「未経験からIT業界に挑戦したいけど、志望動機に何を書けばいいか全然わからない…」そう悩んで、パソコンの前で固まっていませんか?わかります、その気持ち。私も最初は、アピールできるスキルがなくて本当に頭を抱えました。
でも、安心してください。未経験者の採用で面接官が本当に見ているのは、今のスキルよりも「将来性」や「学習意欲」なんです。
この記事では、採用担当者の心に響く志望動機の書き方を3ステップで解説し、すぐに使える職種・強み別の例文を12個も用意しました。読み終わる頃には、あなただけの「勝てる志望動機」がスラスラ書けるようになっているはずです。
未経験だからこそ知ってほしい、採用担当者が本当に見ているポイント
未経験からIT業界を目指すとき、多くの人が「スキルがないからダメかも…」と不安になりますよね。でも、それは大きな誤解です。
企業が未経験者や新卒を採用する場合、完成されたスキルセットを求めているわけではありません。それよりも、これからIT業界で成長し、長く活躍してくれる人材かどうか、その「ポテンシャル」を重視しています。
あなたの「今」ではなく、「未来」に期待しているんです。ここでは、採用担当者があなたのどこを見ているのか、その核心に迫ります。
実はスキルより大事?採用担当者が見抜く3つのポテンシャル
経験者採用と未経験者採用では、評価の尺度が全く違います。即戦力を求める経験者採用とは異なり、未経験者や新卒には「伸びしろ」が期待されています。
具体的には、以下の3つのポテンシャルが厳しくチェックされていると考えてください。
採用担当者の視点
- 高い学習意欲
- 論理的思考力
- 協調性と人柄
この3つのポテンシャルは、IT業界でプロとして成長していくための土台となる部分です。技術スキルは入社後に研修などでいくらでも身につけられますが、これらの素養は一朝一夕では養えません。
だからこそ、採用担当者は面接や書類選考を通して、あなたの根っこにあるポテンシャルを見抜こうとしているんです。
ポテンシャル1: 新しいことを学び続ける「学習意欲」
IT業界は、技術の進化が非常に速い世界です。昨日まで主流だった技術が、明日にはもう古い知識になっていることも日常茶飯事。
そのため、「新しい知識やスキルを自ら進んで学び続けられるか」という学習意欲は、何よりも重視されるポテンシャルです。「最近、どんな勉強をしていますか?」という質問は、あなたの学ぶ姿勢そのものを見ています。
資格取得の勉強やプログラミング学習サイトでの実績など、具体的な行動で示すことができれば、大きなアピールになりますよ。
ポテンシャル2: 課題を整理して考える「論理的思考力」
プログラミングやシステム設計は、論理的思考力の結晶とも言えます。複雑な問題を小さな要素に分解し、順序立てて解決策を考える力は、エンジニアだけでなく、顧客の課題を分析するITコンサルタントや営業にも必須のスキルです。
文系出身だからと気後れする必要は全くありません。「なぜそうなるのか?」「どうすれば解決できるか?」と物事の本質を常に考える癖をつけることが、この力をアピールする第一歩になります。
学生時代の研究やアルバイトでの課題解決経験などを具体的に語れると説得力が増します。
ポテンシャル3: チームで成果を出す「協調性と人柄」
ITの仕事は、一人で黙々とパソコンに向かうイメージが強いかもしれません。しかし、現実は全く違います。
ほとんどのプロジェクトはチームで進められ、他のエンジニアやデザイナー、営業担当者など、多くの人と協力して一つのプロダクトを作り上げていきます。そのため、相手の意見を尊重し、円滑に意思疎通を図れるコミュニケーション能力や協調性は、プロジェクトの成功を左右するほど大切なんです。
チームの一員として気持ちよく働けるか、その人柄も重要な評価ポイントになっています。
これ書くと即アウト!評価をガタ落ちさせるNGな志望動機
やる気やポテンシャルをアピールしようとするあまり、かえって評価を下げてしまう志望動機も存在します。良かれと思って書いた内容が、実は採用担当者から見ると「この人はうちの会社を理解していないな」と思われてしまう危険な例です。
