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【2026年卒】IT業界のガクチカ例文10選!内定を勝ち取るESの書き方を徹底解説

【2026年卒】IT業界のガクチカ例文10選!内定を勝ち取るESの書き方を徹底解説

「IT業界に興味はあるけど、ガクチカに書けるようなすごい経験なんてない…」そう思って手が止まっていませんか?実は、2026年卒の就活生の間でも、同じように悩んでいる方はかなり多いんです。

でも、派手な実績がなくても、伝え方次第で「この人と働きたい」と思わせることは十分に可能です。この記事では、IT業界で評価されるガクチカの作り方を、具体的な例文10選とともに整理しました。人によって合う例文は違いますが、自分に近いものを見つけるヒントにはなるはずです。

私は”未経験からでも内定を勝ち取る”視点でまとめます。


目次

なぜガクチカで「ITへの適性」が重視されるのか

なぜガクチカで「ITへの適性」が重視されるのか

IT業界の選考で、なぜこれほどまでにガクチカが深掘りされるのか、不思議に思ったことはありませんか?実は、企業側はあなたの過去の実績そのものよりも、その裏側にある「思考のプロセス」を知りたがっているんです。

ITの世界は変化が激しく、今日学んだ技術が明日には古くなっていることも珍しくありません。だからこそ、今の実力以上に「これからどう成長してくれそうか」というポテンシャルを見ているわけですね。正直、ここはかなりシビアにチェックされるポイントだと言えます。

IT業界特有の評価基準を知らずに書くと、せっかくの努力が空回りしてしまうかもしれません。まずは、面接官がESの行間から何を読み取ろうとしているのか、その本音を探ってみましょう。

1. 自走力と継続的な学習意欲

IT業界で最も欠かせないのが、自ら課題を見つけて学ぶ「自走力」です。誰かに教わるのを待つのではなく、自分から情報を取りに行く姿勢があるかどうか。

これが、入社後の成長スピードに直結します。

2026年卒の採用でも、この「自分で動ける力」は外せない評価ポイントです。

  • 未知の領域への挑戦
  • 独学でのスキル習得
  • 失敗からの軌道修正

この3つの要素が含まれていると、入社後も自分で勉強してくれそうだなという安心感に繋がります。

特に、独学で何かを成し遂げた経験は、IT業界ではとても強力な武器になりますよ。

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独学で新しいツールを使いこなした場面描写

たとえば、ゼミの資料作成で「もっと効率化できないか」と考え、今まで使ったことがないデザインツールや分析ソフトを導入してみる。

最初は操作方法がわからず、ネットの解説記事を片手に何時間も試行錯誤するかもしれません。でも、その「わからないことを調べて形にする」プロセスこそが、エンジニアやコンサルタントに必要な素養そのものなんです。

派手なプログラミング経験でなくても、こうした日常の工夫が評価の対象になります。

2. 論理的思考力(ロジカルシンキング)

「なぜその行動をとったのか」を筋道立てて説明できる力も大事です。

システム開発もビジネス提案も、すべては論理の積み重ねでできています。感情だけで動くのではなく、根拠を持って判断できるかどうか。ここが、IT業界での適性を判断する大きな分かれ目になります。

  • 課題の因果関係
  • 解決策の選定理由
  • 数値による振り返り

これらを変えるだけで、文章の説得力は格段に上がります。

逆に、ここが抜けていると「たまたまうまくいっただけじゃないか?」と疑われてしまうので注意が必要ですね。

課題の原因を特定しようと動く瞬間

サークル活動で部員が減ってしまったとき、「なんとなく雰囲気が悪いから」で終わらせていませんか?そこで一歩踏み込んで、退部した人にアンケートを取ったり、活動内容をデータ化して比較したりする。

そうやって「原因は練習メニューのマンネリ化にある」と特定するプロセスは、まさにIT業界で求められるデバッグ作業や課題解決と同じ思考回路なんです。

結果の良し悪しより、その「考え方」を面接官は見ています。

3. チームでの協調性とコミュニケーション能力

「IT=パソコンに向かって黙々と作業」というイメージがあるかもしれませんが、現実は逆なんです。大規模なシステムになればなるほど、多くの人と協力しなければ完成しません。

