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ライターの労働環境は?AI導入で給料や残業は変化しているの!?

地域のイベント・おでかけ情報を掲載するポータルサイトにてwebライターをしています。

主な仕事内容としては観光協会や記者発表資料などから情報を得て、それを記事にして先方への掲載の承諾の連絡です。

承諾が取れたら先方に記事を送って、返信で校正があれば記事に加筆・修正をして自社サイトに掲載しています。

またフリーペーパーも毎月発行しており、スポーツ選手や歌手などのアーティストへのインタビューもしています。ライター歴は8年、今の会社での勤続年数は4年です。

今回はライター業界の労働環境と残業について話したいと思います。

目次

ライター業界の残業時間はAIで変化しているのか?

様々なコンピュータープログラムにて自社サイトの編集などは年々使いやすくなってはいますが、仕事の残業時間などに変化はありません。

インタビューなどの文字起こしでAIのフリーソフトを使ったことがありますが、まだまだ正確な認識が出来ておらず結果的には自分で聴いて文字起こしを再度することになるなどありました。

結果的にはその分残業になりました。

今のところ、私の会社では全部人の手でした方が早いものの方が多いかもしれません。

なので基本的には勤続している間で残業時間の増減は変化がないです。

これからの時代、自分で喋って正確に文字を打てたり漢字・カタカナ・平仮名を変換できるようになれば作業効率は上がると思います。

しかし、作業効率が上がるだけで仕事量自体は毎日膨大にあるため残業時間に変化は無いように思います。

なのでAIは作業効率を上げて作業の負担を減らすという役割になるのではないでしょうか?

しかし、フリーランスのライターでやればやる分だけ収入になる方は違うと思います。

作業効率がそのまま給料になるので給料は上がるでしょう。

そしてある程度まで稼ぐことが出来ればそれ以上やらないことも増えてくると思うので仕事時間自体が短縮となり自分の中での一定の時間を超えた残業ですら無くなると思います。

AIが発展したからといって、私の会社のライターの給料の変化はこれからも無いように思います。

故に現状では給料やボーナスの変化は全くありません。

ライターが残業時間にやっていること

残業時間は基本的には当日中にしなければいけない事を出来なかった場合にしています。

ポータルサイト内に1日に上げる本数が決まっていてそれを達成出来ていない時はそれができるまで作業します。

1日10本というノルマがあるのでイレギュラーな会議や外に出ての取材など思うように作業が捗らない場合は定時を過ぎても10本書き終わるまでは残りひたすら書き続けます

日によっては、先方の都合や催し物系の取材で遅くなる場合もあります。

取材時間が長ければ長いほど残業時間は増えます。

特に花火などの夜系のイベントの取材はどうしても時間が遅くなるためクタクタになります。

大変だと思うのは、記事を書いたり先方への連絡や内容の確認を問い合わせる時に先方がおられないため、作業が一旦止まることです。

そうなると翌日に持ち越しとなります。

また、時間が遅くなるほど集中力も途切れてくるため誤字・脱字が多くなるのでいかに集中力を持続させるかが苦労するのですが、集中力を切らさないために短時間して休憩を挟みながらやると時間が更にかかります。

