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フランスの環境保全の仕事内容と問題点、AI導入の可能性について・・

フランスで公務員をしています。仕事内容は環境保全で、主に街路樹の手入れやサッカーグランドの整備などです。

38歳(女性)で勤続3年目、1日7時間労働で年収は日本円に換算して300万円弱です。(最適賃金に近いです(泣)割とブラック企業だと思います。

 

【フランスにおける公務員の現状 】

  • 実際は肉体労働で体力的につらい
  • 頭の弱い人が多くて人間関係が悪い
  • 毎年公務の仕事は予算がげずられる
  • 給料のせいで慢性的な人手不足
  • 希望するときに休みが取れないことがある

実際フランスは公務員天国なんて言われていますが、現状はそこまでではないというのが私の認識です。

目次

環境保全仕事とAI導入事例

主に環境保全の仕事は肉体労働の職場なのでAIではできない部分がほとんどだと思います。

AIでなく芝刈り機や送風機などの器械はどんどん導入されています。

仕事の身体への負担は、10年前と比べて減っているのは明確です。

10年前には女性の職員はいなかったそうですが、現在は女性の職員が20パーセントくらいを占めています。

女性が働けるようになったことで、作業内容が不公平になったり、セクハラや嫌がらせなどのトラブルはあります。

肉体労働の現場なので公務員であってもそこまでスマートな人はいません。

新しい器械を導入しているので仕事は以前より効率的にできるようになりました。

 

これからは体力だけでなく器械も上手に使いこなせる、少しくらいの修理ができる人が活躍できると思います。

特殊な技術が必要な職ではありませんし、頭もそこまで使わないので給料は上がらないと思います。

しかし、完全になくなる仕事ではないので将来性はないとは言えません。

人員は増えないし、予算も削減されるばかりですが、とりあえず仕事がなくなることはなさそうです。

ニーズも上がることはないと思いませんが、現状維持ではないでしょうか?

それか、もっと環境に対する意識が高まり、街に公園を作るなどのプロジェクトが増えることは考えられます。

そうなれば仕事は増えるので、さらに仕事を失う危険性は少なくなると思います。

私としては、女性なので重い器械をあと10年運び続ける自信はありません。

もっと体力を使わないで作業できる器械を導入するか、花を植えたりイベントの装飾などを優先的にやらせてもらえたらいいなと希望しています。

AIではなく自動ロボットの一部が人の仕事の代わりをしている

AIはまだまったく導入されていません。ロボットは、自動的に芝刈りをするものがあります。ルンバの芝刈り機バージョンと思っていただけたら分りやすいと思います。

ただ、グランドなどで使おうとすると広すぎて時間がかかり、いちいち袋がいっぱいになったら捨てて、元の場所に戻すという作業が大変でした。

逆に面倒だと大不評で、現在は市役所の中庭の小さな芝生に使っています。

子供が見て喜ぶくらいしか役に立っていません。

正直に言ってお金の無駄使いだったと思います。

現場のことが分っていない上層部は安易にそういった器械を取り入れたがるのですが、少ない予算で購入するのならちゃんと約に立つものを買ってもらいたいです。

10年くらい前になりますが、グランドを整備するためにバギーを買ったときには2人クビになったそうです。

当時はグランドも芝刈り機を使って整備していたそうで、草の高さの調整も大変だったと聞きました。

グランド専門の男性が数名いたそうですが、そのなかで勤務態度の良くない2名が職を失いました。

フランスで公務員がクビになることはほとんどないのですが、その2人は病欠を繰り返していたり、住民とトラブルを起こしていました。

普通に働いていればクビにはならなかったと思います。

環境保全の仕事でAIの活用法はあるのか?

今の環境保全の職場でどうやってAIを活用するか考えたのですが、花の配置を考えたり、ルンバの芝刈り版をもっと賢くするくらいしか思いつきません。

土木系の仕事はAIに奪われにくいのではないでしょうか?

芝刈り機はこれからもっと改良されてAIも搭載して、自主的に芝刈りとゴミ捨てを行ってくれるかもしれません。

そうなったとしても大きな器械を道に放置するわけにはいかないので監視役が必要です。

そこまですごい器械が開発されて、貧乏な街が購入してくれるとは考えにくいですが、そうなったらAIをうまく導くスキルは必要だと思います。

現場で必要とされるスキルは電気工事の技術

プログラミングなどは素人が安易にできるものではないので、電気系の勉強をするつもりです。

工業高校レベルの電気工事や電子回路の勉強をすればよいのではないかと思います。AIが本格的に壊れてしまったら業者に修理してもらうしかないです。

私が勉強しようと思うのは、普通の人が簡単に直せるレベルの電気工事です。

あとは、AIが活躍するようになっても、洪水などで停電してしまったらAIは使えません。

本当だったら災害時などのほうが環境保全は必要になると思うのですが、そんなときに器械が役に立たないのが困ります。故障して修理中に使えないことなども考えると、手作業で整備する技術を保持して、新しい世代の人にも定期的にレクチャーする必要があると思います。

自動的に花に水をあげるためのタイマー付きのホースも、導入されてからとてもラクになりました。

しかし簡単なシステムなのでホースが外れて水がダダ漏れしていることが多くあります。

AIだったらトラブルを使えてくれるかもしれませんが、実際に修理するのは人間になると思うので、簡単な土木技術や電気工事は必ず必要だと思います。

将来環境保全の仕事で必要となる技術について

私が街の環境保全の仕事を始めた理由は植物が好きで、人の役に立つ仕事だと思ったからです。

しかし実際に働いてみると、ほとんどが道に落ちた枝の回収や芝刈り、枯葉の駆除などで、体力労働ばかりです。

芝刈り機などの器械が導入されて仕事は格段にラクになったと聞きましたが、まだまだ女性には(男性にも)厳しい職場です。

花に囲まれた優雅な仕事を想像しているとかなりガッカリするので、実際の仕事内容をしっかりと確認してから挑戦して下さい。

それ以外は、AIが普及しても残る仕事で、将来性はどちらかというとあると思います。

環境への意識も高まりつつあるので、今後はもっと仕事が増えるのではないかと思います。

人員は増やそうとする自治体が少なく狭き門だとは思いますが、安定して稼げるはずです。(基本的にフランスも日本も同じではないでしょうか?)

この仕事をするなら最低限街路樹によく使われる木の名前や保全方法を勉強したり、装飾用の花について勉強する必要があります。

さらに肥料について化学的な知識があると強みになります。

あとは現場で壊れた器械を直せる人は重宝がられます。

単純な構造の器械がほとんどなので、基本的な電気・器械の知識があったほうがよいと思います。

あと、これからは環境に優しいこともキーになるので、有機栽培やコンポストなどの知識もあったらよいのではないでしょうか?

普通の人間が知識ゼロからでも目指せる安定した仕事だと思います。(公務員になるには年齢制限はありそうですが、民間の会社もたくさんあります)今も将来も体力や筋肉は使う仕事に間違いありません。

健康に気をつけて、身体に負担のない持ち上げ方なども勉強すればよいと思います。

体力勝負の仕事です。若いうちは楽しくても年を取ってくると大変だということは覚悟してください!!

 

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