異なる立場の人と意見を調整し、一つの目標に向かう力。

これは、どの職種でも共通して求められる能力です。

  • 意見の対立の解消
  • 役割分担の最適化
  • メンバーへの働きかけ

周囲を巻き込んで何かを成し遂げた経験は、IT業界でも高く評価されます。

自分一人の力ではなく、組織としてどう動いたかを心がけて書いてみてください。

意見が食い違うメンバーの間に入る場面

アルバイト先で、新しいマニュアルを導入しようとする店長と、面倒くさがるベテランスタッフの間で板挟みになる。そんなとき、双方の不満を丁寧に聞き出し、「まずは1週間だけ試してみませんか」と折衷案を出す。こうした泥臭い調整力こそが、プロジェクトを円滑に進めるPM(プロジェクトマネージャー)などの職種では喉から手が出るほど欲しい才能だったりします。

華やかなリーダーシップでなくても、調整役としての貢献は立派なアピール材料です。

私はSTAR法こそが最強の武器だと断言する

私はSTAR法こそが最強の武器だと断言する

ガクチカの書き方に迷ったら、結論から言うと「STAR法」一択です。

理由はシンプルで、この型に当てはめるだけで、IT業界が求める「論理的な文章」が勝手に出来上がるからなんですね。色々なフレームワークがありますが、2026年卒の就活でもこれが最も標準的で、かつ面接官に伝わりやすい形式です。迷ったらこの形を選んでください。

STAR法とは、Situation(状況)、Target(目標)、Action(行動)、Result(結果)の頭文字をとったもの。

これにIT業界向けの「Learning(学び)」を加えることで、さらに内定に近づく構成になります。それぞれのステップで何をすべきか、詳しく見ていきましょう。

結論から述べる「Situation(状況)&Target(目標)」

まず最初に、あなたがどんな環境で、何を目指していたのかを簡潔に伝えます。ここでのポイントは、状況説明をダラダラ書かないこと。

面接官はあなたの背景知識を持っていないので、前提条件を整理してあげるイメージです。

最初の一文で「私は〇〇で、〇〇という目標に向けて取り組みました」と言い切るのが理想的ですね。

  • 組織の規模や役割
  • 直面していた課題
  • 達成すべき数値目標

ここが明確だと、その後のエピソードがスッと頭に入ってきます。逆にここが曖昧だと、どんなにすごい行動を書いても「で、結局何がしたかったの?」と思われてしまうので気をつけましょう。

目標を具体的に設定する重要性

「接客を頑張りました」よりも「顧客満足度アンケートで5点満点中4.5点を目指しました」の方が、ゴールがはっきり見えますよね。

ITの世界は数字や仕様がすべての世界です。

目標を定量化(数値化)して示すことで、あなたの「IT業界への適性」をさりげなくアピールできます。まずは自分の経験の中に、数字で表せるものがないか探してみてください。

困難をどう乗り越えたか「Action(行動)」

ここがガクチカのメインディッシュです。目標達成のために、具体的にどんな工夫をしたのか。

単に「頑張った」ではなく、なぜその方法を選んだのかという「思考のプロセス」を厚めに書きます。

IT業界では、既存のやり方に疑問を持ち、効率的な手段を模索する姿勢が好まれます。

  • 試行錯誤の過程
  • 独自の工夫点
  • 周囲への働きかけ

行動は一つだけでなく、複数のステップに分けて書くと、より具体性が増します。たとえば「現状分析→仮説立案→実行→検証」という流れで書けると、論理的思考力の高さをアピールできますよ。

失敗を恐れずに改善を繰り返す姿勢

一度やってみてダメだったとき、そこで諦めずに「なぜダメだったのか」を分析し、別の方法を試す。

この「PDCAサイクル」を回している描写は、IT業界ではとても高く評価されます。深夜にパソコンの前で唸りながら、エラーの原因を一つずつ潰していくような粘り強さ。そんな「泥臭い努力」の跡が見える文章は、面接官の心に響きます。

数値や客観的事実で示す「Result(結果)」

あなたの行動によって、状況がどう変わったのかを伝えます。

ここでも数値を使うのが鉄則です。

「売上が上がった」ではなく「売上が前年比で20%向上した」と書く。客観的な事実を示すことで、あなたの貢献度が正当に伝わります。ただ、結果がすべてではないので、大きな実績がなくても悲観しないでください。