ここでは、絶対に避けるべきNGな志望動機を3つのパターンに分けてお伝えしますね。
避けるべきNG例
- 抽象的で熱意だけ
- 受け身な姿勢
- どの企業でも同じ
これらのNG例に共通するのは、「自分本位」で「企業視点が欠けている」という点です。採用は、あなたと企業のマッチングの場。
自分の想いだけでなく、企業が何を求めているのかを理解した上で、自分をアピールすることが何よりも大切なんです。自分の志望動機がこれらに当てはまっていないか、しっかり確認してみてください。
NG例1: 「成長したい」という熱意だけのアピール
「貴社の研修制度に魅力を感じました。成長できる環境でスキルを身につけたいです」といった志望動機、一見すると意欲的に見えますよね。
しかし、これは完全に受け身の姿勢です。企業は学校ではありません。
もちろん成長は期待されていますが、それはあくまで「会社に貢献するため」の成長です。「成長させてもらう」のではなく、「成長して、このように貢献したい」という能動的な姿勢を示すことが成功の鍵です。
企業の利益にどう繋がるのか、その視点が欠けていると評価されません。
NG例2: 「将来性があるから」という漠然とした理由
「IT業界は将来性があり、今後も伸びていく分野だと感じたため志望しました」という理由もよく見かけますが、これでは不十分です。なぜなら、IT業界が成長市場であることは誰もが知っている事実であり、あなたの独自の視点や考えが全く見えないからです。
採用担当者が知りたいのは、「数ある成長産業の中で、なぜあなたはIT業界を選んだのか?」という、あなた自身のストーリーです。社会のどんな課題をITで解決したいのか、具体的なエピソードを交えて語る必要があります。
NG例3: どの企業にも当てはまるテンプレ的な内容
「人々の生活を豊かにするサービスを作りたい」や「社会に貢献したい」といった志望動機は、聞こえは良いですが、具体性に欠けます。これでは、採用担当者に「うちの会社じゃなくても良いのでは?」と思われてしまいます。
大切なのは、「なぜこの会社でなければならないのか」を明確に伝えること。その企業の理念、事業内容、サービス、技術、社風などに具体的に触れ、「だからこそ私は貴社で働きたいんです」という強い想いを伝えることが、他の就活生との差別化に繋がります。
誰でも論理的に書ける!魔法のフレームワーク「PREP法」
「伝えたいことはたくさんあるのに、うまく文章にまとめられない…」そんな悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。そんな時に絶大な効果を発揮するのが「PREP法」という文章構成のフレームワークです。
これを使えば、誰でも驚くほど分かりやすく、説得力のある志望動機を書けるようになりますよ。
PREP法の構成
- 結論 (Point)
- 理由 (Reason)
- 具体例 (Example)
- 結論 (Point)
この順番で文章を組み立てることで、話の要点が最初に伝わり、聞き手(読み手)はストレスなく内容を理解できます。理由と具体例で結論の説得力を高め、最後にもう一度結論を述べることで、あなたの熱意を強く印象付けることができるんです。
志望動機だけでなく、面接での受け答えにも応用できる万能なフレームワークなので、ぜひマスターしてください。
P (Point): まずは結論から「なぜ志望するのか」
文章の書き出しは、最も伝えたい「結論」から始めます。「私が貴社を志望する理由は、〇〇という理念に共感し、自身の〇〇という強みを活かして貢献できると考えたからです」のように、志望理由を簡潔に述べましょう。
最初に結論を伝えることで、採用担当者は「この人は何が言いたいのか」をすぐに理解でき、その後の話に集中して耳を傾けてくれます。ここが曖昧だと、全体がぼんやりとした印象になってしまうので、最も力を入れて考えましょう。
R (Reason) & E (Example): 理由と具体例で説得力を持たせる
