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40代で介護職で働く男性が現状の問題点と将来を語ってみる・・

今現在40歳です。勤続年数は1年未満転職でこの職場に移動してきました。年収は300万円未満業界は福祉業界、具体的に言うと、介護業界です。

会社は有料老人ホーム、居宅介護支援事業所、デイサービス、ホームヘルパーなど事業所の中で複数のサービスを展開しています。

建物の中にすべてが入っており、連帯感はある会社なのではないかなと今現在、感じています。

【介護職が抱える3つの問題点】

①・賃金の低さ
これは介護業界でほぼすべての職種がそうだと思いますが一般企業と比べて賃人は安い方です。

②・人材不足
賃金が低い事から転職を考えてしまう側面もあると思います。

③・それからくるモチベーション維持の難しさ

仕事に対して「やりがい」を見出せないと非常に続けるのが難しい業種だと感じます。モチベーションの維持は職に対する姿勢にもかかわってきます。

目次

介護職の一番の問題点は処遇改善手当がでないこと

転職して感じた一番の問題点は賃金の低さであろうかと思います。ある程度予想はしていたのですが、現実は厳しいです。

基本給、賞与の他に、介護職員には、「処遇改善手当」が支給されますが、直接介護にかかわらない生活相談員、やケアマネジャーにはこの手当が支払われない事が多く、これも問題であると私は思っています。

現場の職員を経験して生活相談員、ケアマネに挑戦しても支払いされる額が減ってしまう仕組みならば資格挑戦に対する熱意も上がらない側面は否定できません。

人事考課制度については上司が評価を下すのが主流だと思ますが、私が以前勤めていた病院では360度評価と言って立場や職種が関係なく、ランダムに充てられた人を評価する仕組みがありました。

これは部下が上司を評価することにもつながり、有益な取り組みであると感じています。

介護職の人間関係は悪くない

人間関係も非常に重要な要素だと思います。

幸いにも今の会社は良い人が多く、人を陥れるような人や人の不幸を喜んだり、する人がいないので比較的良好であるのが大きな救いです。

事件が起こる施設などの話も聞きますが、介護を自ら選んだ人はボランティア精神も高く、やさしい人が多いと感じています。

職員間の人間関係の良し悪しは非常にお客様に伝わってしまいます。

今の会社はそれがないので、利用者であるお客様に笑顔で接する事が出来る事が場面的に多いのではと思っています。

体験で利用されたお客様が本利用へつつながる確率が高いのは一職員としても誇りに思える事です。

体験の人が来るからと「特別な感じ、接遇。」で最初に接して本利用になってからそうでなくなるというような本音と建前の不一致がない事が事業所にとっても職員にとっても、利用者とってもよい事だと思います。

残業については、朝の出勤時間よりも20分も早く来ないと作業が回らないなどの問題はあります。

会議でも残業がつかないのも不満ではあります。

残業がつくからといって、早く会議が終わると残業がつかないからといって、意味もない話をだらだらと続ける人もいるのは実際の所なので、ここは良し悪しではあると思います。

介護現場長く働き続けるコツはあるのか?

