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行政一般事務の将来性は?AIで仕事はなくなるのか?問題点を語ります

公共施設(市役所)にて、受付事務をしております。いわゆる行政一般事務職と言われる仕事です。

窓口や電話でのお問い合わせや予約に対応します。転職を経験したので現在3年目、27歳です。

年収は200万円前後と少ないです。(公共施設だからしかたがないと言われます。)予約の申し込みにあたり申請書を作成したり、利用料金が未払いの方に連絡したり、事務と接客が半々くらいの業務です。

【 一般行政事務の問題点 】

 

  • 書類が多い。いかにもお役所仕事で、とにかく書類で処理しようとする。
  • 最終決定権が行政にあるので、新しいことを取り入れにくい。る。
  • 行政の予算で運営している施設のため、どうしても保守的になる
  • 働き手が足りない。土日も夜まで開放された施設のため交代制で勤務する

 

目次

AI化が叫ばれるが一般事務の仕事は導入されずに残っていく

ワークライフバランスの考えが浸透して久しい中、余暇に彩りを添える役割をもつ当施設自体の利用は今後もされていくだろうと思います。

しかし、その運営にあたり受付事務として現状ほど人数が必要とは思いません。

問題点であげたところを人の手ではなく、ハードの部分で改善していけば、より効率よく受付業務ができることは働いている身からしても明白です。

ただ、今までのやり方を踏襲していく組織の体質と、予算の面で、他の業界よりもAIの導入やシステム化は遅れると考えますので、その間は一定の求人はあると思います。

行政というのは同じ予算でもAIや新しいシステムを導入するのと人を雇うのでは、人を取りたがる体質なのです。

その要因として、利用者が高齢化していることもあります。

高齢の方はどうしても「インターネット」や「最新技術」に苦手意識をもたれます。インターネットで調べればすぐわかるような、施設までの電車の乗り方をわざわざ電話で聞いてくる方もまだまだいらっしゃいます。

AIの技術がどれほどまで進歩しているか詳しくはないのですが、こうした対応をするためにはまだ受付に人間は必要だと思います。

しかし不要になるのも時間の問題だと思います。それまでにニーズが増えるかというと増えないですし、お給料も、別に人間の受付の希少価値が上がるわけではないので現状の据え置きだと思います。

 

働く側からすると、「技術はもっと進歩しているのに」、「システムを替えればもっと作業時間短縮できるのに」と考える時間が増えると思いますので、業務が退屈になるでしょう。

一般行政の受付事務は新しい業務が次々に増える職種ではありませんので、自身の成長という観点からも「将来性」としては低いと考えます。

のんびりお仕事がしたい方には落ち着いた環境でよいと思いますが、他の職場に行きたい、となった場合についていけないことがあるかもしれません。

合わないと思ったらすぐに行動しないと手遅れになるでしょう。

 

実際は一般事務の仕事はAIに取って代わられた方が良い

私個人の意見としては、AIに仕事がとって代わられてもいい業種だと思っています。

 

もちろん自身の雇用がなくなるのは困りますが、利用者にとっても、働き手にとっても必要な変化だと思います。

理由としては、受付と利用者の双方のストレスを軽減でき、より良く施設を使っていただけるようになると思うからです。

 

利用者にアンケートをとると、「施設はよかったが、受付の人の態度が良くなかった。」というのが必ず入ってきます。

 

もちろんご意見通り対応が悪かったこともありますが、利用者さんの勘違いや言いがかりと思えるようなこと、過大な要求も多々あります。

そうした認識のすれ違いのストレスもAIが導入されることで、「AIだからここまでしかできないよね」というようなある種の割り切りが生まれてくれることに私は期待しています。

そうしてくると人間にできることは「それ以上」のサービスになりますので、公共施設でも高級ホテルのような充実したサービスを提供できる人材が求められてくるでしょう。

個人として今は英会話の勉強と手話の勉強をしていますが、それが人間としての付加価値になるかはわかりません。

さらに、一定の業務をAIが担ってくれるようになると、求められるのは「人あたりの良さ」や「察する力」などの数値や資格では測れない部分になってくると思います。

これは天性で持っている人もいれば、仕事をしていく上で気づいたり学んだりする人もいると思います。

後者の場合はできるようになるまで苦労するかもしれませんが、できるようになれば仕事上だけでなく人生の上でも武器になるようなことだと思います。

基準がないので難しいですが、私はそういった部分をこれからも磨き続けたいと考えています。

一般行政事務につくために必要な勉強や資格について

こちらの職種は採用の量も多くなく、人材の入れ替えのタイミングの問題もあるので、すぐに就けなくても諦めずに求人情報を確認しておいてください。

経験、未経験はとくに差はありませんが、事務系の職種にいたほうが印象はいいと思います。

 

受付に限らず事務職は求人倍率が高く、正社員での採用は狭き門だと思いますが、ご自身の人格の部分を売りにして、一緒に働きたいと思われるような人材を目指してください。

 

資格としては、定番ですが秘書検定があると基本の業務はすぐに任せられそうと思います。エクセルやワードで文書を作成することもあるので、MOSの資格をもつこともおすすめです。

また、日本語以外での窓口対応もますます求められていますので、何か外国語が話せるとアピールポイントになると思います。

実際に、私の職場では外国語対応ができる人が1名しかいないので、その人がお休みの日だとご対応ができず、ご迷惑をかけることもありました。

 

外国語必須の職場でなくとも身に着けておくことで、いるだけで安心、というような皆に頼られる存在になれると思います。

 

最後に、受付と一般事務との異なる点は、事務作業をしつつも、窓口に人が来たら作業を中断してご対応するという点ですので、一つのことに集中するのではなく、広い視野でそのとき必要な行動をとれる人が向いていると思います。

逆に、黙々と作業がしたい方には来客が煩わしく思われるかもしれませんし、常に動いていたい方も、来客が少ない時間帯、時期などは物足りなさを感じるでしょう。

受付は施設の顔としてお客様にお会いする最初の職員ですので、あらゆる観点からご質問をいただきます。

そうしたときに、私の専門ではないのでわかりませんではなく、お客様が何を必要としているのか、どこにいきたいのか、広範囲に考えを巡らせて、解決に導くことがお仕事の根幹であり、やりがいだと思います。

 

ある意味国に守られており、例えAIが導入されてもなくなるような仕事ではありません。福利厚生もしっかりしていますし、給料はあがりませんがお年寄り相手にのんびり働きたい人には割とおすすめできる仕事です。

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