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医療事務の仕事は激減!?2年働いて感じた本音と将来の展望を語りたい

医療業界・福祉業界の、京都博愛会という職場で、正規の事務職員として勤務してます。現在の職場には、新卒では入職せず、既卒枠で入職しております。

約、2年ほど勤務しています。年収は300万程度です。

仕事内容は、主に医療事務をメインに仕事に取り組んでおります。電子カルテの作成、外来患者の受付、医師事務補助も行っております。

1.医療事務は、決して人でなくてはならない、という事で無くなりつつある
2.正直、他職種に比べれば専門性は劣るのは、まぎれもない事実です
3.少子高齢化が加速する現代社会において、医療行為のニーズと、医療事務の人数が相反すると今後考える

目次

高齢化社会では本当に医療事務の仕事は安泰なのか?

医療業界の、事務職として務める私にとって、医療業界の将来性は、はっきり言って安泰だと思います。

毎年のように、少子高齢化が加速する現代社会において、今後も高齢者の人口は、年々増加すると見込まれます。

職場のベテラン職員にも、「毎年患者様は増えている」と言われました。

医療業界は、人間が生きるうえでの、砦でもある場所です。高齢者が増加すればするほど、病院のニーズは場所によらず、高まる一方であると認識しています。

一方、私が携わっている医療事務については、医用業界の将来とは異なるのではないか、と勤務していて実感している所があります。

何故なら、直接医療行為を行うのは医師であり、看護師であるからです。

例えば、民間企業であれば、営業マンが営業行為を行う事で、会社に利益をもたらします。病院の場合、医師や看護師、その他患者様に触れ合う行為を行う専門職の方々が、病院への利益をもたらします。

しかし、医療事務の仕事に携わっていて実感した事があります。

それは、医療事務は患者様と病院とをつなぐ、受付の役割に徹する、という事です。

仕事内容については、患者様を治癒するための、病院の玄関口として働ける点に、やりがいを感じています。

事前ネット予約で医療事務の仕事は激減する

しかし、私の病院に限らず、他の病院でも、本来医療事務が担う受付を、簡素化する所が少なくありません

会員カードのような、病院専用カードを作り、機械に通す事で、どのような症状で訪れ、何科に行きたいのか、を全て機械で済ませる事ができるのです。

また、医療行為の料金支払いも、機械で行える病院も出てきています。よく、患者様から「便利になりましたね」とお声掛けをいただくのですが、このまま機械での処理が完全に国民に浸透した場合、「医療事務」という仕事は、社会から消え去ってしまう可能性があるのでは、と危惧しております。

医療行為を行うニーズは高まりつつも、その病院の玄関口を担う仕事の人間の数は、今後AIに代わられる可能性があります。

場合によっては激減してしまうでしょう。

医療事務の仕事で生き残るための努力と工夫は?

医療業界が、AIにとって代わられないようにするためには、まず医師や看護師などの医療従事者が、直接患者に触れ合う事の大切さを、セミナー等を通じ、社会に広めるべきだと考えます。

一見、医療行為を行う機械も普及していますので、将来的に医師や看護師も代わられる、と心配される方もいると思います。

しかし、私は病院の現場で働いていて、先生の「大丈夫ですよ」や、看護師から患者への、何気ない会話に、生きがいを感じる方も多くいました。

この行為は、機械ではマネできません。人間対人間の触れ合いであるからこそ、できる事なのです。

また、医師や看護師は、その日の患者様の体調により、行う医療行為を臨機応変に対応し、順延したりもしています。ただマニュアル通りに進めるのではなく、患者様の日々の体調を、生身で感じている人間だからこそ、できる事なのです。

経理や総務の技術を身につけて幅広い職種に対応する

一方、私が携わっている医療事務の仕事が、今後とって代わられないようにするために、私も対応策をとっています。

私は、事務系総合職として、採用されたので、今後配置転換の可能性があります。一方、医療事務として採用された方でも、同意の上で、経理に配置転換された人もいます。

医療事務が無くなった時のために、他の経理や総務、人事の仕事を独学で勉強しておく事が大切です

私は、これらの勉強を行い、経理や総務に関しては、ビジネススキルも得ております。現在こうしてライターの仕事をやっているのもその実感です。

ITスキルの向上は医療事務にも間違いなく求められます。

医療事務、という仕事自体を無くさないためには、AIと人間との、差別化を図る事が必要だと考えています。

患者様に丁寧に接し、「この病院の医療事務が良いから、この病院に来た」と思ってもらう事が必要です。

予算削減のために、人員削減は否定できません。しかし、地域社会から、「人間の医療事務」が必要だと、思ってもらう事が必要だと思います。

医療事務で有利になる資格や勉強法は?

医療業界を目指すうえで、医師や看護師を目指している方は、医師や看護師の資格をとっておられると思います。

その上で、医師や看護師のニーズは、年々高まっていると思います。医療業界の業界予測がわからず不安だ、という人もいるかもしれません。

私は現場で働いていて、医師や看護師が満足できる人数いる、とは思えません。

ニーズが途切れる事無く、かつ人材が決して多くは無いので、よほど人材が多い職場でもない限り、人材整理をされる事は殆ど無いと考えます。

一方、私と同じように事務職、特に医療事務として入職を目指している方は、調査したうえで入職を目指してください

受付の機械が導入され、今後も医療事務が未来永劫存在すると、決して断言はできません。

そのため、医療事務が人材整理されてもいいように、事務系総合職として入職を目指す事も一つです。

いつ配置転換になってもいいように、日商簿記の資格の取得や、秘書検定の資格をとっておけば、他職種でも活かせます。

医療事務単独での入職を目指す方は、他の方より知識での差別化を図るため、医療事務の資格をとっておくと、入職後に便利です。

また、患者様と直接触れ合ったり、予算の問題から、AIの医療事務への導入を見送る病院も有ります。

それぞれの病院には個性と特色があります。特に、理念に関しては、病院だけではなく、運営する医療法人そのものの指針の可能性も有ります。

AIが仕事を奪うと、一口に言っても、現実的に全ての企業や病院が導入するとは限りません。

自分が入りたい仕事の募集をしている企業や病院を念入りにリサーチして、その仕事を存続させるつもりがあるのかを、企業研究で把握してください。情報を得る事で、理解ができるのです。

将来仕事が減ることも考えて、今から準備しておきたいものです。

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