翌日自分の書いた記事を見てみると、「何だこの文書」と思うこともしばしばあるため残業しても手直しになることも多々あります。

残業時間が長ければ長いほど翌日に手直しも多く、更に残業というルーティーンにハマってしまうと大変だなと感じます。

そのほか、取材で撮ってきた写真の確認や加工なども定時過ぎの取材後にやることも多くその際も残業しています。

社内で行われている残業対策

会社全体としては会社の入っているビルが21時に閉まるようになりました。

以前は、残業届けのようなものを提出すれば次の日までもいれたのですが、それも無くなり完全退去が強制に。

また、18時になると終業まで1時間と会社の管理システムが通知してくれるようになりました。

それにより残業をしないように社員の気持ちが引き締まり作業を早くしたり、先方との連絡なども早めに取るようになりました。

個人的な残業をしないようにするために心がけていることは、フレックス制なので何時に出社しても大丈夫なのですが、早めに出社してまずは当日の業務の確認。

それから何時に何をやるなど具体的な行動予定を立ててそれを目安に仕事をすることです。

それを心がけて仕事をすると残業日数も大幅に減り、定時で帰れることも増えています。

また作業予定表にないイレギュラーな仕事が入った場合は、次の日に回せる仕事を整理して次の日に回せるものは翌日以降、当日に必ずしないといけないことを優先的にやるようにして残業を減らしています。

それでも尚残業をやらなければいけない場合はあります。

その場合は残業をしていますが、翌日にも残業をしないように多めに仕事をしてその日の残業時間を増やす代わりに翌日以降の残業がないようにできるよう仕事をして帰ります。

今後残業を減らすように心がけていることとして、会社のシステムに1時間前通知だけではなく2時間前、3時間前の通知も増やしてもらうように進言しています。

残業に感じるメリットとデメリット

私の業界はwebでのポータルサイト運営とライターです。残業をする最大のメリットは、翌日以降に上げる記事の本数を貯めて書けることです。

ポータルサイトに上げる1日の本数が10本と決まっているので、残業して10本以上書いて翌日以降の貯金を作っておくことができます。

また記事作成はネタがあればずっと書き続けられるので自分の裁量で作業量を増やして次の日に早く帰るということも可能です。

残業のメリットは仕事量だけではなく、給料が増えることも魅力です。

残業が多かった月は、あれ給料こんなに多かったっけ?と嬉しいことも大きいです。

残業時間を増やして固定給プラスアルファで更に稼ぐことができ、年末年始や旅行月の前の月にはわざと残業を多くして収入を増やすことも度々しています。

デメリットとしては、プライベートの時間が減ることでしょうか?

毎日が会社と自宅の往復だけの生活となって、何のためにこんなに働いてるんだろう、何のために生きているんだろうと自問自答して落ち込むこともあります。

家に帰ってゆっくりご飯を食べて、お風呂に入って、テレビや映画を観てといった行動が、残業をすることにより何かの時間を削ったり、出来なかったりすることも残業の影響が大きかったりします。

さらに長時間仕事をしていると仕事の集中力も落ちて効率が下がることもデメリットだと思います。

自分的には短時間で集中して一気にこなすというスタイルなので長時間となるとどうしてとダラけて仕事をしていまいがちになります。

AI化が進んでもライターの仕事は変化しないと思う

我々の仕事はお出かけをする人をターゲットにしたコンテンツを配信するため、やはりAIやロボットではなく人から人への発信がこれからも主になってくると思います。

例えばロボットが書いた小説より人が書いた小説の方が生々しくてリアリティーがあって楽しめるのと同じようにやはり文章も生身の人が書いたものの方が親近感が湧くのではないのかなと。

これからの時代はAIがより活躍する時代となってきますが、ライティングという仕事は今後も人の手と思想によって発展していくものでしょう。

しかし、周りの環境は常に変化し続けていくので、情弱にはなり過ぎないように常にアンテナを張り続けて自分の中にインプットして時代に見合ったコンテンツを配信していくことが重要です。

時代に取り残されないようにしつつも、人でしか伝えれないことを更に高めていければと私自身も考えています。

書くという作業はAIによってより効率化される中で、ライティングは自分の知識をアウトプットする仕事に変化していきます。

より沢山の物を吸収して、より沢山の事を経験してそれを上手く発信できる人が生き残って活躍し続ける業界になると思います。

文章の構成や文法の使い方のチェックシステムが進化していく中でより独自の視点や目線を特化し、それを文章に落とし込む技術をライター自身が確立していくことが大切になる時代が来ます。

より自分の腕を高めて取り組んでいきましょう。

いつの時代になっても文章を読むのは人であり、作るのも人であり続ける時代が築いていければいいなと思います。

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