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ZOZOで働く44歳が、アパレル業界で起きている残酷なリストラの現状を語ります

アパレル会社のZOZOで入出庫を5年やっています。現在44歳で年収は350万円くらいになります。

仕事の内容はブランド様から納品された商品を、きちんとした商品か確認して、倉庫で保管します。

随時お客様から商品の発注がありましたら、商品を梱包して納品できる状態にしてお客様の指示通りにお届けします。

商品を梱包する際も間違った商品でないかを確認して納品しいます。

【 アパレル業界の問題点 】

納品の確認から梱包まで手作業ですので、そこに人件費がかかります。

常に商品がブランド様届くと言うわけではないので、仕事をしにっ着ても半日ぐらい何もしない時期があります。

その分の人件費や光熱費などが無駄に感じられます。

目次

アパレル業界のリストラの現状

リストラは現時点でも起きています。仕事の出来ない人に関しては研修をし直すなどをしていましたが、今ではすぐに切り捨てます

ネットアパレルは数字に厳しいです。

やはり数年経って給料だけが上がっている人とかは、リストラや辞任削減の対象になっています。

逆に最近入ったばかりの人はリストラ対象にはなっていません。同じ仕事なのに、給料だけが高い人はリストラ対象になっています。

アルバイトには仕事の責任を押し付ける事は無いのですが、AIで出来るような事を、高いお金をもらって威張るだけの人には当たりは強いです

人事や、ブランド様やお客様との電話対応や接待というように人との関わりが大切な部署はAIリストラの対象にはなっていません。

ですが、AIで出来るような仕事をしている部署は勤続年数が多くてもリストラ対象になっています。

AIが出来るような仕事は簡単で誰にでも出来るという観点からリストラしたとしても、その代わりにAIが作業してくれ尚かつ掛かるコストと言えば、電気代やメンテナンス代だけですから納得はしますが、今いる場所がどんどんAIに埋めつくされているようで怖いです。

