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AIで放送や声優の仕事は減るのか?業界歴13年の私の将来予測!

放送作家や声優業をしております。業界歴は13年です。現在年齢は40歳です。元々劇団に所属し役者や脚本家として舞台をメインに活動を行って来ました。

ある舞台がきっかけでTV媒体のTV番組の放送作家として色々な番組に採用されてきました。元々はフリーとして活動していたのですが、事務所に入らないかと声をかけられ事務所に所属しました。

その事務所は主に声優の事務所だったため、私も声優業を始める形になりました。今現在は作家業は主にフリーとして、声優業は事務所といった形で活動を行っております。

目次

放送関係の仕事はAIが導入されてもなくならない理由とは?

声優の仕事はなくならないと思います。例えば作家業で言えば、様々な過去の番組や情報をAI自体に取り入れる事で模倣というか似た番組の制作は可能だと思います。

ですが、番組の制作というのは人と人とのつながりが最も重要なんです。演者とスタッフの関係、視聴者になにを訴えたいのかなど、訴求ポイントの提示。

これらの作業をAIのみで行えるとは思いません。なにしろあの演者さんはこのお弁当が好きだからお昼はこの弁当を頼む。あの人の楽屋は必ず灰皿下げといてなど、細やかな支持や行動。

そして訴求したいポイントの共通意識など番組制作にあたっての認識確認などはまずAIには無理だろうと。

ただお弁当の発注業務だけとか、一つの事を頼むことは出来ても番組を1本丸々AIにという形にはまずならないでしょう。

次に声優業ですが、コレは確実に何もできないと思います。

声優業と言っても役者、俳優ですからすべてに置いて演技力が必要になってきます。あとは流れるようなセリフ回し、これは血の通った人間にしかできないでしょう。

なんせアニメにしろ洋画にしろ観るのは人間ですからね。人間の心に訴えかける芝居はAIにはできないでしょう。

一人一人の声優陣が同じようなセリフ回し、同じような感情でしゃべる物語のなにが面白いでしょうか?十人十色の役者がいて、十人十色のキャラクターがいる。

その人物たちが織り成すからこそ物語は面白い。声優陣にしても俳優陣にしてもそうです。この役をあの人にやらせてみたら一体どんな演技をしてくれるのだろうか?

キャスティングをするにあたってもそういった事があるから楽しいのではないでしょうか?

音響政策にしても何にしても芝居心が必ず必要になります。なので芝居がわからないAIには無理だと考えます。

AI時代に放送業界で求められるスキルとは??

この仕事がとってかわられることはないと思いますが、もしもそのような事があるなら周囲の人に判断していただければと思います。

AIが作った番組と人間が作った番組、同じシチュエーションで同じテーマで使用する道具も同じ道具。そうすれば心に訴えかけて来る作品がどちらなのか一目瞭然でしょう。

もちろん初めは物珍しさや新しさからAIが作った番組を見ようとする方も多いでしょう。「AIが番組を作った!」それだけで数字はとれると思います。

でもきっと最初だけですね。長続きはしません。

人は飽きるんです。飽きさせないようにするためにはどうしたらいいのかTV業界の人間は日々考え続けています。私は古い人間化もしれませんがAIはシステムだという先入観がぬぐえません。

AIという人工知能をいれて起動させるのは人間、なのでAIは人間を超えることはないと考えます。

ただし、一つの事に特化させれば別ですよ。

格闘のみを主体にAIを搭載したロボを作れば格闘に関しては人は太刀打ちできないでしょう。

将棋がいい例だと思います。将棋盤と言う戦う舞台をおいて、それのみを追求させれば人よりもすぐれた力を発揮すると思います。

ですが人間の強みは心をもっている事です。それが皆同じではなく違った心をもっている。バラエティが好きな人、ドラマが好きな人、ドラマはドラマでも家族物が好きな人、サスペンスが好きな人などその内容も様々です。

その心がなくならない限り人はAIにとって代わられることはないでしょう。

人が心を失えば話は別ですが。またAIが心を持つことも考えられなくはないとは思います。

あとしいていうならば想像力でしょうか、なにかを生み出すエネルギーを自らAIが生み出すことをしたら代わられちゃうかも。まあ何より大事なのは人が心を失わないようにすることでしょうか?

声優の仕事がAIに奪われないようにすべきこと

AI時代で生き残るためには、これはもう簡単に共存をさぐるしかないです。AIを友好的に活用する。あくまでAIが人をサポートする形を維持していけば世の中はもっとすばらしくなると思います。

ただそれにはAIを悪用しない人間がいる事が前提ですけど。

例にあげると無人戦闘機です。あれほど怖い殺戮マシーンはありません。あのニュースを見た時は本当に震えました。

ゲーム感覚で人を殺す人間が誕生した瞬間です。

こういった流れを抑えようとする人間がいなくなった時は本当に怖いですね。まあそのような事になったら人は絶滅する形になるでしょうからその時はその時か。

金八先生じゃありませんが人と言う字は支え合って出来ています。支え合う人々がいなくなったとき支えてくれるのがAIでもそれはきっといい世界だと思います。

もしも支えてくれる人がいなくな時にAIも支える事をしらなかったら終わりの一途でしょう。ですからAIを開発できるような優れた人たちが支え合う社会を念頭において開発を進めてくれることを祈るのみです。

我々凡人はあらがうことしかできません。

そのあらがう心も踏みにじるような開発者しかり支配者があらわれたら我々に勝つ術は残されておりません。相手は心をもたない機械同然ですから。時代は進化します。

それは本当に素晴らしい事だと思います。ですが人を退化させるような進化は進化ではないと私は考えます。下手をすれば車もそうかもしれません。

でも車はあくまで人間が主導権を握る乗り物。まあ人工知能で勝手に走る車も作られていますが、ホントどこまで楽したいんですかって話ですよ。

楽はいいけど堕落はよくない。いい塩梅でうまい案配をもってAIの成長を促していただきたいと思っている今日この頃でございます。

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