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IT派遣社員の将来性は?AIで仕事がなくなるのかを37歳のOLが語ってみる

IT企業(SIer)に派遣されてテスターをしています。勤続年数は2年、現在37歳で年収はだいたい240万くらいです。今回は派遣社員が現場でどんな不安を抱えているのか?

AIで仕事がなくなってしまうのか?本音のところを話してみたいと思います。

【この業界の問題点 】

  • 外注のスタッフが多く、常に人の入れ替わりが激しい。
  • 定着して業務にあたっている人員が少数しかいない。
  • 乗務時間が守られず残業が当たり前になっている。
  • 過重なストレスと過密スケジュールでうつ病になってしまう社員が多い。

とにかく常に多忙で余裕が無いため、新人の育成や外注のスタッフと協力して効率的に仕事をすることができなくなっているのが現状です。

目次

IT派遣業界の将来性と問題点

IT業界は常に人手不足なので、エンジニアやプログラマーの育成が声高に叫ばれています。その需要に応えるように、現在では専門学校だけでなインターネット講座などで多くの人々がプログラミングを学んでいますが、せっかくIT業界に足を踏み入れても定着するのはほんの一握りです。

IT業界は業界構造自体に問題があり、SIerの乱立によって二次受け・三次受けが横行しているため、多くのスタッフが低い賃金とハードワークに耐えて働いているという現状があります。

政府の働きでこの業界構造に改革が起こり、エンジニアやプログラマーがきちんとした待遇で働けるようになれば、賃金も上がって人手不足も解消すると思います。

テスターの仕事はAIで仕事が減っていく

また、私のいるテスト分野でもAIを使った自動化テストが導入され始めているので、今後テスターの需要自体は減っていくかもしれません。

でも、AIにデータを取り込んだりプログラミングをしたりするのは人間なので、AIに完全に仕事を奪われてしまうのはもう少し先だと考えています。

テストや品質管理に従事する人はAIに任せる部分と自分がAIを駆使して何ができるか、ということを学んでいく必要があると思います。

プロジェクト終了時に人員削減が起きる

派遣社員は進行中のプロジェクトが終了するごとに人員整理は起こるので、AIやロボットのせいで人員削減が行われた、ということは、今のところありません。

テスト領域でのAIの導入は現在進行中で、ITだけでなくさまざまな業種と協力しながら研究をしている段階ですが、いずれは試験的にでも導入されることになると思います。

導入後はAIに任せられる単純なテストはAIに任せ、その他の複合的なテストは従来通りテスターが受け持つことになると思います。

ただ、AIの仕事がコーディングなどエンジニアやプログラマーの領域にも及ぶ場合は彼らの業務量が軽減されるので、テスターは人員削減されて彼らがテスターの領域までカバーすることになる可能性があるとは思います。

また、私のいる会社は事務所の規模が小さいため、受付などにロボットを導入する予定はないようです。

コロナ禍で非対面接触が奨励されているということもあり、ロボットを導入する案が会議の議題に上がったりはしているようですが、今はロボットよりも人件費の方が安いということで見送りになっているとのことです。

人間よりもロボットを使う方が安くなる時がくれば、今後はロボットに置き換えられることになると思います。

AIで派遣社員が仕事を奪われないようにすべきこと

私の場合は、自分がやる仕事とAIに任せる仕事を区別することが必要だと考えています。テストの制度を上げてプロダクトの品質を安定させるには、単純なテストはAIにやってもらい、AIではカバーできない領域を人間の自分が請け負うのがベストだと思っています。

AIにできることは何か、できないことは何かを考え、上手く組み合わせて仕事をしていくことで業務の効率化を図っていくことが課題です。

そのためにはAIをどのように業務に組み込んでいくかや、どのようにプログラムすればAIを効果的に利用できるのかを常に学んでいく必要があると思っています。

加えて、テスターとしてJSTQBを受験するなど基礎となる知識を地道に増やしていくことも心がけています。

派遣ITの写真でも海外やSNSで最新事情は積極的に取るべき

また、派遣でも正社員と変わらず、担当の仕事以外の勉強もしていくべきだと思っています。

個人的にはインターネットでIT業界の最新の動向を常にチェックするように心がけています。

日本はITで後れをとっており、AIに関しては海外の研究の方が大きく進んでいると言われているので、できる範囲で英語での情報収集や海外の情報を集めたサイトを確認するようにしています。

海外のIT論文検索はグーグルスカラーで無料で手に入ります。

最近ではツイッターで企業が情報を発信していたり、動画配信サイトで合同会議に関する報告を共有していたりすることも多いです。

IT企業Twitterフォロワー数ランキング

企業のインスタグラムアカウント一覧

他社の研究や取り組みはとても参考になり、SNSでは同業者の貴重な知識や意見を見つけられることが少なくありません。

進歩が著しい業界なので、情報に対するアンテナは常に立てておくようにしてます。

今後IT派遣社員の転職や正規採用を考えている方へ

IT業界は常に人手不足のため、エンジニアやプログラマーの派遣求人は常に募集があります。

その裏には低賃金にハードワークで業界を去る人があとを絶たない、という現実があるのですが、今はそんな現状を改善しようと多くの企業が改革に乗り出しています。

これからIT業界に派遣で転職しようと考えている人は、インターネットで実際にその会社で働いていた人の口コミを探すことが多いと思いますが、できれば新しく作られた会社に関する情報も調べてみてほしいです。

エンジニアやプログラマーとして働いていた人たちがアイデアを出し合い、より働きやすい会社を作ろうとSNSなどで情報を発信しています。

世界に後れをとっていると言われている日本のIT分野を発展させようと、奮闘している人たちがたくさんいます。

給料や社会保障なども気になるところではあると思いますが、その会社がどのようなことに取り組んでいるのか、変わっていくIT業界のなかでどう生き残ろうとしているのかにも目を向けてみてほしいです。

また、私が実際にIT業界で働いて思ったのは、ITスキルはあってもコミュニケーション能力の無さが原因で辞めていく人が少なくないということです。

いくら高度なプログラミング技術を身に着けていても、報告・連絡・相談ができない、しないなどルールを守らなければ他人と協力して仕事をしていくことは難しいと思います。

どんな業界でもそうですが、技術や専門知識に加えてチームで仕事をしていく協調性を磨いておくことが大切だと思います。

正社員採用ためには専門スキルのかけ合わせが重要

私は結婚と子育てのバランスを考えて派遣の仕事を選びましたが、中には正社員採用を考えている方もいるかと思います。

実際には派遣だけではなく正社員も常に人手不足です。求人は途切れませんが、1つのスキルだけではなく、2つ以上のIT技術を持っている人が順番に採用されていきます。

  • IT×デザイン
  • IT×営業
  • IT×企画

総合職の場合は横断的な仕事のスキルが求められます。派遣であれば提携期間が終わると継続の打診があると思いますので、あえて別のスキルを学ぶために、派遣先を変えるのもありだと思います。

同じITの仕事でも会社が変われば雰囲気は全然違いますので、5年、10年を見越した人生設計が需要です。

業界変化のスピードは速いのでついていけるように頑張りましょう!

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