まだこの業界は人との繋がりがあるからマシだと思うのですが、きっとそれ以上の会社も存在すると思います。

そのような会社は、将来はメンテナンスやSEの人しか仕事をしていなくて、何万ものAIの器械が稼働するというような異様な感じになってしまうと思います。

実際、半分以上のエリアがAI導入した感じで作業しています。私とか細かい作業が出来る人でも、どんどん作業エリアの隅に追いやられています。

危険なのはAIが出来る仕事なのに給料を多くもらっている人が一番最初にAIリストラの対象になってしまうと思います。

アパレルではパートの仕事が真っ先にリストラされた

人員削減やリストラはまずは身近な所から行われて来ました。例えば簡単な給料計算や、一日の目標売上などの部署です。

それだけではとどまらず、最近では発注の数を入力するだけですべての入荷状況や、発注数、残りの在庫数などが一発で分かるようになりました。

一昔前でしたら、在庫管理担当のパートさんに聞いていた事が数値を入力するだけで分かってしまうようになりました。

この時点で今までパートさんがしていた作業はAIに取られてしまいました

・・・百貨店のアパレルでもどんどん同じことが起きています。

事務の仕事を奪われたパートさんは、力を使う発送に回されてしまいました

力仕事が出来ないパートさんは仕方が無く仕事を辞める事になってしまいました。

今では男性社員がやっていた検品もバーコードを読ますだけで、入荷する事が出来てしまいます。

しかも今まででしたら、XSとXLのような間違いも多々あったのが、AIでは商品のJANコードを読み取って判断するのでそのような些細なミスも無くなってきています。

今では基本的な検品や在庫管理は全てAI化になって仕事を取られてしまっているのが現状です。

今残っている作業と言えばAIでも出来ない細かい検品や、お客様のクレーム対応ぐらいしかありません。

AIが普及する前と比べますとかなり大きな差になっています。

AI時代仕事を奪われないためには連携作業が重要

今の仕事や業界がAIリストらに合わない為にする事は、AIでも出来ない事をするのが一番です。

例えばコミュニケーションです。コミュニケーションは人間しか出来ない優れた能力です。

話しやすかったり、信頼できる人でしたら多少は値段が高くても買おうと思いますし、リピーターになろうと思います。

決められた仕事でしたら、AIの能力は凄いのですぐにでも覚えてしまって人間を超えてしまいます。

ですが真心や気持のこもった仕事などはAIには到底真似する事は出来ません。

AIがどんどん浸食していく中でAIリストラに合わない為にする事はそのようなAIで出来ない能力を手に入れる事だと思います。

そういう意味で、お客様の対応は心を込めてしていますしミスの無いように時間が多少かかったとしても丁寧な仕事をするように心掛けてします。

そしてミスをした時には心を込めて謝罪します。

仕事の仲間とも必要最低限のコミュニケーションは取っています。

人と人が協力し合って会社の目標に向かっていく事は大事ですから、自分が仕事が終わりそうにない時は、自分の方から頭を下げて手伝ってもらうようにお願いします。

逆に自分の手が空いていて、同僚が困っていたら手を貸したりします。常に周りの事を気に掛けて、協力する事を惜しまないようにしています。

AIは臨機応変の連携作業がうまくいっていないのが現状です。ここにまだ人間が入り込む隙があると思えるのです。

そのような協力する精神は周りも見ていてくれますし、自分の評価にも繋がります。

AIは指示を出せば指示した分はちゃんと働いてくれます。ですがらAIはそれだけです。人間だけが1+1=5にでもなったり、10にでもなったり無限に大きくなる可能性を秘めています。

AIがメインになってきている今、私たちが出来る事はそういう団結力とか人間の心を持っている事しか出来ない事をする事だと思います。

アパレルで活きる人材はコミュニケーション能力がある人

この業界で生きていくには、資格ややる気が一番です。元気がなかったり、やる気のない人はどんどん削除されてきます。

資格は基本的なパソコンの使い方やEXEL、WORDぐらいで充分ですが、持っている人と持ってない人では仕事の作業効率が違います。

逆を言えば、仕事が出来なくてもコミュニケーション能力があり、周りの人に元気を与える人は仕事になじむ事が出来ます。

もし、コミュニケーション能力が無いのでしたら、部署を倉庫の方に回してもらったり、資格を取ったりして常に先を見て行動する事が必要です。

真面目でコツコツ作業をするのが好きな人には向いている仕事ですので、周りに振り回されない心を持つことが必要です。

どんな仕事でもコミュニケーション能力が必要だったり、周りが遊んでいたとしても真面目に作業する人が最終的には伸びて行きますので、最初に仕事が分からなくても真面目にしていれば能力は付いて来ますし、上司や周りからも認められます

仕事は常にいつも進んでいますので、常に先を見て資格をとったり、努力をして常に現状の一歩先を見て仕事をする事が必要です。

他人の部署を先回りして勉強し、理解度を深めるというのもコミュニケーションの一部です。

私は普段からアパレル関係の本を読んで業界全体の見識を広めています。

どんな仕事でも大体、半年ぐらいで自分が向いているか向いていないかは分かると思いますので、自分に合ってないと思ったら、すぐに自分に合っている仕事を探すのが賢明です。

仕事が合う、合わないは人との付き合いと同じで相性があります。

会社に入ったらからには、現状で満足するのでは駄目です。常に一歩先を見てどうしたら自分は今より一歩先に進む事が出来るのかを考える事が必要です。

今の職場に合わない資格でも何かしら自分の役に立つ事がありますので、常に資格を持つ為に勉強しておく事が必要です。

現在ZOZOは1日6時間労働など効率の良い働き方を進めています。労働が短いということはそれだけ考えながら生きていかなければならないということです。

  • ボーナスは均等。基本給は一緒。点数による人事考課もなし。
  • 会議のための資料は不要、プレゼン能力を高めよ

ZOZO1日6時間の狙い【東洋経済】

アパレルは後数年で淘汰されます。みなさんは心の準備していますか?

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