次に、なぜその結論に至ったのか、その「理由」と「具体例」を述べます。ここが志望動機の核となる部分です。
「なぜなら、大学時代の〇〇という経験を通して、課題解決に貢献することにやりがいを感じたからです。具体的には、〇〇という問題に対し、チームで〇〇というアプローチで解決し、結果的に〇〇という成果を上げました」のように、あなた自身の具体的なエピソードを交えて語ることで、一気に話の信憑性が増します。
抽象的な言葉ではなく、あなただけの体験を語ることが大切です。
P (Point): 最後にもう一度結論で締めくくる
最後は、入社後の貢献意欲を伝え、改めて「結論」で締めくくります。「この経験で培った課題解決能力を活かし、貴社の〇〇という事業で即戦力として貢献していきたいと考えております」といった形で、自分の強みが企業でどう活かせるのかを具体的に示し、熱意を伝えましょう。
最初と最後で結論をサンドイッチすることで、あなたの主張がブレずに一貫していることを印象付け、採用担当者の記憶に残りやすくなります。
たった3ステップで完成!内定をグッと引き寄せる志望動機の作り方
さて、採用担当者の視点や基本的な文章の型がわかったところで、いよいよ実践編です。ここからは、実際にあなただけのオリジナルな志望動機を作成するための具体的な3つのステップをお伝えします。
このステップに沿って自己分析と企業研究を進めていけば、誰の真似でもない、あなたの言葉で語られた説得力のある志望動機が必ず完成します。焦らず、一つ一つのステップを丁寧に進めていきましょう。
Step1:「なぜIT業界なのか」を自己分析と結びつける
最初のステップは、志望動機全体の土台となる「なぜIT業界で働きたいのか」を明確にすることです。ここが曖昧なままだと、その後の「なぜこの企業なのか」という問いにも説得力のある答えが出せません。
自分の過去の経験や価値観を深く掘り下げる自己分析を通じて、IT業界への想いを自分の言葉で語れるようにしましょう。
自己分析のヒント
- 過去の経験の棚卸し
- やりがいを感じる瞬間
- 将来の自分を想像
これらの問いに答えていくことで、自分の興味の源泉や働く上での軸が見えてきます。例えば「文化祭の準備で、非効率な作業をExcelマクロで自動化して喜ばれた経験」が、ITで課題解決する面白さに繋がるかもしれません。
あなただけの原体験こそが、志望動機に深みを与える最高のスパイスになるんです。
自分の「原体験」からITへの興味を探る
「なんとなくIT業界がカッコよさそうだから」といった漠然とした理由では、面接官の心には響きません。あなたをIT業界へと突き動かした「原体験」は何か、じっくり考えてみましょう。
それは、ゲームに夢中になった子供の頃の体験かもしれませんし、大学の授業でプログラミングに触れた時の感動かもしれません。あるいは、アルバイト先で非効率な業務をITツールで改善した成功体験かもしれません。
どんな些細なことでも構いません。その経験から何を感じ、なぜITの力に可能性を感じたのかを具体的に語れるように準備しましょう。
IT業界で「何を成し遂げたいか」を言語化する
原体験が見つかったら、次はそれを未来に繋げます。「IT業界に入って、具体的に何を成し遂げたいのか」というビジョンを明確にしましょう。
「多くの人が抱える〇〇という社会課題を、テクノロジーの力で解決したい」「教育分野にITを導入し、子どもたちの可能性を広げたい」など、できるだけ具体的に言語化することが大切です。このビジョンが明確であればあるほど、あなたの学習意欲や仕事への熱意が本物であると伝わります。
この「成し遂げたいこと」が、後の企業選びの軸にもなってきます。
Step2:「なぜその企業なのか」を企業研究で具体的にする
「なぜIT業界なのか」が固まったら、次のステップは「なぜ数あるIT企業の中で、うちの会社なのか?」という問いに答える準備です。ここで必要になるのが、徹底的な企業研究。
企業のウェブサイトを眺めるだけでは不十分です。その企業が持つ独自の魅力や特徴を深く理解し、自分のやりたいことと結びつける作業が不可欠になります。
