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生産技術の仕事の将来性は?AIに奪われる可能性を本気で熱弁

現在29歳です。大学院卒で1社目に入りましたが、転勤が多かったことと、業務内容がニッチすぎてこの会社でしか役に立てる人間にしかなれないと思って電子部品関係の会社に転職することにしました。

 

今のところでは、規模も1社目と比べて小さくなったので転勤の可能性も低くなったのと、いろいろなことができるので比較的満足しています。

目次

AIでソフト系の仕事はなくなるが、ハード系の仕事や新規思考系の仕事は残る

 

生産技術の仕事はとても広くて、例えば新規設備の設計段階から導入まですべての工程にかかわります。

また、現行の設備に対しての保全関係も生産技術の仕事です。

 

これらを見ると、例えば新規設備を設計する段階での図面作成や機構の検討はAIのほうが確実で精密なことができるかと思います。

 

しかし、設備が設計できても誰がどのように使うかという作業性を考えるのは困難だと思います。

例えば、設備のボタンどこに置いた方が作業しやすいか、非定常の作業を含めた装置のレイアウトなどまで検討するのは人が使う前提ですと、現場の暗黙的な部分が入っているのでそこまでをすんなりAIが考えて盛り込むのは困難だと思います。

 

また、設備を導入するにあたって実際の設備の輸送や搬入などのハード的な部分においてはAIでは検討することはできてもアクションとしては起こすのは困難だと思います。

ロボットとAI、自動運転のすべてが確立されているのであれば可能だとは思いますが、あくまでAI単体では困難だと思います。

 

また、保全的な業務においては設備の不具合の修理などAIで解決策を導き出すことは可能だとは思いますが、必ずその実行部隊(直したり改良したいするための人間)が必要だと思います。

こちらも、ロボットとAIが融合されたものが確立されているのであれば可能だとは思いますが、細かな作業や人間それぞれに備わっている暗黙的な技能をまねるということは困難だと思います。

 

そのため、生産技術はAIによってかなり効率化されますが、最終的には人の力も必要な個所が多いと感じるので、完全になくなることはないと思います。

 

むしろ、共存することで楽にはなると思います。

研究的な仕事や暗黙知を定量化する事が人間のすべきところ

 

個人的にはAIにとって代わるようなことはどんどん変わっていく必要があると思いますが、人間の仕事がなくならないようにすべきこととしては、研究的な要素と暗黙知をどんどん明確にすることが今後の人間のすべき仕事だと考えます。

 

研究的な仕事とは

私の考える研究的な仕事とは、働き方や今までにない製品、サービス、システムを考えることだと思います。

AIは現状の多くの知見から学び、効率的なことや合理的な解決案を導くことが得意な分野だと考えています。いわゆる改善的な部分に強いと思います。

しかし、人間の「こういったことがしたい」など潜在的な表面化していないことについてはそれぞれ違うので、明確に導くことは困難だと思います。

そういった点は人間のほうがある程度融通を聞かせて考えることができるので、発想に注力した仕事を増やしていくことで仕事がなくならないのではと考えます。

暗黙知を定量化する事について

人間は、それぞれの経験でそれぞれのカンやコツをそれぞれ持っています。これらをAIが理解することは不可能です。

 

なぜかというとこれらのデータは言語化や数値化が困難なデータで、その人しか理解できない情報として保存されているからです。

これらは今も製造業ではOJTなどで経験を積ませて技能を伝承しているという場面が多く存在します。

このような人間それぞれが経験から生み出された暗黙知はAIでは定量化できません。感覚的なものや感情的なものを理解する必要があるからです。

AIができないこういったものをいかに人間が言語化、定量化できるかというところが今後人間に求められる仕事かと考えています。

 

現状の効率化関係はAIが、新たなイノベーションは人間の仕事

 

今後AIが加速して知恵を持つようになれば、現状の無駄な作業やルーチン作業は必ずなくなります。
そうすることによって、現状維持をするのであれば人間は何もしなくても暮らすことができる社会になると考えています。

しかし、より発展的なものや新しいものを生み出すのは、人間の潜在的なニーズなので、それらは人間が考えて作っていく必要があると思います。

 

テレビの番組に例えると、ニュースや教育関係の番組は事実や既知のものを合理的に、時間に合って構成を作成すればいいのでAIに任せた方がいいが、コメディやドラマ・映画はターゲットを絞ったり人間の感情を満足させるものを作る必要があるので人間でしかできないと感じます。

AIの合理的な解決策に人間の折衷案を入れた意思決定のシステムを作る

 

 

AIは効率的な、合理的な案や解決策を導き出すことが人間より得意になると思いますが
しかし、あまりに合理的で効率的な案は人間を苦しめる可能性があります。

 

例えば、工場の生産ラインで最適なラインをAIが構築しても、ラインに立つのが人間である場合は、トラブルなどがあった場合や疲れを考慮した「余裕率」というものを考える必要があるのではないでしょうか?

そのため、合理化されたラインにある種の「遊び」ができる時間を作らないと、そのラインを維持管理することができなくなるでしょう。

こういったように、AIが出した案が必ずしも現実に合っているかを検閲するのは人間が最終的に入る必要があるのです。

そのため、最終的な決定権は人間が持っていて、その補正をAIが学び次の効率化案につなげていくというシステムを作る必要があると考えています。

 

どのみち技術は進化する一方です。何も勉強しなければ人の仕事でAIに奪われるものは増えていくと思います。

 

そのために自分ができることの幅を広げ、環境に対応していかなければなりませんね!!

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