
このまま日本が経済3位、4位、5位となっていく中で、真の豊かさを求めて観光立国や国内消費で鎖国状態にしようとしても難しいかと思います。
他国でできた最新のAIは日本にも導入されていくつかの仕事を奪っていくと思います。
このようなありかたが間違っているとは思いますが、この社会保障の借金を見ると、資源を加工して付加価値を付け、他国に売るビジネスモデル以外賄えそうもないのです・・。
AIの現実を受け止めなければ未来に進めない
ちなみに「AIとは何ぞや?」という疑問を過去に抱き、いくつか文献や書籍を読みましたが、なにもAIはスマホの音声ロボットのようなものではなく、単純作業の大体も定義に含まれます。
アイデアの発想からモノ作りの3Dプリンタ加工までAiのジャンルです。
こうなると後は作られた製品をいかに使うのか?
ここを真剣に考え勉強していかなければ、自分の仕事が減ることはあっても増えることはなさそうです。
AIそのものを作り出す技術だけではなく、時代に合わせて扱う能力のポジションにつけるのかどうか?
それが今後5年先の将来を決めると思っています。
知らないものは怖いですが、学べば楽しい部分も沢山ありますしね!
人工知能とまでいかなくても4つのITスキルはどの世代人も必要
年をとればとるほど体力が落ちるというのは人間どうしようもないことです。その事実を踏まえ今から鍛えておくべきスキルがあります。
- 情報収集スキル・・必要な最新情報を手に入れる場所を知る力
- 情報選定スキル・・沢山の情報から正しく選ぶコツを知る力
- 情報予測スキル・・情報の中から未来を予測する力
- 情報発信スキル・・自ら情報発信をして仕事の幅を広げる力
AIを使う側になるためには最低でもこのスキルは持っていないと日常生活でも仕事でもクオリティーに差がついてしまうのではないかと思います。
いざという時に自分で情報を調べ分析し、予測の元に対応する力がなければいつまでもAIの言うなりに使われる側になってしまうと思うので・・。
特に今はSNSや動画の数が増え、社会人の限られた時間の中でどの情報を取って行くのかで持っている選択肢が違うのです。
IT時代は負の面も目立ちますが、やはりこれからも形を変えて成長していく分野だと思います。
心の豊かさを失わないように、常に研鑽したいものですね!
あなたの業界の意見お待ちしています!