  • 定量的な変化(数字)
  • 定性的な変化(評価)
  • 継続的な影響

もし数字が出せない場合は、周囲からの言葉や、その後の仕組みとして定着したことなどを書きましょう。あなたが去った後もその組織に良い影響が残っているなら、それは立派な成果です。

自分なりの指標で成果を語る

「部員全員が笑顔になった」という結果も素敵ですが、ビジネスの場では「退部率が0%になった」「練習の出席率が30%向上した」という書き方の方が、あなたの「客観的な視点」を証明してくれます。IT業界はエビデンス(根拠)を重んじる文化です。どんなに小さなことでも、事実に基づいた成果を提示することに気をつけてみるのが近道です。

IT業界でどう活かすか「Learning(学び)」

最後に、その経験から何を学び、入社後にどう貢献したいかを結びつけます。

ここを疎かにすると、ただの「思い出話」で終わってしまいます。

あなたの学びが、志望企業の仕事内容とどうリンクするかを丁寧に説明しましょう。これが、ガクチカを内定レベルに引き上げる最後のピースです。

  • 磨かれたスキル
  • 仕事への向き合い方
  • 困難への対処法

「この経験で得た〇〇という力は、貴社の〇〇という業務でも活かせると考えています」といった形で、具体的に繋げてください。

あなたの将来像が、面接官の頭の中に鮮明に浮かぶようになれば合格です。

捨てた選択肢についても触れてみる

ここで、あえて「検討したが外した選択肢」についても少し触れておくと、思考の深さをアピールできます。

たとえば「最初は〇〇という方法も考えましたが、△△という理由で今回は見送りました」といった一文です。

これは、あなたが多角的に物事を考え、最善の策を選び取った証拠になります。すべてのアイデアを採用するのではなく、あえて「やらないこと」を決める。この判断力こそ、ITエンジニアやコンサルタントに求められるプロの視点なんです。

2026年卒が参考にすべき例文10選、調べてわかった合格ライン

2026年卒が参考にすべき例文10選、調べてわかった合格ライン

ここからは、具体的な例文を見ていきましょう。IT業界と一口に言っても、エンジニア志望から営業志望まで様々ですよね。

自分の状況に近いものを選んで、自分なりのエピソードに書き換えてみてください。

実は、多くの合格者のESを分析してわかったのですが、IT業界のガクチカで大切なのは「スキルの高さ」よりも「課題に対する向き合い方」なんです。以前は「プログラミングができないと話にならない」と思っていましたが、最近の採用傾向を見ると、文系未経験でも「論理的な思考プロセス」さえ示せれば十分に勝負できることがわかりました。

むしろ、技術自慢に終始するより、人間性や成長意欲が見える内容の方が好まれるケースも多いんですよ。

ただ、一つ注意したいのは、志望する職種によって「強調すべきポイント」が微妙に変わること。

エンジニアなら「技術へのこだわり」、営業なら「顧客への共感」といった具合です。そのあたりの匙加減も意識しながら、例文をチェックしてみてください。

【エンジニア志望】プログラミング・アプリ開発・ハッカソンの経験

エンジニアを目指すなら、やはり技術に触れた経験は外せません。

でも、単に「アプリを作りました」で終わらせるのはもったいないです。なぜそのアプリが必要だと思ったのか、開発中にどんな壁にぶつかり、どう解決したのか。そのプロセスを言語化しましょう。

  • 開発の背景(なぜ?)
  • 使用技術の選定理由
  • エラー解決のプロセス

技術的な難易度よりも、ユーザーの利便性を考えた工夫や、コードの品質を高めるためにしたことなどを書くと、プロ意識が伝わりますよ。

1. 独学でのWebアプリ開発

「大学2年次、サークルの出欠管理を効率化するためにWebアプリを開発しました。当初は紙で管理しており、集計に毎週2時間を要していたのが課題でした。独学でReactとFirebaseを学び、3ヶ月かけて実装。結果、集計時間はゼロになり、メンバーの利便性も向上しました。この経験から、技術を使って身近な負を解消する喜びを知りました」

2. ハッカソンでのチーム開発

「3日間のハッカソンに参加し、4人チームで教育支援アプリを制作しました。私はフロントエンドを担当しましたが、バックエンドとの連携で予期せぬエラーが多発。そこで、API仕様書を急遽作成し、認識のズレを解消する仕組みを作りました。最終的に完成まで漕ぎ着け、技術賞を受賞。チーム開発の中のドキュメントの重要性を学びました」

