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保育業界の将来性は?AI導入で今後どう変化していくのか!?

私は36歳、保育士の仕事をしています。年収は約250万円と、仕事の内容を比較するとかなり低い金額ですが、これでも少しは給料の面が改善された方です。

仕事内容は幼稚園の先生としてクラスの担任を持ち、園児の保育をしています。

年長クラスの担任のため、あらゆる年間行事の計画立案しており、保育だけでなく、行事の準備等も一手に引き受けて行っています。

 

今の保育士業界の問題点は以下の点が挙げられます。

 

  • 保育士の仕事内容と比べても給料が低いこと。
  • 全国的に保育士が不足していること。
  • 園児全体にまで保育士の目が行き届きにくいこと

 

目次

保育業界の将来はAIの登場でどう変わっていくのか?

保育士という仕事は人間が人間らしく生きるために子供を育むのが主な仕事です。

そのためAIでは対応しきれない子供の心の奥の内情をも育てるのが仕事の一つと言えるでしょう。

例えば子供同士が喧嘩をした場合に、その喧嘩によって自分も嫌な気持ちを抱いたかもしれないけれど、「相手がどんな気持ちを抱いたのか」ということも考えさせるというのが必要になります。

これには同じ人間が一緒になって答えを導き出すサポートをしてあげることが最も重要であり、保育士業界ではそうあるべきと考えます。

そのため、AIの将来性は非常に技術の飛躍が望めるところであっても、保育業界は人間の保育士が常に園児を保育するという古典的な状態を今後も維持されるでしょうし、寧ろそうあるべきと考えます。

しかし昨今の保育士業界は、残業もあれば給料も安く、保育士に敢えてなろうという人もあまりいないため、保育士不足という問題に直面しているのが現状です。

このため、一つの保育園や幼稚園でも、園児の数に対する保育士の数が圧倒的に少ないところも多々あり、保育士だけで園児全体を監督することが難しいところでもあります。

 

監視作業に関してはAIが保育の仕事をサポートする


AIというシステムをどのように導入するのが最善か、園児への教育にどのような影響を及ぼしてしまうのかということも十分検討しなければなりませんが

 

例えば保育士の目が行き届きにくい、保育園や幼稚園の危険な場所を監視・分析してもらうという仕事をAIに代行してもらうというのは有効的な活用方法と言えるでしょう。

例えば、AIに保育園全体の監視をしてもらい、園児が仮に怪我をしてしまった場合、その場所がいつ、園のどの場所で、園児はどんな体調だったのかということをAIに監視させ、

情報として蓄積することで、園全体の危険な場所や時間帯、園児がどんな体調の時に注意散漫になるのかというデータを基に、保育士としても危険パターンを把握することが、怪我防止につなげることができます。

保育士不足によって管理の目が行き届きにくい問題を、AIという技術を用いて保育士をサポートすることは、保育士業界でのAIの将来性を高めるものとなるでしょう。

AIはあくまでサポートですから、保育士自体の給料に影響は及ぶものではないと考えますが、保育士に対する低賃金問題が解消されなければ、保育士不足問題の根本を断つことはできないと考えます。

保育士の仕事がAIに奪われる世界は怖すぎる

保育士業界がAIに代わることは、人間が人間に教えてもらうことを止めた時と言っても過言ではありません。

AI技術が高まり、人間のような人工知能を手に入れたまさに映画「ターミネーター」のようなAIが出現したとしても、それを保育士の仕事にまで介入させてはならないと考えます。

仮にそのような事態になった場合、AIに服従する子供たちを育て、人間の将来性を危機的状況に陥らせる可能性があるからです。

人間が人間に育てられる重要な要素は、「相手を思いやる」「相手の立場を理解する」という情緒的なことでしょう。

保育の現場では園児に対し、この点を重視しています。

AIに教えられる園児が現れてしまうと、この点が疎かに成り兼ねず、もはや対人でのコミュニケーション能力が劣ってしまう危険性も出てくるものと思われます。

保育士業界では園児に教えることは、数学のように、Aの答えはBである、ということを求めているのではなく、「Aの答えは人それぞれの考えがあり、BでもCでもDでもある。」ということです。

例えば折り紙のように、綺麗に完成させた鶴を折った子がいたとしても、その子以外の子はちょっと形が崩れている鶴や、中には折り紙が苦手で殆ど折れないで終わってしまった物もあるでしょう。

それでも彼らにとっては「鶴を折った」ということに他なりません。

人間の保育とAIが求める保育の決定的な違いは、「過程をどのように見るか」という事ではないかと思うのです。

保育士が人間だからこそ、「折り紙は普段苦手だけれど、頑張って折ったんだね」ということを理解できるのです。

筆者である私も保育士ですが、人間が人間を教えるからこそ、園児が何かをやり遂げようという「努力」を認められるものと考えています。

ですから、人間の保育士が保育業界で居座り続ける必要がありますが、人間の保育士だからこそ、特にこの点には注意をして保育に当たらなければなりません。

保育士から見たAI導入後の未来と今後の課題

これまで述べたように、今後も保育は人間によって行われることとなると考えられるため、保育士という人材は必要となるでしょう。

保育士は最近になって給料の見直しが入り、労働条件も少しずつではありますが改善されてきています。

勿論、それでもまだまだ改善されていない問題は沢山あります。

例えば残業の多くを家に持ち帰り、超過勤務時間に含まれない家での残業が殆どです。

保護者に配布するプリント類や行事の計画、保育日誌、保育活動で使用する資材の準備、演奏するピアノの練習等、やることは山積みです。

それでも保育士という仕事は子供の成長を保育の現場で沢山見ることができ、無事卒園させることができれば喜びにもなります。

それこそが保育士の仕事のやり甲斐でしょう。

現在の日本は少子高齢化という問題を抱えているため、年々幼稚園や保育園に入園する園児の数が減少傾向にあるのも事実です。

今後の保育士業界の展望について考えてみると、日本が外国人労働者の受け入れを緩和し始め、最近になって法律も改正案が可決されたところです。

今後は益々外国人労働者の日本への入国が多くなることが予想されるため、その分彼らが日本に子供連れで入国して来た場合には当然のことながら、日本語を解さない外国の子供が保育園へ入園することも有り得ると考えます。

そのため、保育士は言葉の壁にも直面する事態が多くなるでしょう。

今後保育士に就職したいと考えている方にお勧めのスキルは、語学能力ということが挙げられます。

外国の園児が言葉を話せなくとも、その両親はある程度英語が話すことができれば、両親を介して園児にコミュニケーションを図ることができるため、英語は話せて損はありません。

勿論、この言葉の壁を解消するのに有効的な手段としては、話が戻ってしまいますが、AIの活用でもあるように私は考えており、保育業界でのAIとの上手な共存の仕方ではないかと思うのです。

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