企業研究の着眼点
- 企業理念・ビジョン
- 事業内容・サービス
- 独自の技術・強み
- 社風・働く環境
これらの情報を多角的に集め、分析することで、その企業ならではの魅力が見えてきます。特に、企業の理念やビジョンに自分の価値観がどう合致するのか、その企業のサービスが自分の「成し遂げたいこと」とどう繋がるのかを具体的に説明できると、「この人は本当にうちの会社を理解してくれている」と採用担当者に強く印象付けることができます。
企業の「理念」や「ビジョン」に共感するポイントを見つける
企業のウェブサイトには、必ず「企業理念」や「ビジョン」が掲げられています。これは、その会社が何を目指し、社会にどのような価値を提供したいと考えているかを示す、いわば会社の魂です。
この理念に、あなたの価値観や「成し遂げたいこと」がどうリンクするのかを探しましょう。「『テクノロジーで人々をエンパワーメントする』という貴社の理念は、私がITを通じて成し遂げたいことと完全に一致します」のように、具体的な言葉で共感を伝えることで、志望度の高さをアピールできます。
事業内容やサービスを「自分ごと」として語る
その企業が提供しているサービスや製品について、ただ「知っています」と答えるだけでは不十分です。実際にサービスを使ってみて、ユーザーとして感じた魅力や改善点を自分の言葉で語れるレベルまで落とし込みましょう。
「貴社の〇〇というアプリを実際に使ってみて、特に〇〇という機能に感動しました。一方で、〇〇という部分が改善されれば、さらに多くのユーザーに愛されると感じました」といった具体的な意見は、「よく調べているな」と採用担当者を唸らせる強力な武器になります。
Step3:「入社後どう貢献できるか」で将来性を示す
最後のステップは、これまでの自己分析と企業研究を踏まえ、「入社後、自分がどのように会社に貢献できるか」を具体的に示すことです。未経験者だからといって、「教えてください」という姿勢ではいけません。
今持っているスキルやポテンシャルを活かして、どのように活躍したいか、その未来像を生き生きと語ることで、採用担当者に「この人を採用したい」と思わせることができます。
自分の強みと企業の求める人物像を繋げる
まずは、企業の採用ページや求人情報に書かれている「求める人物像」を徹底的に読み込みましょう。そこに書かれているキーワード(例:「主体性」「チャレンジ精神」「チームワーク」など)と、自己分析で見つけた自分の強みを結びつけます。
「貴社が求める『主体性』という点において、私は学生時代に〇〇というプロジェクトを自ら立ち上げた経験があります。この経験を活かし、指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて解決に取り組む姿勢で貢献したいです」のように、具体的なエピソードで裏付けすることが重要です。
具体的なキャリアプランを語り、本気度を伝える
入社後のキャリアプランを具体的に語ることは、あなたの本気度と長期的な視点を示す絶好の機会です。「まずはプログラミングの基礎を徹底的に習得し、3年後には〇〇の分野でプロジェクトリーダーとしてチームを牽引できる存在になりたいです。
将来的には、貴社の〇〇というサービスをグローバルに展開するプロジェクトに携わりたいと考えています」といったように、短期・中長期の目標を語ることで、計画性と高い成長意欲をアピールできます。これは、企業があなたに投資する価値があると感じる大きな要因になります。
コピペで使える!職種・強み別IT業界の志望動機例文12選
ここからは、これまで解説してきたポイントを踏まえた具体的な志望動機の例文を、職種別・アピールしたい強み別にご紹介します。もちろん、これらの例文をそのまま使うのではなく、あなた自身の経験や言葉に置き換えて、オリジナルの志望動機を作成するための「たたき台」として活用してくださいね。
自分ならどんなエピソードを入れられるか、考えながら読んでみてください。
【職種別】あなたの希望に合う例文はどれ?