これに対する会社での取り組みとしては、勤続年数に応じて基本給が上がるシステムがあるのは勤続年数を重ねようと考えるよい仕組みであるように思います。

個人的な取り組みは、仕事に自分なりのこだわりを見つける。事だと思います。

これについては後述します。

個人的にモチベーションアップにつながる方法としては「人からの評価を喜ぶ素直な気持ち」を持つ事です。

利用者は職員をよく見ています。

一日に30人以上の利用者がいる現場ではある意味、ごまかしがきかない事を意味します。

福祉職員として、規範を持ち、接遇に気を配りお客様に接する事が本音と建て前を同じくする事でもあります。

しんどい仕事でも、ふと気づいたお客様から「あんたはよく動いてくれる。」「気の利く人やね。」と褒められるとしんどい一日でも救われた気分になれます。

人と接さない仕事であったらこの感動は感じる事がない喜びだと思います。

従業員同士で褒め合う環境をつくる風土を自分から発信するのも大切です。

直接褒めるのもよいのですが、その人を間接的に褒める事もそれを本人が聞いた時に喜びを感じます。

それを聞いた本人は非常に喜ぶだろうと思いますし、私自身喜んでしまいます。

個人的に「モチベーションがあがらないな。」と感じる時は仕事の事を忘れられる趣味を持って、それに力を注ぐ事も重要です。

何も仕事だけが人間一人の価値ではありません。

仕事場に同じ趣味を持つ人がいればそれについて休憩時間にお話したり、休みの日にでも飲み会するなりして色々お話が出来ます。

ここだけの相談など、人間関係の幅も広がりますし、
共通の概念を持った人と出会えれば時を忘れて一緒にいれて幸せな状態になれると思います。

仕事の辛さとやりがいについて

後述すると申したやりがいについては「お客様に感謝される事」と「自分のこだわりを見つける事」です。

こだわりが一人よがりすぎると迷惑をかけてしまいますが、

  • 時間をきっちり守る
  • お声掛けを丁寧にする
  • なるべく綺麗な状態にする

など誰から見ても評価に値する事を実践していく、またその日の個人目標を自分でたてて行動する事で精度は上がっていきます。

ひたむきな努力が実を結んだ時に非常にやっててよかったなと感じます。

しかも、お客様に頻回に褒められればモチベーションは上がっていきます。

福祉職員に求められるのは、「自己研鑽」ですが、全員の福祉職員がそれを胸に働いて行けば「自己研鑽」から「切磋琢磨」出来るので素晴らしい職場になると思います。

一番きつい事としては、身体介護の体への負担が大きいと思います。さすがに40代、50代になってくるとしんどくなります。

特に体が丈夫でない人や、身体的に難がある人にとって身体介護はしんどい事ではあります。

ボディーメカニクスを勉強しておくと体の負担が減る

今、介護福祉士を取得するには「介護職員実務者研修」を受ける事が義務付けられているのですが、その中で「ボディメカニクス」の授業を受ける事になりますがこの授業をよく理解して反復練習する事も心掛けてください。

ボディーメカニクスを意識すると体への負担も軽減され、介護の仕事が楽になります。

日々の業務が終わった後に、自分の体の不調はないかセルフチェックもして下さい。

お風呂に入った後に柔軟体操をしてみて、いつもより体が硬くなっていないか、そんな視点をもちながら業務を行うと体への負担も減りますし、人のボディーメカニクスの使い方を見る事も非常に有益なことです。

これからの介護職はどうなるのか?3年後を考えた

これからの介護業界はより社会に必要とされると思うのですが、賃金が上がらないとよい人材が集まらないと感じてしまうのが実際の所です。

Aiが導入されるなどの記事がありますが、しょせん機械のやすことはマニュアルでしかなく、単純作業ぐらいしかAIに任せる事は出来ないと思います。

ましてや心身の状況を判断する人間力の前では機械の直接介護は足元にも及ばないと思いますし、そうありたいと思います。

AIが参入するならば、「フロアの清掃を利用者がいない時間帯のみで稼働させる。」ぐらいしか思いつきません。

今後、掃除の部分で人件費をさくことなく清掃してくれれば非常に楽になると思いますので、この部分では躍進してほしいと正直願ってはいます。

3年後の介護業界の展望ですが、人材不足を解消する手立てがないと離職率は減らないでしょうし、

離職率を減らすのに一番手っ取り早いのは給与面を上げる事だと思います。

基本給与以外に賞与の額もモチベーションに大きく関係しますし、資格手当の充実もは資格取得のモチベーションに繋がります。

将来に向けて社会福祉士の勉強中

私は今現在いくつかの資格を持っています。

  • 「介護職員実務者研修 修了者」
  • 「介護福祉士」
  • 「全身性ガイドヘルパー」
  • 「視覚障害ガイドヘルパー一般課程」
  • 「視覚障害者ガイドヘルパー応用課程」

 

を取得していますが今後は社会福祉士を目指したいと思っています。

しかし、業務時間に使う力がいる為、勉強にさく時間が確保できないのでは、と思っていてまだ申し込みをしていません。

 

介護業界への転職とキャリアアップの考え方

この業界に勤めるなら、最低は介護福祉士、にはなっておきたいです。

その為にも「介護職員実務者研修」を修了する必要があります。仕事をしながら終了する手もありますが、私は退職して失業保険をもらいながら資格を取りました

このシステムがよかった点は実務者研修修了まで失業保険が支払われる事です。

このお陰で私は再起出来ました。

この半年の期間で出会えた人と今でも交流があり、愉快な仲間に出会えたことは感謝しています。その学校の先生も魅力的な方が多く、いまでもメールのやり取りをしています。

そういう同志がいるとその人に負けてられないなと自分を高めようとする意欲が出てきます。

会うたびに悩みを相談したり、それこそ自分のこだわりを言い合うのが楽しみでもあります。

同志だからこそ、「あんた流石やね。」と認められる事もやりがいに繋がります。

その場で、次の資格取得を宣言するのもよいでしょう。

「介護福祉士」、以外に「社会福祉士」も取得した資格の一つです。

介護業界だけでなく、病院のソーシャルワーカーとしても勤務可能です

実務経験をつんで5年後のケアマネジャーに挑戦するのも良いと思います。

実際私もケアマネジャーに挑戦しようと思っています。

現場をやりながら介護保険の勉強も出来ますので視野に入れてこれからも介護業界で精進していこうと思っています。

福祉のジャンルでいえば、障害福祉に進む道もありだと思います。
かくいう私は障害福祉の支援員を3年以上すていた事もあり、その実務経験が認められて介護福祉士となりました。

人と接するこの業種はしんどい時もありますが奥が深く、自分を高めるのに適した職種だと思います。

この文章があなたの一助となれば幸いです。

 

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