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ゲーム業界に将来性はある?今後はAIでなくなる仕事なのか?現状の問題点

ゲーム業界で勤続20年ほど、つとめています。現在45歳で年収500万円くらいでしょうか?今回はAIとゲーム業界の流れについて実際の現場の状況をお伝えします。

実際伸びている市場ですが、競争は激化してそこまで将来性がある仕事ではなくなってきていると感じています。

【 ゲーム業界の現状と問題点 】

  • 専用機とスマホの2極化
  • マイクロトランザクションの博打性・中毒性
  • ゲーム中毒の抑制
  • リッチコンテンツをつくるための予算高騰
  • 少子高齢化による市場の縮小
目次

ゲーム業界はAIと共にどう変化していく?

ゲーム業界自体は、スマホの普及によって、今まで違う層の開拓など消費者層は拡大しています。

ただし、従来のカセットのような、専用機で買い切り型のゲームで開発予算をリクープして、利益を出せるようなコンテンツは、AAAタイトルを開発できるような大手ゲーム会社に絞られてきたのが現状です。

SONYや任天堂のようなハードホルダーでさえ、スマホ用のゲームを出しています。

スマホのゲームはマイクロトランザクションという少額課金がメインとなっていて、今までのような数千円払ってそのぶん楽しむといったようなビジネススタイルとは別のものになっています。

基本無料でユーザーを増やして、その数%のユーザーに少額課金を数多く重ねてもらう、というスタイルがスマホ出現以来の定番となっていますが、今ではその手法もかなり広告に頼って実現するようになってきています。

【 ゲーム業界の動向と現状より 】

そういう意味では将来性は別の方向に伸びてきているのかなと思います。

この業界はAIでなくなることはないと思います。

ゲームは常に新規性とオリジナリティを持った作品が投入され、その新規性とオリジナリティはAIで発想することは難しいと思うからです。

ただし一方ではクローン作品とも呼ばれる「亜流」のような作品はAIでも用意できるようになる可能性があり、そういった模倣品で稼いでいるようなスタジオは淘汰されるかもしれません。

また、デバッグなどの単純作業においては、複雑な思考は必要ないので、現段階でもデバッグ会社等ではAIの導入を進めているという話は聞いたことがあります。

ゲーム業界にAIはどのように導入されている?

ゲームのバランス調整やデバッグ作業にAIやロボットプログラムの導入が進んでいます。

また、スマホゲームのイベントなどの施策反応としてAIを用いて、プレイヤーの反応を予想する、という試みもはじめています。

こういった分野はもともとコンピュータが得意な事例で、ある程度プログラムを用意してバランス調整等を勧めていったり、デバッグ項目を洗い出したりもしていました。

最近は自動学習等を用いて、バランス調整のために何をすべきか、といったことまでツールで示唆できるのではないかという視点で研究を進めています。

現状はそういったプログラムは、実際に作業するスタッフのサポート以上の存在にはなっておらず、人員削減とは起こっていません。

この業界では常にやることがあり、理想のゲームを完成させるためには、尽きない要望に対応し続けていく必要があります。

その中でスケジュールを考慮し、取捨選択しながらプロジェクトを進めていきますが、こういったAIやロボットの導入によって、今までに用意できなかった空き時間ができることを期待しつつも、その時間は別の対応にあてられることになります。

終わりのないコンテンツ開発については、人員追加はあっても削減はなかなかないと思います。

給料は不安定ですがリストラは起きにくい業界だと感じています。

ゲーム業界の仕事がAIに奪われないようにすべきこと

今の業界でAIに仕事を奪われないようにするためには、AIを利用する側になっていくことが必要だと思われます。

AIを利用することで産み出された時間をゲームコンテンツの進化にあてていく。

さらにその進化にAIを活用していく、そういった流れをつくりだせないスタジオはおそらくどんどん淘汰されていくことになるのではないかなと思います。

これは他の業界にでも言えることだと思いますが、こういったクリエイティブの作業はいわゆる職人性が高く、そのメソッドややり方を言語しづらい部分があります。

今まではそういった職人性の高い分野の産業は、メソッドが後継できないと衰退していくのが常でした。

しかしAIが今以上に進化をすすめていけば、じきにそういった職人性という曖昧な言葉で表された嘲笑的な指針やメソッドはどんどん言語化され、誰でも再現できるような状況になっていくのではないかと思います。

ドラクエ・三国志など有名ゲームクリエイターはナンバリング作品やシリーズ作品を続けていきますが、1と2をつくれば、3はAIが勝手に考えてくれる、というくらいになっていくのかもしれません。

ビジネス的にはナンバリング作品というものは市場に期待されている存在ですが、そういったものだからこそ、AIがつくりやすくなっていき、前例を模倣し、市場に合わせてグレードアップしていくようなことが起こっていくのではないかと思います。

現場で取り組む必要があるのは、よりオリジナリティと新規制を持つ作品を世に出していくために発想力を磨きくこと。

それと、意外にこの業界は新しい技術を活用することに長けていない一面があります。

そういうところを是正し、新しい技術を取り込み、いずれは呼吸するようにAIを使えるようになることが必要になると思います。

将来ゲーム業界に必要なスキルや考え方

発想力を鍛え、それをキープできるようにしましょう。

もちろん市場のニーズを掴むためには一般的な、常識的な発想も必要ですが、そこからはほんとに新しい需要は産まれてこないと思います。

そういった新しい需要をクリエイトするための発想力があれば、この業界で長く続けていけると思います。

また、ゲーム開発は今までの歴史をみてきても、開発環境やトレンドが3年続くことはありません

せっかく手に入れた貴重なスキルであっても、3年後には全く価値のないスキルになり、それとは別の新しいスキルが必要になってくる業界です。

ですので、一度手に入れたスキルが資格のようにその後の活動に価値を持つ、といったことはありません。

必要なのは、古い技術に固執することなく、柔軟に新しいスキルを身に着けていくことです。

今やるべき業務だけをやっていると、おそらくすぐにスキルの頭打ちがやってきます

大事なのは、広い視野を持ち、数年先のトレンドを見越してのスキル習得です。

もちろん通常業務も忙しく、なかなか時間をとることは難しいかもしれませんが、その際に必要になってくるのが業務時間の短縮化です。

日進月歩の業界ではありますので、常に業務時間の短縮化につながる技術もアップデートされていきます。

そういった技術をキャッチアップしながら、通常業務の業務時間を減らし、新しいことに目を向ける、視野を広げる時間をつくっていくことを意識していきましょう。

そのためにAIやロボットプログラムが活用できるような時代になってきていると思います。

自分の行っている仕事をプログラムにさせてみたらどうか、AIにさせてみたらどうか、といったある種、楽をするための思考をもって、仕事に取り組むようにするといいと思います。

可能性はある業界なので夢をもってチャレンジしてください。

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