IT業界には様々な職種があります。ここでは、未経験者に人気の高い「システムエンジニア(SE)・プログラマー」「ITコンサルタント」「IT営業」の3つの職種に絞って、それぞれの仕事内容に合わせた志望動機の例文を見ていきましょう。
職種への理解度を示すことも、大切なアピールポイントです。
システムエンジニア(SE)・プログラマー志望「技術への探究心」を伝える例文
私が貴社を志望する理由は、最先端の技術を用いて社会の課題解決に挑戦する姿勢に強く共感したからです。
大学時代、独学でPythonを学び、学内のデータ分析コンペティションに参加しました。
当初はエラーの連続で何度も挫折しかけましたが、論理的に原因を特定し、粘り強く解決策を探る過程に大きなやりがいを感じ、最終的に3位に入賞することができました。この経験から、プログラミングという手段で複雑な課題を解決する面白さに目覚めました。
特に、貴社が開発するAIを活用した需要予測システムは、食品ロスという社会課題にテクノロジーでアプローチする画期的なサービスだと感じています。現在、基本情報技術者試験の取得に向けて勉強中であり、この学習意欲と課題解決能力を活かして、一日も早く貴社のエンジニアとして貢献したいと考えております。
ITコンサルタント志望「課題解決能力」を示す例文
私が貴社を志望する理由は、「テクノロジーとビジネスの架け橋となる」という理念のもと、顧客の課題解決に真摯に向き合う姿勢に魅力を感じたからです。
学生時代に飲食店でアルバイトをしていた際、アナログな予約管理によるダブルブッキングが頻発していました。
私は店長にITツールの導入を提案し、複数のサービスを比較検討した上で、最も店舗に適したシステムの導入からスタッフへのレクチャーまでを担当しました。結果として、予約ミスがゼロになり、店舗の売上も前月比10%向上させることができました。
この経験を通じて、課題の本質を見抜き、最適な解決策を提示することに大きな喜びを感じました。
貴社は業界トップクラスの知見を持ちながらも、常にお客様の視点に立つことを重視されています。
私の強みである課題発見力と実行力を活かし、お客様のビジネスを成功に導くコンサルタントとして貢献したいです。
IT営業・セールス志望「顧客視点」をアピールする例文
私が貴社を志望する理由は、顧客の成功を第一に考える「カスタマーサクセス」の精神に深く共感したからです。
前職ではアパレル販売員として、お客様一人ひとりのニーズを丁寧にヒアリングし、最適な商品を提案することに注力していました。
単に商品を売るのではなく、お客様のライフスタイルがより豊かになるような提案を心がけた結果、店舗の顧客満足度調査で1位を獲得し、個人の売上目標も12ヶ月連続で達成しました。この経験から、お客様との信頼関係を築き、その成功に貢献することに最もやりがいを感じると確信しました。
貴社の提供するSaaS製品は、多くの企業の業務効率化に貢献しており、その価値をより多くのお客様に届けたいと強く感じています。私の強みである傾聴力と提案力を活かし、お客様の課題に寄り添い、貴社製品を通じてその成功を支援できる営業になりたいと考えております。
【強み別】自分の武器を最大限に活かす例文
次に、未経験者がアピールすべきポテンシャルとして挙げた「学習意欲」「論理的思考力」「コミュニケーション能力」をそれぞれ強調した例文をご紹介します。自分のどの強みを一番に伝えたいかによって、エピソードの選び方や文章の構成も変わってきます。
自分のキャラクターに合った例文を参考にしてみてください。
「学習意欲」は最強の武器!未経験を強みに変える例文
私が貴社を志望する理由は、常に新しい挑戦を奨励する社風に魅力を感じ、自身の高い学習意欲を最大限に発揮できる環境だと考えたからです。
私はIT業界への転職を決意して以来、毎日2時間の学習を継続しています。
ProgateやUdemyといったオンライン教材でHTML/CSS、JavaScriptの基礎を習得し、現在はReactを用いたポートフォリオサイトを制作中です。未経験であることに甘えず、一日でも早く戦力になるため、自ら学び、実践する努力を惜しみません。
