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人事の仕事は将来性は?AIでなくなるのか専門商社に勤める30歳の男が語る事実

専門商社で人事採用部門の業務をして2年ほどになります。

今まではメーカーで人事総務部門で働いていました。採用業務に特化した仕事がしたい、何でも屋ではスキルは身に付かないとして転職しました。

年齢は30歳で年収は450万円程度、仕事内容は人事採用部門のスタッフとして採用面接をした李書類選考をしたりします。

【 専門商社の問題点】

  • インターネット応募による応募者の増加
  • 売り手市場による内定辞退の増加とそのつなぎ止め
  • 採用した人材がやめていくことも多く、歩留まりが多い
  • 採用に関わらず人事業務は外部委託やシステムかが進んでいて一般的に人員削減が進みそう

 

目次

人事採用はAIでなくなってしまうのか?

人事採用部門において露骨にリストラや人員削減を行うということはありませんが、人事部門で考えてみると、給与計算業務が外部委託されたことにより新卒の入社を見送ったり給与明細をコンピューターで個人が取るようにしたので、給与計算にかかる事務を担当している派遣社員の契約が見送られました。

採用についても、郵送で行っていた事務がシステムを通したりウェブ上で対応することができるようになったことから、採用事務を行っていた事務員が他部署と兼務するようになりました。

リストラされるのは、コンピューターでもできるような業務をしているアルバイトや派遣社員の人にとどまっていますが、

今後面接などもAIが行うようになると、従来のように一次面接に人事部のメンバーが参加しなくてよくなるので、平社員を中心にリストラされるのではないかと危惧されています。

今までは、人事採用チームを組んで会社説明会やОB訪問の対応、大学訪問や合同企業説明会、書類選考や面接の業務を行い、良いと思った人だけ現場の責任者や役員に面接をしてもらうという形で内定を出していました。

しかしながら書類選考や役員面接より手前の面接をもしAIが行うのであれば、こういった業務は不要になり人事部もチームではなく担当者だけでできそうです。

また、紙による履歴書や紙による内定通知書等を廃止し、ウェブ上から取得するようになったり、AIが面接を行うことで面接日程の調整が不要になるのであれば、そういった事務を行っている事務職員や派遣社員などもリストラの対象となりそうです。

応募総数が増えても、単純な事務がコンピューターにより削減されるので事務職員を中心にリストラされると思います。

実際人事部門で行われているリストラの現状

まずは一年間を通して人事部門の計画を立てます。

そして、システムを導入するにあたって費用対効果を分析します。人事システムの導入は1年から3年スパンで計画を立て、まずは簡単にできそうなところから省力化します。

たとえば、給与明細をコンピューターで取得できるようにするのであれば、その給与明細を作成している業務にあたっている派遣社員は契約を更新しないようになります。

採用事務についてもウェブのエントリーシートを導入して履歴書を廃止したのであれば、その履歴書のデータをピックアップしたり不採用者に履歴書と不採用通知を送付したりする事務職員が不要になります。

とはいえ、派遣社員と違って契約満了をするわけにはいかないので、まずは人手不足の部門を探します。

特に事務職員は結婚や出産、介護による退職などで欠員が出やすいです。

この欠員が出たところに配置転換をすることを考えるので職を失うことはほとんどありません。

しかしながら、まったく未経験の分野ですのでどうしてもリストラによる配置転換のようなことは考えてしまうものです。

そういった理由から退職を選ぶ人も少なくありません。正社員のリストラについてはかなり慎重に行われました。

人事部の仕事がAIに奪われないようにすべきこと

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やはり、人事業務特に採用業務は人がやらないといけない、という思い込みや価値観を捨て、技術革新を素直な心で受け入れることです。

重宝される人材は、新しいシステムに敏感で、導入することによる費用対効果も自分で計算できる人だと思います。また、AIとはいえ利用にはリスクがあります。

特に人事採用業務においては社会に出たこともない学生が自社のシステムを利用するわけで、それに対しては不慣れなところから情報漏洩をはじめとしたリスクがあります。

システムを自在に扱えてより効率的な提案ができる人はもちろんのこと、情報漏洩をはじめとしたリスクマネジメントができる人がAIが取り入れられても生き残るのではないかと思います。

個人的には、他社で人事システムを構築した経験を生かして、そのシステムを導入するにあたって社員への説明ができるようにはしています。

今後の社会情勢を鑑みても、今ある最新のシステムが古くなりそれがまた新しいものになるのは容易に想像できます。

そのために、新しいシステムには常にアンテナを張っておく、それからそういったシステムを受けに来た学生であったり利用する社員の人に説明できるというスキルは、今後も必要になってくると思います。

AIと対立するのではなく、それをスムーズに導入して会社内部に根付かせるために働ける人材であれば、今後も必要とされるのではないかと思っています。

そういった意味では自分は常に技術と共存することを目指しています。

加えて、逆に今まで他社に依頼をしていた業務でも特定の資格や技能があれば自分でできることもあります。

そういったところからマナー講師などの資格を目指して自分で研修ができるように努力しています。

将来、就活や転職で人事部門を選びたい人にアドバイス!

人事部門は今後、他社への委託やシステムの開発、AIの導入がすすみ採用業務だけでなくいろいろな業務が省力化されると考えられます。

しかしながら人事部で働く人の多くは、採用や人事評定などといった業務をAIができるとは思わず、やはり「人を育てるのは人」という固定観念にとらわれる人でないかと危惧しています。

今後は、人事評定や採用など、人が経験と勘でやってきた領域にAIが入り込むことになり、そうすると年齢層が低くても採用などの基幹業務に携われる確率が上がります。

一方で重宝される人材もいます。会社や業界にもよりますが、他社に委託していたことを自社でできる人間です。

たとえば採用業務に関しても、会社説明会の資料を高いお金でウェブ制作会社に作ってもらうのが一般化しています。

しかしながらソフトを使いこなして自分である程度のものが作れるのであれば、外部委託の費用が削減できるので重宝されるでしょう。

また、人事部は営業部門ではありませんので費用対効果を分析するのが非常に難しいです。そのようななか、数字に強くて分析が得意な人材は重宝されるでしょう。

ただ、会社にもよりますが人事部門の仕事においてはどこにAIが取り入れられるかわかりません。

採用業務だけでなく給与業務もできる、労災申請もできる、退職処理もできるといったようにできる分野が多い人材が重宝されます。

入社後にはいろいろな仕事を経験して一つでも多く吸収するとともに、自己研鑽に励みコンピューターのこと、人事業務にまつわる法律のことなど自分で勉強していく姿勢が良いです。

また、システムを社員や学生に説明できる、説明能力やプレゼン能力を身につければむしろシステム推進剤として重宝されると思います。

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