働いている仕事の業界は、自動機械で鉄を削り製品を作る金属加工業界にいます。社名は伏せさせていただきます。
ですが大手企業の子会社半導体など作っている有名な会社です。業界としては金属加工になります。
勤続年数は10年目です年収は安く300万円位です。
仕事では機械を動かす為に図面と照らし合わせたプログラムを作り、金属加工をしています。
この仕事では、製品を作る為のデメリットがあります。
【 現在金属業界が抱えている問題 】
- プログラムの確認が大変。
- 動きのプログラムの確認をしないと危険。
- 工作機械にあった回転数や送りを計算して機械を動かさないと危ない。
- 工作機械が動いたら目を離せない。
- 工具をつける事は人任せ。
- プログラムを動かす前の段取りに時間が掛かる。
金属加工業はAI導入でどう変化してくのか?
今の業界では工作機械を使い金属を削り一つの形にするのですが、昔と違いだいぶプログラムに関しては、楽になりました。
それはCAD、CAM上で改めて確認が出来るからです。
しかしデーターは結果だけしか今の所表すことができず確認作業が大変なのは事実です。
ですからAIが発達して確認作業を完璧に出来る様になれば、作業の間違いも減り、仕事のミスも減ると思います。
またAIを導入することで人手不足も解消されると思います。
今の現状ですと何台もの複雑な工作機械を一人で使いこなさなければならず、時間がいくらあっても学習の時間が足りないのです。
この仕事は熟練の職人のような技が必要ですが、仕事がきつく新人が覚える前に辞めてしまうという現象が続いています。
その結果機械加工の現場環境は益々年齢が上がっており、このままでは業界全体が衰退してしまうかもしれません。
中小の金属加工は外国人労働者でなんとか人を補っている状態です。
しかしAIを導入すれば失敗も少なくなり辞めていく新人さんもいなくなると思いますし、日本の強みであるものづくりの文化も残せるのではないでしょうか?
AIロボットが発達したら、機械加工の段取りだけを人に任せて後はスタートボタンを押せば品物が出来上がりると思います。
工作機械の寿命もAIが判断してくれるでしょう。
音声入力が進めば対話をしながら作業ができると思います。
今でもその様な機械は一部採用されていますが、まだバグがあるので、職人の勘に頼って仕事をしています。
結果的に自動AIを採用しても今はさほど時短にはならず多くの製品を作る事は出来ません。
AIを導入して機械に様々なデーターを読み込ませることで、機械の癖を自然に読み取り、正確な加工ができるようになると思います。
AIが進化しても工具による細かい手作業は必要
金属加工の分野でAIが進化をするのは素晴らしいことですが、工具による細かい手作業まではなくならないのではないかと思います。
AIのロボットアームなどがどこまで進化するかによりますが、町工場のようなところにもAIが全部はいってくることはないでしょう。
金属加工の仕事がAIに奪われないようにすべきこと
金属加工の仕事がAIに奪われないようにすべきことは、人の感覚をきちんと持っておくことです。
データーを積み重ねて新しく進化するAIですが、その基準は過去の事なので人の感覚とは違います。
デザインは特にそうですが、AIは人の感性に訴えかけるような商品を提案してくることはありません。
同じ完成品でも感情を込めた製品はそれだけ顧客に伝わります。
例えばワープロの文字と人が感情を込めた字のごとく見て楽しむ差が生まれるのです。
AIが進化すれば人よりも動き何十倍も製品を作るでしょう。
しかし味のあるその人でしかできない製品というのは作れないし、そのようなニーズは残っていくと思います。
またサイズの問題でも規格外の製品を作る事があります。
そうした時はデーターにないとしたら人の勘が頼りになります。このデーターにない人の勘はAIには無理に等しいです。
製品作りでは速さを求められ今は大量生産をしている会社が殆どですが、大手企業の下請けでは勘がたよりの職人さんが殆どです。
自分たちは機械を使っているのにも拘らず、新しい機械を現場の職人さんたちは使いたがりません。
この職人魂で現場では切磋琢磨して一つの製品を作るにしても話し合いながら独自で研究をしています。
しかしその職人の技術でさえもAIがするとなれば太刀打ちできない状態になってしまうかもしれません。
そんな状態になれば危険な工作機械でも女性が働ける環境にもなりますし、一つの働き方に変化が起きるのではないでしょうか?
工作機械を使う企業ではいまだに男性は危険な仕事を任されることが多いです。
機械を使いたいと感じる女性でも危ないからという理由で、検査部門で働くことが多いのです。
ですが、AIを導入して安全に段取りだけの環境になれば男女問わず働ける現場になります。
新しい雇用を生みますし、もう一度日本の技術が世界に広まるきっかけを作れるかもしれません。
将来金属加工業界に入りたい人に必要なスキルとは?
今の職場では、半AIの様な環境です。機械を動かす為の準備や確認作業、そうして加工するための準備作業、また寸法確認などあります。
これから製造業とくに職人さんのいる業界では昔かたぎな人が多くいます。例えば見て覚えることや、仕事を教えない人も中にはいます。
掘削製造業はそんな一癖ある人が多いのです。
ですが、AIが導入されれば困ってしまう職人さんたちも多く、ITに詳しいこ若い人たちが活躍できる現場でもあるのです
製造業では今は息子世代の二代目社長が多くいます。特に流行りに敏感な世代でもあり、楽をしたいとゆう世代です。
なので、AIが製造業を担う手助けをする様になれば飛びつきます。
そうなった時に役に立つのがプログラムです。
特に昔の機械工作で使っていたプログラム言語をマスターしておくといいでしょう。
ただし、基本的な技術も必要です。
現場ではマクロなども覚えておくと非常に便利です。
マクロはある程度自動で動かせることが出来るのでおすすめします。後は図面の知識を補うためにCAD。
そうしてプログラムを学ぶためにCAMの知識を覚えると製造業ではいいでしょう。この二つは工業高校などで簡単に勉強できてしまいます。
また専門学校などもあるので通って覚える事も可能です。
中々仕事を始めると学校に通えないので働く前にガッツリと基本だけでもマスターするとPCでデータを作り工作機械に入力して仕事が出来るので良い方法だと思います。
また使用工具の使い方と回転数や送りも覚えておくといいでしょう。
多少機械によっては変りますが、覚えるだけでも仕事は早く終わります。
最後に怪我をしない様に体力だけはつけて下さい。現場では体力を非常に使うので、体力は必要です。
常に若い人が不足している業界です。日本の技術の根底にある機械産業にみなさんも関わって欲しいと思います。
あなたの業界の意見お待ちしています!
コメント一覧 (2件)
なんか日本語が不自由だぞ
そもそもAIってなんのことを指してるんだ
確かに、この文章の日本語はちょっと変な部分がありますね(笑)ライターさんの文意を損なわないように編集します。AIはレベルによって違うと思いますが今回のライターさんがおっしゃっているのは「制御のレベル」だと思います。機械学習や特徴表現的学習の段階をさしているのではなさそうですね。