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社労士の仕事は需要も減っているし、今後も生き残れるか不安な人へ!!

社会保険労務士業をしています。勤続年数は4年半の37歳で、年収は300万くらいでしょうか?主な仕事は給与計算、労働社会保険の手続き代行年金相談などを主に行っております。

顧問先から相談があれば会社の中で起きているトラブルに対処するために出張をしたり、トラブルの対処法を複数個提示したりもしています。

今回社労士の仕事って本当にAI自動化時代に生き残っていけるのか?それについて真剣に考えてほしいとの声をいただき、少ない経験ながら考えてみたいと思います。

【 社労士の抱えている現状の問題 】

  1. 専門性が高い事がウリであるはずの仕事が年々その質が下がっている
  2. ただの代行業になりさがっている労務士が多くなっている
  3. 時代に合った新しいサービスをどのように提供できるかという道筋が立ってない

この3つが問題視されています。自動計算アプリができるなか?社労士の仕事はどう専門職として生き残っていくのか?めどが立っていないのが大きいです。

目次

今の現状では社労士の仕事が生き残るとは思えない

今私が社労士業界の将来性はかなり危ういと感じています。

なぜなら、今の段階でもかなり社会保険労務士を頼るという人が限られているからです。

それに加えてさらにAIがさらに身近なものとなっていくのが目に見えている状況で将来性があるとは思えないからです。

確かに今は比較的年配の社長さん等から会社が抱えている問題について相談を受け事はあります。

ですが、そういう人も昔から給与計算や労働社会保険の手続きの代行を任せてもらっているところばかりで、若い社長さんがいる会社ではそういう人があまりいないです。

それは若い人からしたら毎月顧問料を払ってまで社会保険労務士に色々してもらう事もないと思っているからです。

それはやはり今の時代はAIがかなり発達してきており労働社会保険の手続きもそこまで難しくないという事や給与計算もわざわざ外にやってもらう事もないと思う人が多くなっているというのがあるからです。

なのでただでさえ今の時代は社会保険労務士の仕事を任せるという会社が少ないという状況で今後はさらに難しくなっていくと思っています。

・・・実際にこういうアプリが次々と生まれ、電子マネーの発達とともに社労士の仕事はAIに置き換わっているのです。

ただ、だからと言って社労士業界自体がなくなってしまうとは思わないです。ですが、その仕事の数は激減してしまうと思っています。

特に単純計算の代行の仕事がほとんどなくなってしまうように思います。

なぜなら、今後は今の若い人が会社の中枢で働くようになってAIに詳しい人ばかりになれば自然と社会保険労務士に給料計算の仕事を任せる事もないという判断になっていからです。

ただ、社会保険労務士の仕事は代行ばかりでなく年金のプロでもあるので年金相談の仕事はAIが発達してもずっとこの仕事は残ると思います。

なのでこの先AIで仕事がなくなるとしてもそれは給与計算や労働社会保険の手続きをする際にその代行を頼まれるという事がなくなる事はあっても、相談業務は今後も残っていくと思います。

なので今後は相談業を中心にやっていくしかないと思います。本当に不安ですね・・・。

社労士として生き残るために個人的にやっていること

では、今私がやっている仕事がAIに取って代わられないようにするにはどうしたら良いかというと、そのためには今以上に頻繁に顧問先の会社と密に連絡を取って困っている事がないか聞くのが大事です。

実際にロボットのように依頼をそのまま受けるだけでは生き残っていけません。

なぜなら、中には会社によってはちょっとした困りごとがあったくらいでは社会保険労務士に相談しなくても良いと思っている会社もあるからです。

そういう会社に対してもこちらから積極的にコンタクトを取る事で相手が相談するほどでもなかったと思っていた事も気軽に相談してくれるのです。

それによって会社もちょっと困っていた事でずっと悩む事もなくなって感謝してもらえます。

現場に足を運んでニーズを発見するというのはまだロボットに足がついていないので勝機があると思っています。

確かホリエモンさんもAIに手足ができるまでがチャンスだ・・・と言っていたと思います。

そういうきめの細かいサービスを心掛ける事で今後どれだけAIが発達しても一定の需要があるのでとって代わられる事もなくなります。

もちろん、これをやっていけばそれでどこの会社からも逃げられないという事はないです。

ですが、相談業務を今以上に強化していくことが重要です。給料相談はサブです。

つまりこれから生き残る社労士というのは自ら提案ができるコンサル業を兼ねる人だと思うのです。

コンサルのついでに、給与計算や労働社会保険の手続きの代行業務の仕事も一緒にやってもらうという風に考えてくれる企業さんもあるので、どれだけ悩みに対処できるかというのが大事になります。

そこを怠っていては相談業務も各種代行業務も両方の仕事を失ってしまうと思っています。

ただでさえ代行業務はそこまで必要と思われてないので相談業務に力を入れていくしかないです。

そこも顧問先の相談を待っているだけでなくこちらから困ってないかを聞いていく事で気軽に話せる環境を作っていくのが重要です。

それができないと新規どころかすでに顧問先になっている会社からも愛想を尽かされてやめると言われて当然の状況になる事もあるので、そうならないように努力していく必要があると思います。

実際に私はそうやってこちから困った事がないか定期的に御用聞きをしています。

特に将来独立を考えている人は、今のうちに顧客と濃くつながらる関係を構築しておかなければなりません。

社労士として生き残るために必要な資格と資質とは?

これから私がいる社会保険労務士業界で働こうと思っているなら勘違いしてはいけないのは社会保険労務士の試験に合格しただけではやっていけるほど甘くないという事は知っておかないといけないです。

そこを勘違いしてこの業界に入っても思ったのとは違っていたという事になりかねないので注意しないといけないです。

そこだけは絶対に勘違いしてはいけないです。

それは社会保険労務士業界に限った話でなく、大抵どの資格を取っても同じことが言えます。

社労士が特に重要視される3つの資質

ではこれからの社労士に必要な3つの資質についてお話します。

  1. 依頼主の業界を知り、問題点を社労士の視点で把握する俯瞰スキル
  2. 問題点をまとめ、自ら提案するプレゼンスキル
  3. 社会的なビジョンを持ち他人を巻き込むリーダーシップ

業界予測をしながらリーダー性を発揮する。今まで受け身で仕事を受けていた社労士も今は自ら仕事を作り出すステージにきているのです。

それができなければ今後生き残っていけるとはかぎりません。

まだ、社会保険労務士の資格さえあればそれで良いと思っている人もいるといますが、この業界もかなり競争が激しいのでできるだけ他の社会保険労務士と比べて自分が良い点をアピールする必要があります。

転職履歴書一つとっても、そういう差別化が必要です。

社労士以外の資格で、自分の実績を手っ取り早くアピールするには行政書士の資格も取っておくのがおすすめです。

そうすれば社会保険労務士と行政書士のダブルライセンスがあるという風に思ってもらえるので、新規の顧客もつきやすくなりさらに仕事の幅も広がっていくのでおすすめです。

社会保険労務士でダブルライセンスを目指すならまずは行政書士でしょう。

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