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AI自動化の世界でエンジニアが生き残るポジションとは何?

 はじめまして。新卒・未経験からシステムエンジニアになりました、長月です。
 年齢は二十台後半、今は就職して3年目になりました。

 月々は平均くらいはもらえているのですが、ボーナスが少なく、年によっては全くでなかったりで、年収は300万円くらいです。

【 システムエンジニア業界に感じる問題点 】

  • 見込み残業制が多い
  • 離職率が高く人の入れ替わりが激しい
  • プライベートでも勉強
  • リリース直前やバグが出た時は深夜作業
  • ほぼ男(私は女なので女性の同僚が少なく寂しい思いをしています。)
目次

ITエンジニア業界の多くのポジションはAIに奪われる

 ITエンジニア業界の将来性については、10年後、IT業界でも多くの人がAIにポジションを奪われるでしょう。

 AIが得意な計算力や、データ学習に基づく判断力などは到底人間はAIに及びません。

 しかし、IT業界で10年後も生き残っていく道が3つあるのではないかと思います。

 それは以下の三つ

  1. 「クリエイティブ」
  2. 「得意分野で上位1%になる」
  3. 「AIを創る側になる」

だと思っています。

 

まず一つ目の「クリエイティブ」についてです。AIはあくまで、学習したデータから何かしらの答えを出します。

そのため、0から1を生み出す作業は今と変わらず人間の専売特許と言えるでしょう。
 

次に「得意分野で上位1%になる」についてです。確実に、凡庸なプログラマー、システムエンジニア、デザイナーはAIにとってかわられるでしょう。

そうならないために、凡庸なプロブラマーではなく誰にも負けない可読性、機能性の高いコードを書けるプログラマになりましょう。

 そうならないために、凡庸なデザイナーではなく上位1%の0から1を生み出せるデザイナーになりましょう。
 
最後は「AIを創る側になる」です。AIは自分で自分自身を生み出すことは出来ません。大量のデータをインプットし、学習させ、AIを「創り出す側の人間」がいます。

AIを使う、AIに使われる側ではなく、それらを創る側の人間は10年後にも必要です。AIが広く普及する中で、いまよりもますますAIを創る人材は需要が高くなるでしょう。

私の職場でのAI導入の状況

私の職場では、AIを活用した事例はまだありません。

AIではありませんが、IT業界では積極的に自動化を行っています。
 
Webアプリ開発の現場ではテスト自動化、とりわけ「Junit」「selenium」などが有名です。

これは、アプリケーションのデグレーション、つまり機能追加などの改修に伴って、既存の機能がバグっていないか、動きがおかしくなっていないかを自動で発見してくれるツールです。

これらのテストは人力でやろうとすると数日かかる作業です。

しかしテスト自動は、一回設定を行うと、以降は半永久的に繰り返しテストを行うことができます。
 
そういったツールの導入によって、「デバッカー」「テスター」と呼ばれる、開発を行わずに、上がってきたプログラムのテストのみを行う役割のエンジニアはかなり減ったと思います。
 
また、毎月行う定常作業も、マクロを組んだり、バッチ化することで、かなり効率化できます。

具体的には、私のプロジェクトで毎月3時間かかっていた作業を、12時間かけてバッチ化しました。

この自動化によって、5か月目以降は毎月3時間の時間を効率化することができました。
 
 事務作業や定常作業は全て自動化することで、人間はクリエイティブなど人間しかできない作業に、より時間をかけられるようになります。

エンジニア業界で10年後も生き残るために必要な要素は?

エンジニア業界で10年後も生き残っていく道は、「クリエイティブ」、「得意分野で上位1%になる」そして「AIを創る側になる」の3つになるというのは既に記載しました。
 
上記の3つの他にもAIにはできないことがもうひとつだけあります。

それはプロジェクトリーダーです。

プロジェクトリーダーの主な役割は、クライアントとの仕様決めや調整、そしてチームビルディングです。
 
私のチームは「アジャイル」という方式で開発を行っています。

特徴として、1週間から1か月の短いスパンでリリースを行い、途中で実装する機能の出し入れや要件変更を柔軟に行います。

スピード感を持って必要最低限の機能のリリースするこの方式は、Webアプリなどトレンドの移り変わりの激しい分野で有用な手法です。

 アジャイルでは、今必要な機能をクライアントと調整し、取捨選択をしながらリリースすべき機能を決めていきます。
 開発チーム内では、1週間から1か月という短いサイクルの中で絶え間なくチーム改善を繰り返します。
 
そのような極めて人間的な感情や分析、対人コミュニケーションは人間にしかできないことです。ビジネスにおいて対人コミュニケーションがなくなることはありません。

これは、IT業界に関わらずどの業界でも言えることですが、10年後でも「AIマネージャー」「AIリーダー」や「AI社長」は一般的ではないでしょう。

最後に、IT業界で10年後も生き残っていくのるのは「クリエイティブ」「上位1%」「AIを創る側」「リーダー」の4つになるでしょう。

「上位1%のクリエイティブデザイナー」「AIを創る側のリーダー」など、4つの内、複数ができる人材は更に10年後も重宝されます。

これから10年でまずはどれか一つを武器にしましょう。

今後未経験でエンジニアになろうとしている人へ!

 

「未経験だけど大丈夫だろうか」「私にもできるだろうか」エンジニア業界にこれから就職する方は不安に思うかもしれません。

大丈夫です。IT業界に就職する人の多くは未経験からです。

私自身も、大学ではITとは関係の無いことを専攻し、未経験から就職しました。

あなたの頑張り次第でどうにでもなります。

IT業界は多様な働き方を実現しやすい業界です。

パソコンさえあれば、どこでも、いつでも仕事ができます。

例えば、子育てをしながら、介護をしながら、旅行をしながら、あなたのライフスタイルに合わせて自由に仕事をすることができます。
 

今はまさに情報革命の時代で、人の生き方、仕事のあり方は大きく変わろうとしています。

一つの会社で決まった時間に決まった場所で働く時代から、次は副業とリモートの時代です。

小学校からのプログラミング教育もまもなく始まります。

パソコン一台で稼ぐスキル、いつでもどこでも自分の力で稼ぐスキルは身に着けて損はないスキルです。
 
一方で、AIが開発され発達し、凡庸なエンジニアは市場から必要とされなくなるでしょう。

しかし、AIは決して私たちから仕事を奪う悪者ではありません。

住み分けと言えるでしょう。
 

コンピューターの得意なこと、例えば暗記や計算や膨大なデータに基づく推測。

そして人間の得意なこと、例えば繊細な作業や0から1を生み出す作業、クリエイティブなこと。 

AIの台頭によって、私たちは得意なことにより集中できる社会になっただけです。
 
 AIの発達が決してマイナスではなく、みんなに喜ばれるよう、そしてよりよい働き方に寄与するよう、一緒にIT業界を発展させて行きましょう!

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