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働き方改革は測量業界にどう導入されている?現状とAI導入後の今後を考えた

私は53歳の未婚の女性です。実の母と二人暮らしをしています。2年前に転職をして、10人足らずの測量設計会社で事務員をしています。

一応正社員なのですが、地方の小さな会社なので、オーナーの考え方が古く、また未だに悪しき体質が残っており、給与の面では男性と女性で格差があります。なので年収は300万円ほどしかありません。

【 測量業界の現状の問題点 】

  • 測量設計業界は、古い体質や考え方が未だに残っており、「残業する人=会社への貢献度が高い」という考えが残っている。
  • 特に忙しくなくても、上司が無駄に残っているので、部下が帰りづらい状況がある。
  • 有給休暇があっても、病気の時以外は取りづらい状況にあり、毎年ほとんどが未消化のまま、残ってしまう。
  • 定時に帰る人間を、責めるような上司がいる。
目次

測量業界の働き方改革の現状と残業時間の変化について

わが社でも「働き改革」を実践しており、今年から、「有給は最低でも5日以上を消化するようにと」オーナーから言われました。

そのおかげで、病気の時以外でも、正々堂々と有給休暇を申請出来るようになったのでとても助かっています。

中学生の子供を抱えている同僚などは、今まで参観日などの学校の行事でも、上司の顔色をうかがって休みを取りにくいような状況だったのですが、遠慮なく取れるようになったので喜んでいました。

ただ、有給休暇は多い人で20日あり、私も10日ありますが、全てを消化するのはまだまだ難しい状況です。

残業についても、仕事が忙しくなければ定時に帰ることが出来るようになりました。

そのおかげで、みんな定時に帰ろうとして、時間内に集中して仕事をするようになりました。

これまでは、仕事が無くても、残業するのが当たり前のような体質の会社だったので、17時以降にする仕事を残すために、日中は長々と喫煙休憩を取ったり、同僚とおしゃべりをして、ダラダラ過ごす人が見受けられましたが、そういうこともなくなりました。

おかげで、会社全体にメリハリが出たような気がして、とてもいいことだと思っています。

「働き方改革」政策が行われて以降、わが社のオーナーも同業他社の経営者といろいろ話したり、それなりに勉強をしてくれ、ずいぶん考え方を変えてくれたようです。

まだ実施されたばかりで探り探りのようなところもあり、これからどうなるか分かりませんが、おかげで以前と比べてずいぶん働きやすい職場となりました。

働き方改革導入で感じたメリットとデメリット

私はずっと零細企業で働いてきましたが、どこでも同じように「残業をする人=会社への貢献度が高い人」という間違った考え方がはびこっていました。

なので、「上司に気に入られたい」「少しでも高い評価が欲しい」という考え方から、毎日のように残業をしたり休日出勤をしたり、さらには有給休暇は一切消化しないという人を、多く見て来ました。

そして上司や会社は、こういう人たちを高く評価し、定時に帰る人・有休休暇を消化する人は、愛社精神のない人間だとしてきました。

これが多くの零細企業でまかり通ってきた間違った考え方です。

けれど、2019年4月に「働き方改革関連法案」が施行されたことにより、この古い習慣にメスが入ることになりました。

大手企業と違い、オーナーの意見が絶対視されるような零細企業では、どんな悪い習慣でも内部から改革するというのはかなり難しいところです。

けれど、今回は政府の政策なので、会社も変えざるを得なく、これは零細企業に勤める人間にとってはとてもありがたいことでした。

また、社員だけでなく、会社にとっても残業や休日出勤が減ったと言うことは、光熱費の節約になりますし、ダラダラ仕事をする社員がいなくなったので、仕事の効率もあがったのではないかと思います。

「働き方改革」を実施して約10カ月経ちますが、今のところ、会社・社員の双方に、とてもメリットがあるものだと考えています。

「働き方改革」については、今のところデメリットというものは思い当たりませんが、唯一あげるとしたら、残業がほぼなくなったので、残業代がつかなくなったことでしょうか?

けれど、時間というのはお金には代えられませんし、時間にゆとりが出た分、精神的にもゆとりが出てきましたので、自分にとってはこちらの方がよかったと思っています。

実際測量業ってAIで変化しているの?

以前ネットの記事で見た「将来AIで仕事が消える」というリストの中に、私が勤めている会社の事業の一つである「測量」というのがありました。

私がこの業界の仕事に携わるようになり、もう25年近くなりますが、確かに25年前と比べると、測量の方法も変わって来ています。

私自身は実際に測量をするわけではないのですが、会社にある測量機器もずいぶん変化を遂げていますし、また実際に現場で測ってきたデータの処理方法なども、コンピュータの発展によりかなり変わって来ています。

また最近、ドローンを使用した測量の研修会などの案内が、頻繁に会社に来るようになり、同業者の中には、将来を見据えて、実際にドローンを購入したところもあります。

私は仕事の中でCADを使うことがありますが、こちらも私がこの業界に入った頃に比べると、かなり進化していて、自動化も進み、同じ作業をするのも、以前の半分の時間で終わるようになりました。

このように、コンピュータの発展がもたらす仕事内容の変化を目の当たりにしてきましたので、将来的には、AIが搭載された測量機器・CADにより、作業の完全自動化されることも十分ありうると思いますが。

ただ最終的な確認作業が必要となると思いますので、人の手が全く要らなくなることはないと思います。

測量業界は今後も転職でおすすめなのか?

私自身は事務職ですが、長い間測量会社に勤めてきて「測量」という仕事を間近で見て来ました。一言で言うと、「測量」は、おすすめ出来る仕事だと思います。

そして、もし測量に携わる仕事がしたいと思う人がいるなら、まず測量の専門学校に行って勉強をし、測量士補の資格を取得することが、ベストだと思います。

こちらは国家資格ですし、何より「手に職」がつきますので、一生涯どこに行っても役に立ちます。また、今、若い人で測量士を目指す人は少なく、どこの会社でも人手不足で困っていますので、就職に苦労することは、まずありません。

資格があれば、資格手当がつくというメリットもありますので、何もないままで就職するよりは断然いいでしょう。なので、本当に測量の仕事に興味のある方は、まずは測量専門学校を目指して下さい。

「測量」というと、イメージ的に現場作業だけと思っている人も多いと思いますが、実際はパソコンやCADを使ったりする内業も多いので、「測量」の仕事に携わると、こちらも併せて学べるのも、メリットのひとつと言えます。

社会が発展していく限り「測量」という仕事は、この先も絶対に無くなることはありません。

道路や橋を作ったり、またビルや家を建てる時などには、必ず必要となる責任のある仕事です。

現在人としての私たちの生活を守る上で、「要になる仕事」と言っても、過言ではないでしょう。

それゆえ、とてもやりがいがあり、誰にも誇れる仕事だと思い、多くの人に目指してもらいたいと思っています。

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