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警備業界の将来性は?AI導入でなくなる仕事の代表格だが本当!?

警備業界で、関西では中堅の警備会社に勤務しています。現場の警備員ですが、役職についており労務管理や指揮命令を行う立場です。

商業施設に常駐している警備隊で、駐車場の誘導の他に24時間泊まり込みの警備もしています。

現在8年目。40歳で年収は300万ちょいです。

月24日出勤で警備隊の副隊長という役職です。全体で警備員は80名いますが、私の部下は40名ほどです。

【 警備業界が現在抱えている問題点 】

① 人手不足

新人がほとんど入って来ません。不景気の頃はもっと人員が流れてきていたのですが、今は他の業界へ人材が流れてしまい警備員になろうという人はほとんどいません。

② 高齢化
上記人手不足に通じていますが、職場の平均年齢は60歳以上です。

③ 単価が安い
関東はやや高い傾向にありますが、西日本の警備員単価は非常に低いです。その為給料も最低賃金レベルです。

目次

AIで警備の仕事はなくなるのか?

東京オリンピックが決定し、警備の需要は高まってきています。しかし逆に人手不足が深刻で、優秀な人材が育っていないのが現状です。

また経営者が昔かたぎであったり暴力団とのつながりがある所も依然多く、業界の体質は時代から取り残されています。

AIを利用した警備は、今後増えるでしょう。

実際大手の警備会社では警備ロボットの開発がすすんでおり、特に深夜帯の施設内の見回りはAI搭載のロボットで十分だろうという見方が広まっています

実際有事の際には人間が必要ですが、それは警察や消防への通報で事足りるものであり、AIが現場を管理することに問題はないと思われます。

そもそもの機械警備というシステム自体が、無人で機械に看視させようという警備形態であり、その進化形としてのAI警備は必然とも言えます。

現在は導入費用が非常に高くなるので高齢者をアルバイト雇用する方がコスト面ではるかに優位でしょうが、いずれ大半がAIにとってかわるでしょう

将来性でいうと、警備業界全体はニーズが広がるはずです。安全・安心に関しては、専門職の必要性が高くなってきているからです。

ただし会社は、統合・淘汰を経て厳選されていくでしょう。

古い体質の会社は、駆逐されます。その分岐点となるのが、AI導入ではないでしょうか?

AIを導入できない警備会社は淘汰される

現在のような人海戦術、とりあえず頭数で人を置いておけばよいという警備から、近未来型の機械警備を実行できるかどうかに会社の将来がかかっています。

その点で行くと、現在私が所属している会社に将来性は皆無です。

まず現時点で機械警備に対応できていないのも、不利です。ワンマン社長がAIどころかメカに全く疎いのも問題です。

年々仕事は増えてきています。増えないのは人手と給料です。当然一人一人の負担は増え、辞めていきます。一部の大手に集中していくのです。

テレビでCMしているような有名警備会社なら、AI導入と新型の警備形態を実施できるでしょう。そしてそれは、近い将来スタンダードになっていくでしょう。

ロボットAIが導入できないような警備会社は淘汰されるに決まっています。

警備業界で人間が生き残っていくためのスキルとは?

本来の警備としての役割は、AIで十分です。人的ミスが無くなる分、より安心だとも言えます。警備業界においても、多くの場所でAIにとって変わられるでしょう。

しかし、人間の警備員が求められる現場もあります。特にサービス業で、百貨店などのような接遇サービスが求められるところです。

現在でも、機械で十分できる仕事をあえて人間にさせています。

エレベーターガールやインフォメーションセンターなど、機械のアナウンスで十分ですがそれではサービスとして不足だと思っている業界です。

人対人を重視する業界です。

そういったところでは、一部の警備は残るでしょう。

しかし、現在のように他の仕事であぶれた人が流れ込んでくるのを基本とした業態では厳しいです。接遇のレベルが低いからです。

むしろ接客のプロとしての教育・養成が必要になって来るでしょう。私が在籍している会社でも外部のマナー講師を招いて接客の講座が始まりました。

基礎の英会話を学ぶ場も設けられました。このような取り組みが更に増えていくのではないでしょうか?

もちろん、安全・安心を守る警備としての知識に加えて、です。

AIに代わるとヒューマンエラーは無くなり確実な対応は出来るようになります。

最初は物珍しさで注目も浴びるでしょう。しかしサービス業の場においては接客要素が欠かせません。これは人間による対応を求められると思います。

いくらAIが発達しても、人の温もりまでは再現できないからです。

警備業会の中で、接遇の必要が無い処、例えば夜間の警戒警備や貴重品運搬、工場などの出入管理はAIにとって代わられる可能性が高いです。

IDカードによる機械式ゲートは一般化しています。

巡回ロボットも実用化されつつあります。そんな中で生き残るには、サービス業としての警備、接客のプロとしての価値を高めていく必要があるでしょう。

警備業界に将来性はあるが、生き残れる人間は少ない

正直、警備業自体には将来性はあります。業界としては今後更に伸びていくでしょう。ただし、現場のいち警備員でいると将来性は皆無です。

搾取される駒で終わります。もし警備業界を志すのであれば経営者にならなければなりません。知識と経験を積んで独立するのです。

おそらくこれから東京オリンピック等を迎えるにあたり、雨後の筍状態で警備会社も乱立します。その中でいかに生き残れるかが、いかにアピールして存在価値を高め以後の発展につなげるかが勝負です。

もちろん警備業法は知っておいた方がいいです。

資格取得は入社してからで大丈夫です。施設・交通・雑踏は必要でしょう。独立するなら指導教育責任者の資格も必要です。消防法や遺失物法についても知っておいて損はありません。

救命講習は私生活でも役に立つので、時間があるうちに最寄りの消防署や防災センターに申し込んで受けておくと後が楽です。

どの仕事でもそうでしょうが、知識と経験の裏付けがあれば自信になります。いざという時に慌てずに済みます。

とくに警備は、事故や事件に遭遇した時冷静で的確な対処が求められる仕事です。その為に雇われていると言っても過言ではありません。

何があっても動じない精神面の鍛錬は必要です。もちろん肉体的にも体力が無いと巡回すらできません。10時間立ちっぱなしなんて時もあります。足腰は基本です。

なかなか、若者は入ってこない業界です。

その分学歴や職歴関係なく上を目指せる土壌があります。私の知る中で、20代の部長もいました。何歳からでも始めることができる仕事でもあります。

元ホームレスが専務をやっている会社もありました。確かに給料は安いしブラックな所も多いです。

しかし、しっかりと入る会社や人間を見極めていけば、これから活躍しがいのある業界でもあります。

単なる警備員では終わらず警備業界全体を俯瞰的に見れる人間になれば、将来かなり高い給料を得られる仕事になるのではないかと、私は睨んでいます!!

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