貴社の若手社員が主体となって新規事業を立ち上げる制度は、私のような挑戦意欲の高い人間にとって非常に魅力的です。入社後は、まず目の前の業務で着実に成果を出しながら、常に最新技術のキャッチアップを怠らず、将来的には貴社の新しい価値創造に貢献できる人材になりたいと考えております。
文系出身でも大丈夫!「論理的思考力」をアピールする例文
私が貴社を志望する理由は、複雑な社会課題をデータとロジックで解決していく事業内容に、自身の強みである論理的思考力を活かせると確信したからです。
大学のゼミでは、地域活性化をテーマに論文を執筆しました。
私はまず、関連する膨大な文献や統計データを収集・分析し、課題を「観光資源の認知度不足」「交通アクセスの不便さ」「若者向けのコンテンツ不足」の3点に分解しました。その上で、それぞれの課題に対する具体的な解決策を論理的に組み立てて提案し、教授から「最も説得力のある分析だ」と高く評価していただきました。
この経験で培った、物事を構造的に捉え、筋道を立てて解決策を導き出す力は、貴社でシステムエンジニアとして要件定義や設計といった上流工程に携わる際に必ず活かせると考えております。文系出身という背景を強みに、多様な視点から問題解決に貢献したいです。
チーム開発の要!「コミュニケーション能力」を伝える例文
私が貴社を志望する理由は、チームワークを重視し、多様なバックグラウンドを持つメンバーが協働する開発スタイルに強く惹かれたからです。
私は学生時代、5つの大学の学生が合同で運営するイベントの実行委員長を務めました。
価値観も専門分野も異なるメンバーの意見をまとめるのは困難でしたが、私は定期的な1on1ミーティングを実施し、一人ひとりの想いや懸念を丁寧にヒアリングすることを心がけました。その上で、全体の目標を共有し、各自の得意分野を活かせる役割分担を提案することで、チームの一体感を醸成しました。
結果、イベントは過去最高の来場者数を記録し、大成功を収めました。
ITプロジェクトにおいても、様々な職種のメンバーとの円滑な連携が不可欠だと認識しております。
私の強みである調整力と傾聴力を活かし、チーム内の潤滑油のような存在として、プロジェクトの成功に貢献したいです。
ライバルに差をつける!志望動機の質を爆上げする3つの秘訣
基本的な志望動機が書けるようになったら、最後にもう一歩踏み込んで、他の就活生と差をつけるためのプラスアルファの要素を加えていきましょう。採用担当者に「おっ、この人は違うな」と思わせるための、ちょっとした工夫です。
これからお伝えする3つの秘訣を意識するだけで、あなたの志望動機はさらに深みを増し、内定がグッと近づくはずです。
「よく調べてるな」と唸らせる企業理解の深め方
多くの就活生は、企業の採用サイトやパンフレットに書かれている情報だけで満足してしまいます。しかし、ライバルに差をつけるには、そこからさらに一歩踏み込んだ情報収集が不可欠です。
「この人は本気でうちの会社に入りたいんだな」という熱意は、企業理解の深さに比例して伝わります。
一歩進んだ情報源
- IR情報・中期経営計画
- 社長や役員のインタビュー
- 技術ブログ・登壇資料
これらの情報は、企業の「今」と「未来」をより深く理解するための宝の山です。例えば、中期経営計画を読み解けば、会社が今後どの分野に力を入れていくのかが分かります。
その方向性と自分のやりたいことを結びつけて語れば、「会社の未来まで見据えているのか」と、他の就活生とは一線を画す視点を示すことができます。
IR情報から企業の「未来の戦略」を読み解く
上場企業であれば、投資家向けに公開しているIR情報(決算説明資料や中期経営計画など)は必見です。ここには、企業の現状の業績だけでなく、今後の事業戦略や成長戦略が具体的に書かれています。
「貴社の中期経営計画を拝見し、特に〇〇事業に注力していくという戦略に感銘を受けました。私の〇〇という強みは、この事業の成長に貢献できると確信しています」といったように、企業の未来の戦略に絡めて自己PRをすることで、非常に高い志望度とビジネス視点をアピールできます。
技術ブログやエンジニアのSNSから「生の声」を拾う