3. 競技プログラミングへの挑戦

「論理的思考力を鍛えるため、1年間継続して競技プログラミングに取り組んでいます。当初は茶色レートで伸び悩んでいましたが、自分の解法をブログにアウトプットし、上位者のコードと比較・分析する習慣をつけました。結果、半年で水色レートに到達。一つの課題に対して多角的なアプローチを見てみる粘り強さが身につきました」

【文系・未経験】長期インターンやIT系アルバイトでの実務経験

「技術的なことはわからない」という文系の方でも、IT企業のインターンやアルバイトの経験は大きな武器になります。

エンジニアとどう連携したか、ビジネスサイドからどうITに関わったか。

その視点は、ITコンサルや営業職を目指す上でとても貴重です。

  • IT用語への理解度
  • 現場での適応力
  • 改善提案の具体性

専門知識がないなりに、どうやってキャッチアップしたか。

その「学ぶ姿勢」を前面に押し出するのがいいです。

4. IT企業の営業インターン

「SaaS企業のインターンで、新規顧客の獲得に注力しました。当初は製品知識が乏しく、顧客の質問に答えられない場面が多かったです。そこで、社内のエンジニアに毎日30分ヒアリングを行い、技術的な仕組みを噛み砕いて説明する資料を自作しました。結果、受注率が15%向上。技術とビジネスの架け橋となる重要性を実感しました」

5. Webメディアの運営アルバイト

「月間10万PVのWebメディアで、記事のSEO改善を担当しました。データ分析ツールを使い、検索順位が停滞している記事の原因を調査。タイトルや構成のリライトを50記事以上行った結果、3ヶ月でPV数を1.5倍に増やしました。数字から仮説を立て、改善を繰り返すプロセスの大切さを学びました」

【汎用性◎】サークル・部活動・ボランティアでの課題解決

ITとは直接関係ない活動でも、そこで発揮した「問題解決能力」はIT業界でそのまま活かせます。

むしろ、非効率なアナログ環境をどうにかしようとした経験は、IT業界の原点とも言えるエピソードです。

  • 現状分析の鋭さ
  • 施策の独自性
  • 周囲の巻き込み方

「ITを使って解決した」というエピソードでなくても大丈夫です。「IT業界でも活かせる考え方」をアピールしましょう。

6. テニスサークルの練習改革

「100名規模のテニスサークルで、練習の参加率低下を解決しました。部員へのヒアリングの結果、レベル差による疎外感が原因だと判明。そこで、個人のレベルや要望を管理するシートを導入し、最適な練習メニューを自動で割り振る運用を開始しました。結果、参加率は80%まで回復。個々のニーズを可視化し、仕組みで解決する力を養いました」

7. 塾講師としての指導改善

「個別指導塾で、担当生徒の合格率向上に取り組みました。過去の模試データを分析し、生徒ごとの苦手分野をグラフ化して可視化。それに基づいたオーダーメイドの学習計画を提示しました。結果、担当した生徒全員が第一志望に合格。データを根拠に相手を納得させ、行動を促すコミュニケーションの重要性を学びました」

8. ボランティア活動での広報支援

「地域の清掃ボランティアで、若年層の参加者不足を解消しました。SNSの活用が不十分だと考え、活動の様子をショート動画で発信する企画を立案。メンバーと協力して定期的な投稿を続けた結果、新規参加者が2倍に増加しました。ターゲットに合わせた良いチャネル選びと、継続的な情報発信の効果を実感しました」

【差別化】ゼミ・研究室での取り組みやIT資格(基本情報等)の取得

学業での成果や資格取得は、あなたの「継続的な努力」を証明する絶好の材料です。特にIT系の資格は、未経験からでも本気でIT業界を目指しているという強い意思表示になります。

  • 目標設定の高さ
  • 計画的な学習プロセス
  • 学びの深化

結果として得た知識だけでなく、そこに至るまでの「自分を律する力」をアピールするのがコツです。

9. 基本情報技術者試験への挑戦

「ITの基礎体力をつけるため、文系ながら基本情報技術者試験の取得に挑戦しました。未経験の用語が多く苦戦しましたが、毎日3時間の学習を半年間継続。過去問の誤答傾向を分析し、苦手なネットワーク分野を重点的に補強しました。結果、一発合格。未知の領域でも計画を立てて着実に習得する自信がつきました」

10. ゼミでのデータサイエンス研究

「経済学のゼミで、プログラミング言語Pythonを用いた統計分析に取り組んでいます。膨大なデータから有意な相関を見つけ出す作業は困難でしたが、先行研究を徹底的に読み込み、モデルの改良を重ねました。この経験を通じて、複雑な事象を抽象化し、論理的に解明する面白さを知りました」

条件次第では「実績なし」の方が有利になる?

