私はパソコン教室のインストラクターとして約5年勤務しています。年齢は46歳。子供のお世話もあるため、パートとして勤めています。そのため、扶養家族の範囲で勤め、年収100万円ほどです。
一見するとITビジネスが増加している中で将来性のありそうな仕事ですが以下のような問題点があるのが現状です
【 パソコン教室の課題と問題点 】
- パソコンが使えない人が減少中
- 何事もオンライン化が進み通学型の教室は需要がなくなる
- ニーズに合わせた指導内容が増え、指導する側のスキルが追い付かない。
- 新規客を常に獲得のために営業色が強くなり、技術を提供すががおろそかになる。
- 教室、駐車場と確保しなければいけないため、固定費が高くつく
パソコン教室の仕事はAIに奪われてなくなると思う
この仕事は、これからの近い将来、何も変化させないまま今の状態を続けていくと、おそらくなくなるでしょう。
これこそAIに取って代わられる仕事だと思います。
現在のパソコン教室での学習スタイルは、まず映像で学習してもらい、見終わった後、問題練習で復習してもらうというスタイルです。
そこで、問題練習を解くことにつまづいた方が私たちインストラクターに声をかけ、指導を受けます。
通学型パソコン教室の大部分は、少ない人数で多くの受講生を見るところが多い思うので、質問したくても空いているインストラクターが見当たらず、待ちぼうけをくらっている受講生さんも多く見受けられます。
もし、AIのパソコン教室ができたら、全くの初心者や特定スキルの習得者以外、AIのパソコン教室のほうが断然にスキルが上達すると思います。
なぜかというと、現状のパソコン教室は、映像やテキストに沿った内容で指導しているため、受講生さんからの質問も同じような内容となることが多いです。
だから、質問を想定したプログラムをAIに学習させておけばAIが対応できますし、また質問して待たされるということも発生しないと思います。
それに、久々の質問に関して、人間であるインストラクターは忘れてしまうというリスクがありますが、AIはそういうことはありません。
人と人との結びつきに、特別な感情を抱いている人以外は、AIのパソコン教室に、教わったほうが有意義に時間を使えるでしょうね。
したがって、時代が進むにつれ、通学型のパソコン教室のニーズは減り、給料は下がる、もしくは職場がなくなると思います。
パソコン教室なのにAIシステム導入は遅れ気味
現在の職場はパソコン教室であるのに、アナログな部分が多く、まったくAIやロボットを取り入れていません。
予約変更、お金の集金、授業がどこまで進んだかの記録など、すべてインストラクターが行います。
進行状況の記録などは、紙に手書きで記録するという古典的なやり方です。
少ないスタッフで回しているため、そういうやり方で記録している際に、そのタイミングで1人2人質問されると他の人の進行チェックを聞けないまま受講生さんが帰られてしまい、どこまで進んだのかわからなくなるという問題が度々発生します。
お金の集金も授業と授業の合間の10分間で次の方の授業の準備を行いつつ、やらなければならないため、急いだためにおつりの間違いなども発生します。
お金に関しては、最近ようやく銀行の口座振替が取り入れられるようになりました。業務報告も紙に手書きで記入し、その用紙をスキャンして送るという、今の時代にあっていない方法です。
AIやロボットが導入されることを検討する前より、最低限のスタッフで運営されているため、もし職場にAIやロボットが導入され、私たちの仕事量が格段に減るようになれば、辞職率をかなりおさえることができるようになると思います。
パソコンインストラクターの仕事がAIに奪われないようにすべきこと
現在の職場の仕事内容は、ほぼすべてAIが取って代われる仕事だと思います。
業界全体で考えても、決まった流れで指導するというパソコン教室が多いと思うので、AIがほぼ業務を行えるでしょう。
ただ、個人レッスンなどに関しては、AIの学習プログラムに含まれていない内容も出てくるかもしれず、人間が対応することに意味があると思います。
しかし、きちんとスキルのある者が対応した場合に限りますが・・。
これからは、AIができないようなことを探し、新しいものを取り入れていかなければ、業界の存続はありえないと考えます。
型にはまったようなことはAIは得意ですが、クリエイティブな部分はまだまだ人間のほうが得意だと思います。
ですので、ワードやエクセルの基本操作中心の指導ではなく、ホームページ作成やイラスト作成、複雑な画像加工などデザイン系中心の方向に移行するのがいいかと私自身考えました。
よって、現在デザインソフトの主流である、photoshopやillustrator,wordpressなどを独学で勉強し始めました。
職場のほうでは、パソコン関連の授業ではなく、簿記検定の授業やビジネス英語の授業などを取り入れ、新規客を増やす戦略にでました。
簿記こそAIが進むとまず最初に自動処理されるようになるのではないかと思うし、ビジネス英語もスマホのアプリなど代わりに英語をしゃべってくれるものが多く出ているので、必要性を感じなくなるのではないかと私は思います。
会社も会社なりに、考えての戦略だと思うのですが、AIを意識しない戦略で、無駄なことをしているのではないかと感じます。
それに、そういう講座を作成しても、それを指導するインストラクターの知識が追いついていかないため、かえってマイナスイメージを与えるのではないかと思います。
将来性のあるパソコン教室は?就職や転職を考えている人へ!
これから、パソコン教室に転職や就職をしたいとお考えの方はプロ向けの指導をしている教室でお仕事されたほうがいいかと思います。
プロ向けなので、そこで働くのは自分自身のスキルもかなりなければならないのですが、そのスキルを身につけておけば、また転職する際に必ず転職先が見つかると思います。
またスキルがあれば、インターネットで仕事の情報を見つけ、在宅で仕事をすることができると思います。
特に、女性の方などは、結婚して子供ができると、なかなか外に働きにでかけることも自由にできなくなります。
ですが、スキルがある方は、子供が寝ている時間に在宅で合間合間に仕事をして、収入を得ている方も多くいらっしゃいます。
私も、パソコン教室は立ち仕事で体力勝負のところが多く、だんだんと体の疲れに勝てなくなってきたので、在宅での仕事を希望し始めました。
しかし、在宅での仕事は誰でもできるような仕事は単価が安く、時間ばかりかかってなかなかお金につながらないため、スキルを身につけ、高単価の仕事にトライしたほうがいいかと考えております。
プロ向けのパソコン教室で就職すれば、他の方は何十万というお金を払って学習するのですが、無料で学習することができます。(できるというか、しなければならないのですが)
そういう職場で働けば、仕事をやめた場合もスキルが残り、次の仕事につなげることができるでしょう。
私も在宅の仕事を始める前に、photoshopやillustratorなどのAdobe系のソフトについて指導している教室で働こうかと考えています。
やはり、独学で勉強するより教室でしっかり学んでからのほうが、在宅の仕事を始めるにあたり、スキルも向上できるのではないかと考えました。
何にしても初心者向けのパソコン教室を何も考えずに続けていては将来性がないと思います。格安のオンライン授業に奪われますし、AIロボットの指導者が出てきてもおかしくありません。
早めに次の対策を売っておくべきでしょうね。
あなたの業界の意見お待ちしています!