多くのIT企業は、自社のエンジニアが執筆する技術ブログを運営しています。また、社員が個人で技術情報を発信しているケースも少なくありません。
これらの情報からは、企業がどのような技術を重視し、どんな課題に取り組んでいるのか、といった「現場のリアルな情報」を得ることができます。「貴社の技術ブログで〇〇という課題への取り組みを拝見しました。
私も〇〇という技術に興味があり、ぜひ貴社でその知見を深めたいです」と語れば、技術への高いアンテナと学習意欲を同時に示すことができます。
「この人と働きたい」と思わせるキャリアプランの伝え方
採用担当者は、あなたが「入社後にどんな成長を遂げ、会社に貢献してくれるのか」という未来の姿を具体的にイメージしたいと思っています。そのため、入社後のキャリアプランを明確に伝えることは、あなたの将来性や本気度を示す上で非常に効果的です。
漠然としたものではなく、具体的で実現可能なプランを提示しましょう。
1年後、3年後、5年後の具体的な目標を設定する
「頑張ります」という精神論だけでは不十分です。短期・中期・長期の視点で、自分がどうなっていたいかを具体的に語れるように準備しましょう。
「入社1年目は、とにかく基礎を固め、先輩の指導のもとで一人前のエンジニアになることを目指します。3年後には、小規模なプロジェクトのリーダーを任される存在になりたいです。
そして5年後には、〇〇の分野のスペシャリストとして、後輩の育成にも貢献したいです」といったように、段階的な目標を示すことで、あなたの計画性と成長意欲が伝わります。
企業の制度と自分のプランを結びつける
あなたのキャリアプランが、その企業で実現可能であることを示すのも重要です。企業のウェブサイトや説明会で、研修制度やキャリアパス制度について調べておきましょう。
「貴社の『〇〇マイスター制度』に魅力を感じています。私も3年後にはこの制度を活用し、〇〇分野の専門性を高めていきたいです」というように、企業の制度と自分のプランを結びつけることで、「この人はうちの会社で長く活躍するイメージが湧いているな」と、採用担当者にポジティブな印象を与えることができます。
提出ボタンを押す前に!後悔しないための最終チェックリスト
最高の志望動機が書けても、小さなミスで評価を下げてしまっては元も子もありません。提出する前に、必ず最終チェックを行いましょう。
自分一人で確認するだけでなく、可能であればキャリアセンターの職員や、社会人の先輩など、第三者に見てもらうことを強くおすすめします。客観的な視点からのフィードバックは、自分では気づけなかった改善点を発見する絶好の機会です。
最終チェックリスト
- 誤字脱字はないか
- PREP法になっているか
- 抽象的な表現はないか
- 企業名は正しいか
- 熱意は伝わるか
特に、誤字脱字や企業名の間違いは、「注意力が散漫な人」「志望度が低い人」という印象を与えかねない致命的なミスです。声に出して読んでみる、時間を置いてからもう一度読み返すなど、複数の方法でチェックするようにしましょう。
自信を持って提出できる状態に仕上げることが、内定への最後の後押しになります。
誤字脱字は致命的!音読で最終確認
文章を書き終えた直後は、脳が興奮状態にあり、簡単なミスを見逃しがちです。一度時間を置いて冷静になってから、必ず誤字脱字のチェックを行いましょう。
おすすめの方法は「音読」です。目で追うだけでは気づかなかった不自然な言い回しや、文章のリズムの悪さ、誤字脱字を発見しやすくなります。
たった一つのミスが、あなたの評価を大きく下げてしまう可能性があることを肝に銘じて、丁寧すぎるくらいに確認してください。
第三者の視点で「伝わるか」を客観的に見てもらう
自分では完璧だと思っていても、他人から見ると分かりにくい表現や、独りよがりな内容になっていることはよくあります。完成した志望動機は、ぜひ信頼できる第三者に読んでもらいましょう。
大学のキャリアセンターの職員、IT業界で働く先輩、あるいは友人や家族でも構いません。「何が言いたいか伝わる?」「熱意を感じる?」といった点を率直にフィードバックしてもらうことで、より客観的で伝わりやすい文章にブラッシュアップすることができます。


あなたの業界の意見お待ちしています!