ここで少し、上位サイトとは違う角度の話をしますね。

多くの就活サイトでは「実績を積め」と言われますが、実は「実績が何もない状態から、どう動こうとしているか」という現在進行形のストーリーの方が、面接官の印象に残る場合があります。たとえば、今まさにプログラミングを始めたばかりの人が「昨日、初めてHello Worldを出して感動しました。そこから仕組みが気になって一晩中調べてしまいました」と語る。

この瑞々しい好奇心は、すでに慣れてしまった経験者には出せない魅力です。完成された実績がないからといって、卑屈になる必要はありません。

今この瞬間の「熱量」を言葉にしてみてください。

IT業界のガクチカで「やってはいけない」NG例と注意点

せっかく良いエピソードを持っていても、伝え方を間違えると逆効果になってしまいます。

特にIT業界の選考では、他の業界とは少し違った「落とし穴」があるんです。私自身、多くの学生の添削をしてきましたが、これから紹介する3つのNGパターンにはまって損をしている人が本当に多い。

正直、これはもったいないです。

良かれと思って書いたことが、面接官から見ると「自慢話」や「独りよがり」に見えてしまう。そんな事態を防ぐために、あらかじめチェックしておきたいポイントを整理しました。自分の文章がこれらに当てはまっていないか、一度冷静に見つめ直するのがおすすめです。

技術自慢に終始し「過程」や「学び」が抜けている

エンジニア志望者に多いのが、使った技術や言語を並べるだけで満足してしまうパターンです。

「最新のフレームワークを使いました」「複雑な機能を実装しました」という報告だけでは、あなたの人間性が見えてきません。企業が知りたいのは「なぜそれを使ったのか」という意思決定の理由です。

  • 技術の羅列にならない
  • 苦労した点を具体的に
  • 学びを抽象化する

すごいものを作った実績よりも、その過程でどう悩み、どう成長したか。そちらの方が、あなたの「伸びしろ」を伝える上では重要です。

技術はあくまで手段であることを忘れないでくださいね。

技術の裏側にある「なぜ」を語る

「流行っているから」という理由で技術を選ぶのも悪くありませんが、一歩踏み込んで「今回のプロジェクトの要件には、この技術の〇〇という特性が最適だと判断しました」と言えると、プロの視点に近づきます。

技術に対する誠実な向き合い方こそが、IT業界で信頼を勝ち取る第一歩です。自分のこだわりを、相手が納得できる言葉で説明できるようにしておきましょう。

専門用語を多用しすぎて非エンジニア人事に伝わらない

これもエンジニア志望によくある失敗ですが、専門用語を使いすぎると、人事担当者に内容が伝わりません。ESを最初に読むのは、必ずしもエンジニアではありません。誰が読んでも状況が理解できる「わかりやすさ」も、大事なコミュニケーション能力の一つです。

  • 中学生でもわかる表現
  • 比喩(例え話)の活用
  • 目的を主語にする

専門用語を並べることで「自分は詳しい」と誇示したくなる気持ちはわかりますが、グッと堪えてください。

難しいことを簡単に説明できる人こそ、本当に頭が良いと評価されます。

相手の知識レベルに合わせた翻訳

たとえば「APIを叩いてデータを取得しました」と言う代わりに「別のシステムから必要な情報を自動で取ってくる仕組みを作りました」と言う。

これだけで、非専門家への伝わりやすさは劇的に変わります。IT業界の仕事は、専門知識がない顧客に価値を伝えることでもあります。ESの段階から、その練習だと思って取り組んでみてください。

企業の求める人物像(社風・職種)と乖離している

どれだけ素晴らしいガクチカでも、その企業のカラーに合っていなければ内定は遠のきます。例えば、チームワークを重視する企業に対して「一人で黙々と作業して成果を出しました」とアピールしても、ミスマッチだと思われてしまいます。志望企業の文化を事前にリサーチしておくことは外せません。

