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ハウスメーカーの将来性は?少子化とAIロボットでなくなるのか?営業15年の現場より

ハウスメーカーの営業職として、15年勤務しています。年齢は37歳で、年収は約1200万円です。今回はこの業界の将来性と見通しについて現場からリアルな声をお届けします。

 

実際に言われている現場の問題点をパパっと上げると以下の通り。

 

  • 離職率が高い
  • 建築需要が減少傾向
  • 顧客からのクレームが多い
  • 人手不足
  • 長時間労働

 

やはり建築関係はブラックな面があるのは否めません。

 

目次

少子化で戸建てが減少するが仕事自体はなくならない

 

戸建て住宅の現状は年々着工数が減少傾向にあり、将来的な需要は縮小すると考えられています。10年ほど前は日本の建築着工数は120万戸程ありましたが、現状は80万戸と、少子化により建築事業は大幅な減少傾向にあります。

特に首都圏に関しては、マンションなどが供給過多などの原因もあり今後はより減少することが見込まれます。

 

AIなどの普及によりハウスメーカーの営業職がなくなるかと言えば、なくなる事はないと思います。

住宅は個人が買う買い物で、一生で一番高額な買い物と言われております。

 

特に注文住宅を主に扱っているハウスメーカーにとっては、画一的なサービスや提案では顧客が納得しないことが多いためです。

顧客からこの営業であれば一生に一度の大きな買い物を任せても良いと言う承認を得る必要があります。

顧客の性格や要望する建築動機の背景などは、AIではなく、やはり人と人が対面してコミニケーションを取らなければなかなかわかることができないため、AIの普及によりなくなる事はないと思います。

また家は今後も新しく立つと思いますので、まったくの0になることはないと思います。

 

給料面は能力次第で大きな差がつく

 

給料が上がりニーズが増えるかについては営業個人のスキルにより格差が生じます。

 

多くの顧客から信頼を得られるような営業担当については契約成績が集中し、逆にスキルがなく顧客から契約を取れない営業に関してはニーズがなく給料が向上する事は難しいです。

 

特に住宅業界の営業職については、契約数や売り上げ数に応じての歩合の割合が多いため、売れない営業担当は給料が上がる事はありません。

 

逆に、契約を入れる営業担当については給与があり顧客からのニーズも集まります。

 

また、着工数が減少するとは言え建築数がゼロになる事は無いためスキルがあり売れる営業職にとっては将来性のある業界です。

 

ロボット導入と大工さんの人員削減の現状について

住宅の建築工程において、ロボットが導入されています。ユニット工法と言う、建築工程の約8割を工場で生産する施工の仕方を行っています。

 

住宅建築と言うのは、古くから建築現場で大工さんや職人さんが作業する事が多くありましたが、現場で作業する職人さんの腕や性格、また作業する際の天候により完成する住宅に品質の善し悪しが出てしまいます。

これを解消するため、8割方工場で作ってくるユニットを採用しています。

 

工場のラインで建築工程の大部分を施工できるため、現場で職人さんの腕による完成した家の品質の誤差が少なく、建築する住宅すべてに安定した品質の良い住宅を供給することができます。

 

また、現場での建築工程が少ないため大事な建築部材が雨で濡れることがないため材料の劣化による品質の低下も抑えられます。

 

工場のロボットで建築工程の大半を行えるため、一般的な工法と比べて現場で職人さんが行う工程が少ないです。大工さんの人員数は少なくなっています

 

しかし、上記のような建築工法を採用しているハウスメーカーは少ないため、いまだに現場での職人さんの需要はあります

 

またオリンピックや震災の復興重要などで、建築に関わる人員は不足しているのが現状です。

 

ハウスメーカーで将来生き残るために重要なこと

顧客が個人となるため、顧客に信頼されるように知識の習得や、わかりやすく伝える技術を日々研鑽することが大事です。

住宅業界において、キッチンや洗面などの設備仕様や住宅の耐震性、断熱性など、求められるニーズは日々変化しています。

また最近は、インターネットなどで手軽に情報を一般の方でも取得することができるため、顧客に対して的確な情報の提供と、信頼されるようなプラスアルファの提案が必要となってきます。

 

そのためには住宅業界や住宅の技術などの日々の研鑽が必要となります。

また、住宅建築は専門的な言葉が多いため、一般の顧客にそのまま伝えてしまうとわかりにくことが多いです。

それをわかりやすく納得してもらえるように説明するためには、日々説明の仕方や伝え方の工夫が必要となります。

 

日々の知識の習得や、伝え方の技術の向上とは別に、専門的な資格の取得も必要となります。

 

具体的には建築士の資格や、土地などの不動産売買を扱う宅地建物取引主任士の資格が必要です。

 

一般的な顧客は、対応する営業担当が信頼に足る人間かどうかを判断する材料を求めています。

 

顧客に最初に面談するときに名刺を渡しますが、その名刺に公的な資格が載っているかどうかは1つの判断材料になります。

 

そのため、上記の資格を持っていない場合は資格取得をした方が、顧客からの信頼承認を得やすくなります。

 

また、知識の習得だけでなくそれを伝えるためのロープレを日々行うことがとても大事となります。

 

顧客も今はインターネットなどで多様な情報を取得することができるため、自分にとって必要な情報何かを判別することが必要とありますが、それを営業担当者がしてくれれば顧客からの承認を得る近道となります。

そのためには伝え方の練習をするロープレはとても良い方法となります。

必要なのはトーク力よりも誠実さ

 

ハウスメーカーの営業職と言うと、口がうまい人が営業成績を得られるような印象がありますが、実際には誠実で真面目に日々の研鑽を行える人間の方が営業成績は上がります。

 

住宅を購入する顧客は、一生に一度の買い物と言うこともあり、とても真剣に対応する営業担当者やハウスメーカー、建築業者の対応を見ています。

 

そのため、口先だけのセールストークやごまかしなどは、すぐに見抜かれてしまいます

 

顧客から信頼されるためには、しっかりとした知識の習得や誠実な対応が求められます。

 

意外かもしれませんが、口下手でも顧客の信頼を得られるような人間であれば、営業成績はとても良いです。

 

また、契約を安定的に取るためには顧客のニーズをつかんだ上で的確に良い提案や、アドバイスを行えることが必要になります。

そのため顧客が何を求めているのか、その家族構成や建築動機の背景から仮説を立て、提案して確認をしていく作業が必要となります。そのためには経験が必要となりますが、その経験はすぐには得られないため、契約できている先輩や周りの人間の意見を素直に取り入れる柔軟さも必要となります。

成功方法は1つではないため、自分に合った営業手法や営業方法を日々研鑽する必要があります。

また、今の世の中は情報のスピードがとても早いため、一年前通用していたことが今現在も通用するとは限りません。

そのため日々研鑽しながら、うまくいく方法を素直に取り入れて実行できる人間が安定的に契約を挙げられています。

 

どんな仕事にも通ずることかもしれませんが、地道に真面目に仕事に取り組み、成功している人の意見のを素直に取り入れて、柔軟に自身を研鑽する事がでも大切です。

 

離職率も高く、責任が多い仕事ではありますが、顧客からの信頼を得れる事は大きな喜びとなります。

 

この業界は実力次第で若手にもチャンスが多々あります。少子高齢化とは言え建築は大きな額が動きますし、給料もそれに応じてグンと伸びます。

どの業界でも伸びる人は伸びます!意識を高く持って頑張る人に入ってきてほしいです。

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