  • 求める人物像のキーワード
  • 社員インタビューの共通点
  • 評価制度の特徴

自分のエピソードを、企業の価値観に合わせて「味付け」し直す作業が必要です。

嘘をつく必要はありませんが、どの部分を強調するかを戦略的に選んでいきましょう。

社風に合わせたエピソードの選択

スピード感を重視するベンチャー企業なら「まずはやってみた」という行動力を、品質と安定を求める大手SIerなら「細部まで検証を重ねた」という慎重さを強調する。

同じエピソードでも、光の当て方を変えるだけで、企業への響き方は全く変わります。相手がどんな仲間を求めているのか、想像力を働かせてみてください。ここを外さないことが、合格への近道です。

以前は「すごい実績」が必要だと思っていました

正直に言うと、私は以前まで「IT業界のガクチカには、アプリをリリースしたとか、インターンで売上1位になったとか、そういう派手な実績が絶対に必要だ」と信じ切っていました。2026年卒の就活生も、SNSなどでキラキラした実績を持つ人を見て、焦りを感じているかもしれませんね。

でも、多くの人事担当者や現場のエンジニアと話をする中で、その考えは少しずつ変わっていきました。

きっかけは、ある大手IT企業の採用責任者が放った一言でした。

「実績の凄さなんて、学生のうちは誤差。それよりも、エラーが出たときにどういう顔をして、どういう手順で解決しようとするか。その『癖』が見たいんだよね」という言葉です。

これを聞いてから、ガクチカの見方が180度変わりました。

今は、実績の大きさよりも「思考の深さと誠実さ」こそが、IT業界で最も評価されるポイントだと確信しています。

だから、もしあなたが「自分には何もない」と悩んでいるなら、それはチャンスかもしれません。派手な実績に頼れない分、自分の内面や思考のプロセスを丁寧に言語化せざるを得ないからです。その「丁寧さ」こそが、面接官には魅力的に映るはずですよ。

迷いや葛藤も含めて、等身大の自分をぶつけてみてください。

2026年卒のIT就活を成功させるためのガクチカブラッシュアップ術

ESを書き上げただけで満足してはいけません。

そこからが本当の勝負です。

2026年卒の就活は、例年以上に早期化し、ライバルたちの準備も早まっています。書き上げたガクチカを、さらに磨き上げて「内定レベル」に引き上げるための具体的なテクニックを紹介します。

ここでのひと手間が、結果を大きく左右しますよ。

ただ、最初から完璧を目指しすぎると、いつまでも提出できなくなってしまいます。

まずは7割の完成度で外に出してみて、周りの反応を見ながら微調整していく。この「アジャイル(機敏な)」な姿勢こそが、IT業界を目指すあなたにはふさわしいやり方です。

さあ、最後の仕上げに取り掛かりましょう。

1分で話せるように「面接用」の要約を用意する

ESは通っても、面接でうまく話せなければ意味がありません。

ESに書いた400文字程度の文章を、そのまま読み上げるのはNGです。相手の反応を見ながら、要点を絞って話せるように準備しておきましょう。特に、面接官が深掘りしたくなるような「ツッコミどころ」をあえて残しておくのも高度なテクニックです。

  • 結論(15秒)
  • 最大の困難(30秒)
  • 学びと貢献(15秒)

この構成で、1分程度にまとめられるように練習してみてください。声に出して練習することで、文章の不自然な部分や、論理が飛んでいる箇所にも気づけるはずです。録音して自分で聞いてみるのも、わりとうまくいきますよ。

面接官とのキャッチボールを意識する

面接は発表の場ではなく、会話の場です。

あなたが一方的に話すのではなく、相手が「それってどういうこと?」と聞き返したくなるような余白を持たせておく。

たとえば「あえて〇〇という方法をとったのですが、そこには私なりの理由がありました」と含みを持たせる。そうすることで、面接の主導権をさりげなく握ることも可能です。

相手の興味を惹きつける話し方を研究するのがおすすめです。

OB・OG訪問や添削サービスを使って客観的な視点を取り入れる

自分の書いた文章を自分で客観的に見るのは、至難の業です。自分では繋がっていると思っている論理も、他人から見れば「?」となることはよくあります。特にIT業界の現場で働くプロの視点は、あなたのガクチカを何倍にも魅力的にしてくれます。

2026年卒向けのイベントやアプリを使いこなして、積極的に外の意見を取り入れましょう。

  • 状況がイメージできるか
  • IT適性が伝わるか
  • 改善案はあるか

批判されるのを怖がらず、どんどん叩いてもらってください。他人の視点が入ることで、あなたのガクチカはより洗練されたものに進化します。

一人で抱え込まず、周りの力を借りることも、IT業界で必要な「チームプレー」の一環です。

プロの視点で「深掘り」をシミュレーション

OB訪問をしたら、ぜひ「自分が面接官なら、どこを深掘りしますか?」と聞いてみてください。現場の人間が気にするポイントは、学生の想像とは違うことが多いです。

「なぜこの技術なの?」「コスト面はどう考えた?」「他のメンバーはどう思っていた?」といった鋭い指摘は、あなたのガクチカをより強固なものにしてくれます。その答えを準備しておくことが、面接本番での自信に繋がります。

生成AIを賢く使って文章の論理構成を整える

2026年卒の就活では、生成AI(ChatGPTなど)を使わない手はありません。

ただし、AIに丸投げするのは絶対におすすめしません。AIが書く文章はどこか無機質で、あなたの熱量が伝わらないからです。あくまで「壁打ち相手」や「添削ツール」として活用するのが賢いやり方です。

  • 骨組みの作成に使う
  • 表現の言い換えを提案させる
  • 論理の矛盾を指摘させる

「このエピソードをSTAR法に当てはめて整理して」「もっと論理的な繋ぎを提案して」といった具体的な指示を出してみてください。

AIとの共同作業を通じて、あなたの思考もよりクリアになっていくはずです。

最後は必ず、自分の言葉で魂を吹き込んでくださいね。

AIに「面接官役」を演じてもらう

完成したガクチカをAIに見せて「あなたはIT企業の面接官です。この内容に厳しい質問を3つ投げてください」と頼んでみる。これ、意外と使えるんです。

自分では見落としていた弱点や、説明不足な箇所を的確に突いてくることがあります。本番前にこうした「模擬面接」を繰り返しておくことで、どんな質問が来ても動じない準備が整います。AIを最強の家庭教師にしてしまいましょう。

ちなみに、面接官はあなたの「伸びしろ」しか見ていない

余談ですが、ある有名なITベンチャーの社長がこんなことを言っていました。「学生時代に何をしたかなんて、入社して3ヶ月もすれば関係なくなる。僕らが本当に見ているのは、その子が『何を面白いと思って、どうやって壁を乗り越えていく人間か』という根っこの部分だけだ」と。

この言葉、少し心が軽くなりませんか?

IT業界は、常に新しいことに挑戦し続ける世界です。だからこそ、過去の栄光に浸っている人よりも、今この瞬間に目を輝かせて「次はこれをやってみたい」と語る人の方が、圧倒的に魅力的に映ります。

ガクチカはあくまで、あなたの「根っこの部分」を伝えるための手段に過ぎません。

完璧な実績を並べることより、あなたの「熱量」が伝わるかどうかを大切にしてください。

関係ないんですけど、面接の最後に「最近気になっている技術やサービスはありますか?」と聞かれたとき、自分の言葉でワクワクしながら話せる準備をしておくと、ガクチカ以上に評価が跳ね上がることがありますよ。

最終的にはあなたの判断です

ここまでIT業界のガクチカについて長々と書いてきましたが、正解は一つではありません。この記事で紹介した例文やテクニックも、あくまで一つの判断材料に過ぎないんです。

最終的にどのエピソードを選び、どう伝えるかを決めるのは、あなた自身です。2026年卒の就活は情報が溢れていますが、周りの声に惑わされすぎないでください。

まずは、自分が一番「自分らしい」と思えるエピソードを一つつだけ、丁寧に書いてみてください。

それだけで、十分な一歩です。

私の経験や意見がすべてではないので、ぜひ色々な人の話を聞いて、納得のいく形を見つけてもらえれば嬉しいです。

以上です。何か一つでも、あなたの就活のヒントになっていれば幸いです。応援しています、なんておこがましいことは言いませんが、あなたが納得できる道を選べるよう、心から願っています。

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